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NY白金は続伸し、一時急伸を演じる

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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NY白金は続伸し、一時急伸を演じる

  • 2021/01/22
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
21日のNY金は、米長期金利の上昇を嫌気して軟化している。NY金期近2月限は前日比0.6ドル安の1865.9ドル、NY白金期近1月限は同11.6ドル高の1128.0ドル、NY銀期近3月限は同8.8セント高の2585.4セント。
米長期金利の低下やインフレヘッジの買いとして上伸し、上値抵抗線とみられた200日移動平均線を上抜いたこともあり、テクニカルな買いもみられ、1874.6ドルの高値を付けた。ただ、米国取引時間帯には1857.5ドルの安値を付けるなど、1870ドルに抵抗をみせており、上値の重い展開を強いられた。これは米長期金利が上昇の兆しをみせたこともあり、高値警戒からの利食い売りが台頭したため。それでも、今後は200日移動平均線を下値支持線として一段高も期待されており、下値固めの様相をみせていた。白金の急伸が目立った。1月4日の1142.0ドルの高値を上抜き、1163.4ドルまで一時急伸。テクニカルな買いに加えて、感染拡大による南アの供給不安が買いを誘って、1142.0ドルを上抜いたことから、ストップロスの買いがヒット。ただ、パラジウムの値崩れもあり、白金市場での高値警戒から、米国取引時間帯にはジリ貧の様相をみせ、上げ幅を縮小していた。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
21日のWTI原油は、反落。WTI原油期近3月限は前日比0.15ドル安の53.05ドル、北海ブレント期近3月限は同0.02ドル高の56.10ドル。RBOBガソリン2月限は同0.40セント高の154.79セント、NYヒーティングオイル期近2月限は同0.02セント高の160.06セント。
狭いレンジの取引を強いられ、テクニカルな動き主体の展開をみせていた。
バイデン米大統領の追加経済対策への期待から、思惑買いで上伸した海外石油市場だったが、その就任によって知ったらしまいの展開となり、軟調地合いを強いられていた。ただ、石油需要の回復を期待する仕掛けも解消されず、意外に底固い動きをみせたこともあり、結果的にWTI3月限は53ドルを挟む水準でのもみあいとなった。薄商いの中、テクニカルな買いに一時、53.41ドルを示現する場面もあったが、瞬間的な上昇にとどまり、あっさりと軟化するなど、買いも長続きせず。週末に発表される米EIAの週間石油在庫統計に対する警戒もあり、上値は抑制されていたとの声も。

(CBOT大豆)
21日のCBOT大豆は、引けにかけて期近限月も売られ、新穀限月同様、続落となった。期近3月限は前日比1.50セント安の1368.00セント、新穀11月限は同6.25セント安の1165.50セント。
米農務省は中国が13万6000トン、メキシコが16万3290トンの米国大豆の成約をみせたことを公表した。これを受け、期近3月限は13.87ドルまで一時急伸した。南米の降雨を嫌気して急落したが、南米の供給不安が再燃した動きとみられる。しかし、降雨による作柄改善期待からこの戻りは売り場提供となり、上げ幅縮小へ。連日の急落に対する調整高に過ぎないとの声も。新穀限月が続落したことで、南米の降雨による先安懸念の表れとも指摘されていた。

(CBOTコーン)
21日のCBOTコーンは、連日の急落に対するポジション調整高がみられ、期近限月は小反発。期近3月限は前日比1.25セント高の523.25セント、新穀12月限は同1.50セント安の447.50セント。
前日の安値からの出直りが大きかったこともあり、目先の底入れ観測もあり、テクニカルな買いにつながったようだ。また、米農務省は仕向け先不明として33万6500トンの成約があったことを公表。これを受け、期近3月限は5.3150ドルまで買い直されたが、5.30ドル台回復は一時的。南米の降雨による作柄改善期待が売りを誘っていた。それでも南米の供給不安から、強気のスプレッド(期近買い・新穀売り)がみられ、新穀限月は売り買いが交錯していた。期近3月限は5.10ドル台での下値固めとの見方が支配的ながら、波乱含みの展開はまだ続くとみられている。

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※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

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