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NY金の急反発により6500円台回復、白金標準も反発

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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NY金の急反発により6500円台回復、白金標準も反発

  • 2021/10/19
  • 情報サービス室
  • デイリーコメント

(東京石油市場)
19日のドバイ原油は海外原油の値崩れによって急落。ドバイ原油の中心限月3月限は前日比840円安の5万6240円、バージガソリンの中心限月4月限は同890円安の7万4000円、バージ灯油の中心限月4月限は同760円安の7万4930円。
夜間立会の時間帯で海外原油はWTIとブレントは高値更新をする動きを見せたが、その後は大きく崩れる動きを見せた。WTIの12月限は序盤にタイトな需給バランスによって買い進まれ83.18ドルの高値をつけたが、その後は日本政府や米国によるOPECプラスに対して増産の要請を働きかけを検討している事から増産圧力が高まり利益確定の売りが台頭し81.21ドルまで売られる動きとなった。この海外原油の動きを受けてドバイ原油の中心限月は5万7210円の高値から5万5860円まで急落する動きとなった。日中立会はWTIが81.70ドル台まで戻りを見せドバイ原油は9時過ぎに5万6110円まで下げ幅を縮小する動きとなったが、10時前からWTIが売られる動きになり81.20ドル台まで下がるとドバイ原油は為替の円高の動きもあって5万5700円まで日中の安値を更新した。しかしその後はドル安の動きもあってWTIが81.80ドル台まで下げ幅を縮小する動きになりドバイ原油は5万6160円まで戻りを見せた。昼過ぎからはWTIが上げ一服の展開となり再びマイナス圏まで下がる動きを見せるとドバイ原油は5万6000円を挟んだ動きを見せたが、15時過ぎにWTIが82.10ドル台まで上昇しドバイ原油は5万6260円まで買い直された。海外原油は序盤はプラス圏とマイナス圏を行き来する動きとなったが次第に上昇しWTIは82.18ドルまで上がる動きを見せている。前日に高値更新してからOPECプラスに対する増産の圧力によって崩れる動きを見せたが、本日はWTIは再び82ドル台まで買い直されている。まだOPECプラスの現状に変わりはない状況となっているが、高値警戒感やここ最近の週間原油在庫が4週連続で増加している中で下げ渋りとなっていた分の調整安も警戒したい。目先は明日の週間在庫統計が注目される。ドバイ原油は5万6000円割れの動きから切り返しの動きを見せているが海外原油の高値圏での不透明な動きが想定され臨機応変に対処したい。

(貴金属市場)
19日の金標準はNY金の急反発により6500円台回復、白金標準も反発。金標準の中心限月8月限は前日比46円高の6510円、白金標準の中心限月8月限は同25円高の3845円。
夜間立会の時間帯で序盤にNY金の12月限は米長期金利の上昇や他の貴金属市場の値崩れによって1760.3ドルまで下落する動きを見せたが、その後は上昇した米長期金利が低下するとドル安の動きからNY金は1771ドル台まで上昇する動きとなった。このNY金の動きを受けて金標準の中心限月は6465円の安値から6495円まで上昇する動きとなった。しかし高値をつけてからは米長期金利の低下が一巡しドル安も一服するとNY金が1764ドル台まで売り直され金標準も6470円台まで上げ幅を縮小した。日中立会はNY金が続落の動きを見せ1763ドル台まで下がると金標準は寄付き直後の6471円まで下がる動きを見せたが、9時過ぎから米長期金利が低下しドル安・ユーロ高の動きになるとNY金がプラス圏となり14時過ぎに1778ドル台まで水準を上げると金標準は円高の動きによって上昇を抑えられながら6516円まで日中の高値を更新した。NY金はドル安・ユーロ高の動きから1778.3ドルまで上昇する動きとなっている。前日の安値から15ドル以上の戻りを見せひとまず先週末からの下げは一巡した動きとなっている。1770ドル後半まで戻りを見せているが、11月からテーパリングの実施も警戒され目先は1780ドル台に戻るか注目したい。金標準は日中に6500円台まで急反発する動きを見せているが、円安にブレーキがかかっており前週ほどの勢いはなく6500円を超えてからは上値の重い展開を想定したい。白金は夜間でNY白金の1月限が半導体不足による自動車生産の減産拡大や長期化による白金需要の悪化懸念によって続落の動きを見せ1034.8ドルまで売られ白金標準の中心限月は3778円まで続落となった。安値をつけてからはNY白金が1039ドル台まで下げ幅を縮小する展開となったが、白金標準も戻りはイマイチで3780円台で推移した。日中はNY白金が軟調地合いを維持し1037ドル台で推移すると白金標準は9時前に3776円まで夜間の安値を更新する動きとなったが、9時過ぎからドル安・ユーロ高の動きになりNY白金は14時過ぎに1056ドル台まで急反発する動きになると白金標準は円高の動きによって上昇を抑えられる動きを見せながらも3850円まで上昇した。NY白金は日中にドル安・ユーロ高の動きから1056.5ドルまで急反発している。ただ前日は20ドル以上の下げを見せており半値戻りの動きを見せているが、白金の需給バランスが改善された訳でもなく弱気なファンダメンタルズによって再び戻り局面では売られる動きも警戒される。まだ自動車生産の減産の動きは続いており白金需要の低迷な続くと見てNY白金は戻り売りの動きを想定したい。白金標準は日中にNY白金の戻り基調によって3850円まで反発する動きとなったが、国内ではも触媒需要の後退は続くと見て強引な戻りは売り場提供になるとみたい。

