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NY金は強気の米経済指標を嫌気して急反落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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NY金は強気の米経済指標を嫌気して急反落

  • 2020/11/24
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
23日のNY金は、急反落し、期近12月限としては7月17日以来の安値水準まで大きく売られた。NY金期近12月限は前週末比34.6ドル安(2日分合計で23.7ドル安)の1837.8ドル、NY白金期近1月限は同25.5ドル安(同19.8ドル安)の931.7ドル、NYパラジウム期近12月限は同30.5ドル安(同34.0ドル安)の2353.8ドル。
米製造業PMIが上振れしたことで、金は1860ドル台半ばの値位置から一気に1830ドル台に急落。ストップロスの売りがヒットしたことで、先日の安値である1850.0ドルをあっさり下抜いた。1828.0ドルの安値示現後、1830ドル台には戻すものの、1840ドルが大きな壁となっていた。期近12月限の整理商いが本番を迎える中、26日の感謝祭を前にして、整理商いに拍車がかかったといえる。週明けもワクチン開発の動きが圧迫要因となり、軟調地合いを強いられていた。堅調地合いをみせていた白金も金の急落に追随して大きく売られており、970ドルで目先の戻り高値示現ともみられている。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
23日のWTI原油は、続伸。WTI原油期近1月限は前週末比0.64ドル高(2日分合計で1.16ドル高)の43.06ドル、北海ブレント期近1月限は同1.10ドル高(同1.86ドル高)の46.06ドル。RBOBガソリン1月限は同2.68セント高(同3.75セント高)の119.71セント、NYヒーティングオイル期近1月限は同2.45セント高(同3.92セント高)の131.58セント。
引き続き、石油市場ではワクチンに対する期待が先行し、目先の需要悪化懸念は売り材料になり切れず、一段と上伸している。上昇のリード役となっているNYヒーティングオイルは清算値決定にかけ、上げ幅を拡大するなど、強調地合いは継続している。強気の米製造業PMIやOPECプラスによる現行水準の減産幅延長観測も支援材料になっていた。在庫統計に対して、ロイター通信が集計したアナリストの事前予想平均の暫定値で、原油在庫は前週比30万バレル減、ガソリン在庫は同20万バレル増、中間留分在庫は同80万バレル減となっている。

(CBOT大豆)
23日のCBOT大豆は、大幅続伸し、期近1月限は12ドルちょうどを示現した。期近1月限は前週末比11.00セント高(2日分合計で14.00セント高)のセント、期近3月限は同12.00セント高(同17.00セント高)の1193.25セント。
週明けから買いが先行し、早々に12ドルちょうどの高値を付けた。南米の乾燥リスクを警戒した買いが殺到したため。その後はさすがに利食い売りが先行し、上げ一服も、プラス圏で推移している。1186.0ドルを安値に下値固めの様相をみせた。米農務省が明らかにした週間輸出検証高は200万トンを越える強い内容だったことも支援材料に。12ドルも通過点との声が一般的。

(CBOTコーン)
23日のCBOTコーンは、期先限月中心に続伸している。期近12月限は前週末比3.50セント高(2日分合計で4.00セント高)のセント、期近3月限は同5.25セント高(同6.00セント高)のセント。
大豆同様、南米の乾燥した天候リスクを好感して急伸し、期近12月限は4.2850ドルのこれまでの高値を更新し、4.30ドルに迫る動きをみせた。しかし、4.30ドル台には抵抗をみせた。ところで、前週末から期先のサヤが買われるようになったが、将来的な南米の供給不安が再燃しているためとみられている。期近3月限はすでに4.30ドル台で推移しており、今後、4.50ドルを意識した展開も予想される。

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※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

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