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NY貴金属は全面安

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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NY貴金属は全面安

  • 2021/11/03
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
2日のNY金は、反落。NY金期近12月限は前日比6.4ドル安の1789.4ドル、NY白金期近1月限は同28.0ドル安の1039.3ドル、NY銀期近12月限は同56.6セント安の2350.7セント。
1800ドルに対する高値警戒の動きをみせたことに加えて、前日急伸した白金やパラジウムが急反落したこと、銀の大幅安などその他貴金属の値崩れが金の重石になっていた。前日、需要拡大観測が一部アナリストのレポートで示されたこともあり、白金・パラジウムがテクニカルな買いも誘って急伸したが、再び急落している。自動車減産の長期化・拡大が指摘される中、自動車用触媒需要の需要拡大観測は全くの不透明で、結果的には売り場提供に。NYダウが急伸する中、実勢悪から売り直されていた。金は1790ドルを下回っているが、米FOMC声明待ちで、狭いレンジで推移している。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
2日のWTI原油は、期近限月が下落するものの、その他限月はマチマチ。WTI原油期近12月限は前日比0.14ドル安の83.91ドル、北海ブレント期近1月限は同0.01ドル高の84.72ドル。RBOBガソリン12月限は同4.08セント高の245.01セント、NYヒーティングオイル期近12月限は同0.51セント高の250.82セント。
4日のOPECプラスの閣僚級会合を前にして、米APIの週間石油在庫統計が注目されている。原油在庫の大幅増加も予想されており、WTI期近限月の圧迫要因に。期近12月限は83ドル割れもみせたが、そこでは4日のOPECプラスの閣僚級会合を意識した値ごろ買いもみられた。前日同様、NYガソリンが急伸しているが、WTIやブレントの支援材料になり切れず。米国での需要拡大がガソリンの支援材料に。ガソリン在庫の減少予想も相場を押し上げ、ガソリンは前日に続いて、清算値決定にかけて高値更新をみせている。

(CBOT大豆)
2日のCBOT大豆は、買い戻しに反発している。期近1月限は前日比6.00セント高の1254.50セント、期近3月限は同6.50セント高の1264.75セント。
ここ最近、小麦やコーンの強調地合いに対して、大豆はつなぎ売りの対照となり、軟調地合いを強いられていた。ただ、急伸していた小麦とコーンが反落したことで、売りつながれていた大豆が買い戻され、上伸している。スプレッドの解消が大きな支援材料になっていた。また、米コーンベルトでの大豆の収穫ペースがかなり遅れていることも支援材料に。

(CBOTコーン)
2日のCBOTコーンは、小麦安に追随して反落。期近12月限は前日比6.50セント安の572.50セント、期近3月限は同6.50セント安の580.50セント。
シカゴ小麦は期近ベースで2012年12月以来の高値水準まで急伸し、一時8.07ドルの高値を示現。ただ、高値警戒からの利益確定売りが台頭し、シカゴコーン市場での手じまい売りを催促することに。コーンもここ最近の高値を更新したが、期近12月限は高値から10セント以上も値を消し、上ヒゲの長いチャートを形成しており、目先の天井形成との指摘も。コーンの米コーンベルトでの収穫ペースの鈍化は序盤の支援材料になっていたが、5.90ドルが結果的に大きな壁に。

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※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

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