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NY金はドル安を好感して続伸

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

NY金はドル安を好感して続伸

商品先物 有料マーケット情報
  • 2017/08/12
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
11日のNY金は続伸。NY金期近12限は前日比3.9ドル高(2日分合計で14.7ドル高)の1294.0ドル、NY白金期近10限は同3.8ドル高(同13.6ドル高)の989.7ドル。
利食い売りから1286.7ドルまで下落したが、地政学リスクもあり、それ以上の下押しはみられず、1285ドルでの下値目途を確認する動きをみせた。注目の7月の米CPIは市場予想を下回る弱気な内容となり、米国でのインフレリスクが後退し、12月に予想される米追加利上げの可能性が縮小し、金を押し上げることに。米朝の緊張状態の解消は目先難しく、週明けのNY金は1300ドルを試し、それも通過点になるだろう。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
11日のWTI原油は小反発。WTI原油期近9月限は前日比0.23ドル高(2日分合計で0.74ドル安)の48.82ドル、北海ブレント期近10月限は同0.20ドル高(同0.60ドル安)の52.10ドル。RBOBガソリン9月限は同1.02セント高(同0.70セント安)の161.30セント、NYヒーティングオイル期近9月限は同0.33セント高(同1.87セント安)の163.46セント。
国際エネルギー機関(IEA)は明らかにした月報で、OPECの原油生産が3か月連続の増加が指摘された。減産達成率も75%としており、これまでのOPEC月報やロイター予想よりも厳しい数字だったことで、減産順守に対する懐疑的な見方が台頭し、WTI期近9月限は47.98ドルまで一時下落。ただ、ドル安が進行したことで、週末要因の買い戻しにつながり、安値からちょうど1ドルの戻りをみせた。実勢悪のため、週明けはまた売り直されるとみられているが。

(CBOT大豆)
11日のCBOT大豆は値ごろ買いが台頭し、小反発。期近9月限は前日比5.50セント高(2日分合計で26.25セント安)の939.50セント、新穀11月限は同5.50セント高(同27.00セント安)の945.75セント。
前日、米農務省はトレンドイールドを上回るイールドを設定した生産高予想を明らかにしており、当然ながら過去最高の生産高の水準である。連続の大豊作が示されたことで、市場は失望売りが膨らみ、30セント以上も急落をみせた。週末はポジション調整もあり、自律反発をもたらす値ごろ買いが台頭したが、前日の急落を加味すれば、小幅高に過ぎない。新穀11月限は9.50ドルを壁にして、世界的な供給過剰のさらなる拡大から、9.00ドルを意識した展開も。本日のファンド筋の買い越しは推定4500枚。2日分合計で1万1500枚の売り越しとみられる。

(CBOTコーン)
11日のCBOTコーンは自律反発を演じた。期近9月限は前日比4.00セント高(2日分合計で10.25セント安)の361.25セント、新穀12月限は同4.00セント高(同10.50セント安)の375.00セント。
前日、大幅安をみせ、6週間振りの安値を示現したが、週末要因の利食いの買い戻しも手伝って、引けにかけて買い戻しが膨らんだという。本日のファンド筋の買い越しは推定9000枚。2日分合計で2万3500枚の売り越しとみられる。シカゴ引け後に発表されたCFTCの取組内訳で、大口ファンドのネットロングが縮小したものの、また13万枚以上のネットロングを示しているため、週明けの売り材料になるとの声も。小麦が一段と下落しているが、小麦の動向も目先の上値とみられ、新穀12月限の3.80ドルは大きな壁となって立ちはだかるとみる向きが多い。

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