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NY金は小幅安

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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NY金は小幅安

  • 2020/10/17
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
16日のNY金は、NY株価の上伸を嫌気して下落。NY金期近12月限は前日比2.5ドル安の1906.4ドル、NY白金期近1月限は同8.0ドル高の869.3ドル、NY銀期近12月限は同18.1セント高の2440.5セント。
欧州での新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒からドル高・ユーロ安基調に変わりない中、為替よりもリスクを警戒して、金はしっかりした値動きをみせていた。ただ、NY株価が急伸したこともあり、米国取引時間帯に入ると、金市場からの資金引き揚げの動きが加速し、金は値を消すことに。NY株価の上伸を背景にしてドル安・ユーロ高に振れたものの、金の支援材料になり切れず。清算値決定を前にして1910ドル台回復を試す場面もみせたが、米国取引時間帯ではプラス圏回復には至らず。その株価の上伸を好感して、銀と白金は上伸していた。来週22日に米大統領選挙候補者によるTV討論を控えており、それが注目されているが、欧州の新型コロナウイルス感染拡大もあり、金は1900ドル台を維持していた。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
16日のWTI原油は、続落しているが、前日同様、清算値決定にかけて買い戻されていた。WTI原油期近11月限は前日比0.08ドル安の40.88ドル、北海ブレント期近12月限は同0.23ドル安の42.93ドル。RBOBガソリン11月限は同1.12セント安の116.88セント、NYヒーティングオイル期近11月限は同0.96セント安の117.91セント。
本日はNY株価の強調地合いが支援材料となり、買い直された模様。欧州時間帯にかけては欧州での新型コロナウイルスの感染拡大による石油需要の後退が警戒され、下値を試す展開に。15日にOPECプラスの専門家会合があり、来年1月から現在の協調減産幅をさらに200万バレル引き下げることが確認されたが、下落局面ではこれも圧迫要因に。ただ、WTI期近11月限が40ドル台を維持したこともあり、米国取引時間帯では前日同様、テクニカルな買いが優勢になり、下げ幅縮小へ。来年1月からの協調減産幅にさらなる縮小もまだ予定であり、それを警戒して現時点か売り材料として売りを仕掛ける状況でもないとして、売り材料になり切れなかったようだ。

(CBOT大豆)
16日のCBOT大豆は、週末要因の利益確定売りに急反落している。期近11月限は前日比11.50セント安の1050.75セント、期近1月限は同0.75セント安の407.25セント。
米農務省による週間輸出成約高は263.1万トン(事前予想は150万~220万トン)で、事前予想上限を上回った。また、デイリーベースの成約として39万1150トンの仕向け先不明の成約があったことも明らかにされた。米農務省の発表に対する期待から、発表前に期近11月限は10.70ドル台に上伸していたが、発表をキッカケにして、知ったらしまいの展開となり、一気に10.60ドル割れをみせた。利益確定売りが膨らみ、その後、高値から20セント近く値を消すことに。ブラジルの乾燥した天候リスクなど、支援材料に変わりないが、連日の急伸に対する警戒もあり、中国による買い控えも警戒された模様。

(CBOTコーン)
16日のCBOTコーンは、高値更新を演じるものの、大豆急反落に追随する格好で引けにかけて売り込まれ、小反落となった。期近12月限は前日比1.25セント安の402.50セント、期近3月限は同0.75セント安の407.25セント。
米農務省による週間輸出成約高は65万5200トン(事前予想は60万~120万トン)。やや期待外れだったこと、大豆の急落もあり、コーンも追随安を強いられ、高値から7セント近くも売られることに。しかし、乾燥した天候の供給不安を警戒して小麦が急伸したことに追随して買い直され、期近12月限は4.0650ドルまで切り返した。ただ、大豆が引けにかけて売り直されたこともあり、コーン市場の利益確定売りを催促する格好となり、マイナス圏に沈む場面も。それでも、期近12月限が4ドルの大台を維持したこと、週末要因の利益確定売りで下落したものの、天候リスクは高まっており、週明け以降、出直りをみせるとの見方も多い。小麦が大幅続伸したため、コーンの下げは限定的だったともいえる。

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