(ゴム市場)
19日のゴムRSSの中心限月は上海ゴムの急騰により一時234.5円まで上昇。中心限月3月限は前日比9.1円高の233.1円。
夜間立会でゴムの中心限月は寄付き直後に225.9円まで反発する動きを見せたがその後は224.2円まで上げ幅を縮小する動きとなった。日中立会は上海ゴムの時間外が上昇しゴムは寄付き直後に226.6円まで上げ幅を拡大したがその後は225.1円まで上げ幅を縮小した。しかし10時前から再び買われる動きを見せ226円台まで戻りを見せ、再開した上海ゴムが急伸する動きになるとゴムは15時過ぎに224.5円まで日中の高値を更新した。ゴムの中心限月は10月8日の高値の233.1円を超える動きとなっている。上海ゴムの大幅上昇が支援材料となりゴムは直近高値を更新しているが、前回は233.1円の高値をつけた後に実勢悪から220円まで売られる動きを見せている。今回も上海ゴムの上昇した要因は不明となっているが、ゴムの需給関係は自動車生産の減産は続いておりゴムの需要は厳しい状況が続いている事から高値圏からは再び値崩れを警戒したい。ひとまず上海ゴムの上昇次第となるが、上海ゴムの上げ一服の動きからの値崩れを想定したい。

(トウモロコシ市場)
19日のトウモロコシは大幅続伸。トウモロコシの中心限月11月限は前日比340円高の3万8390円。
夜間立会の時間帯でシカゴコーンは強気な輸出検証高が支援材料となり12月限は5.3375ドルまで大幅続伸した。トウモロコシの中心限月はサヤを買う動きやシカゴコーンの上昇もあって3万8220円まで続伸した。日中立会は寄付き直後に3万8500円まで上げ幅を拡大したが、再開したシカゴコーンが反落する動きを見せトウモロコシは上げ一服の動きから3万8210円まで上げ幅を縮小した。その後は3万8300円を挟んだ動きが続きトウモロコシは続伸となったが14時過ぎに3万8500円まで上がった。日中のシカゴコーンは今朝発表された収穫率は予想を下回る動きを見せたが、平年を上回る順調なペースとなっており売り直されている。ひとまず上げ一服の様相を見せており、順調な収穫に対してのハーベストプレッシャーも意識される動きになると見てシカゴコーンの軟調地合いは続くとみたい。トウモロコシは日中に3万8500円まで上昇する動きを見せているが、シカゴコーンの反落による調整安も想定されるが、サヤを買う動き次第とみたい。

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