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NY貴金属は全面高

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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NY貴金属は全面高

商品先物 有料マーケット情報
  • 2017/03/17
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
16日のNY金は急騰を演じ、一時1230ドル台まで買い進まれた。NY金期近4月限は前日比26.4ドル高の1227.1ドル、NY白金期近4月限は同21.6ドル高の958.4ドル。
米FOMC声明後にドル安が加速したが、市場が期待したタカ派的な内容にならなかったためで、ドル安を手掛かりにNY貴金属は全面高の様相となった。NY金は期近4月限の一代足でみる20日移動平均線をアッサリ上抜き、半値戻しの1229.7ドルも越えて1230ドル台へ。1234.0ドルまで買い進まれたが、さすがに一気の急騰に対する警戒もあり、その後は利食い売りに値を消し、清算値ベースでは20日移動平均線を下回ってしまった。金以外の貴金属は高値から大きく値を崩していることもあり、金の目先の高値を示現したとの見方も一部で聞かれる。強気の基調に転じたとはいえ、四半期末を控えて、不安定な相場展開をしばらくは想定すべきでは。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
16日のWTI原油は一時急伸するものの、買いが続かず、高値から大きく値を消している。WTI原油期近4月限は前日比0.11ドル安の48.75ドル、北海ブレント期近5月限は同0.07ドル安の51.74ドル。RBOBガソリン4月限は同1.08セント高の159.42セント、NYヒーティングオイル期近4月限は同0.81セント安の150.43セント。
ドル安の影響でWTIやブレントも一段と買い進まれた。原油独自の材料で買い進まれたというよりも、ドル安とテクニカルな買いが相場を押し上げたとみられる。ただ、WTIで50ドルはかなり遠く、高値から一時、1ドル以上も急落する場面もみせた。米国の原油増産傾向が続いていること、原油在庫の減少とはいえ、記録的な高水準に変わりないこと、OPECやその他産油国の協調減産が怪しい状況の中、50ドル手前は格好の売り場提供になってしまったようだ。この高値からの急落で目先の戻り高値を確認したともみられ、再び実勢悪で下値探りも予想されるという。

(CBOT大豆)
16日のCBOT大豆はポジション調整の中、小反発。期近5月限は前日比3.50セント高の1001.50セント、新穀11月限は同2.25セント高の995.25セント。
連日の安値更新の対する売られ過ぎ警戒の中、値ごろ買いが支えになって反発することに。米農務省が発表した週間輸出成約高は弱気な内容で、大豆需要の鈍化が一層、顕著になっていた。期近5月限は10ドル台を回復しているが、高値から値を消しており、買いには慎重でもある。南米の大豊作による荷圧迫懸念は払しょくされず。

(CBOTコーン)
16日のCBOTコーンは3営業日連続での上昇を演じている。期近5月限は前日比2.75セント高の366.25セント、新穀12月限は同2.75セント高の387.75セント。
前日までの戻り局面同様、値ごろ買いが先行し、水準を切り上げる展開をみせた。注目の米農務省の週間輸出成約高は2016年度分で125万5400トンとなり、事前予想を上回る内容に。強気の内容を想定して、すでに買い進まれていただけに、しばらくは反応薄だったが、米国時間帯に入って買い進まれることに。これで3営業日連続で上昇しているが、目先は期近月限の200日移動平均線のある3.69ドル台も視野に入れた展開とも考えられている。

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