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金標準はNY金の急反発によって上昇もその後は上げ幅を縮小、白金標準は急落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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金標準はNY金の急反発によって上昇もその後は上げ幅を縮小、白金標準は急落

  • 2021/09/15
  • 情報サービス室
  • デイリーコメント

(東京石油市場)
15日のドバイ原油は海外原油の乱高下の動きと円高によって反落。ドバイ原油の期先2月限は前日比310円安の4万7290円、バージガソリンの期先3月限は同50円安の6万4430円。バージ灯油の期先3月限は同120円安の6万2390円
夜間立会の時間帯で海外原油は米国の熱帯低気圧のリスクを警戒して序盤から買い先行の展開となりWTIの11月限は70.97ドルまで上昇する動きとなった。しかしその後に米国の弱気な経済指標によってNYダウが急落しWTIは利益確定の売りよって70ドル割れとなり69.75ドルまで急落する動きとなった。ただ安値をつけてからは再び熱帯低気圧を警戒したリスク買いの動きによりWTIは70.30ドル付近まで上がった。この海外原油の動きを受けてドバイ原油の期先は4万7670円の高値から円高の影響もあって4万6760円まで急落する動きを見せたが、その後4万7130円まで戻る動きとなった。日中立会は朝方に発表されたAPIの在庫統計が強気な内容となりWTIは続伸し9時過ぎに70.70ドル台まで上がるとドバイ原油は4万7380円まで下げ幅を縮小した。しかしその後はWTIが上げ一服の動きとなり11時過ぎに70.40ドル台まで上げ幅を縮小するとドバイ原油は4万7150円まで売られる動きとなったが、12時前からWTIが再び買われる動きとなり70.70ドル台を回復するとドバイ原油は4万7400円まで戻りを見せた。日中の海外原油は続伸の動きとなりWTIは70.78ドルまで上昇している。米テキサス州に上陸している熱帯低気圧は洪水などを発生させており、まだ石油施設関連の被害は不透明となっているが、前回のハリケーンの被害の復旧の遅れている地域への被害も警戒され強調地合いとなっている。引き続き熱帯低気圧による石油施設関連の被害状況次第の動きとなっている。ドバイ原油は日中に4万7400円まで下げ幅を縮小する動きとなっているが、海外原油の強調地合いを見せており更なる戻りも想定したい。目先は熱帯低気圧の被害状況による一段の上昇も警戒したい。

(貴金属市場)
15日の金標準はNY金の急反発によって上昇もその後は上げ幅を縮小、白金標準は急落。金標準の期先8月限は前日比8円高の6345円、白金標準の8月限は同116円安の3249円。
夜間立会の時間帯で序盤に強気な米経済指標を警戒してNY金の12月限は1780.6ドルまで売られる動きを見せたが、米経済指標が事前予想を下回る結果になるとドル安やNY株価の急落による米長期金利の低下の動きによってNY金は急反発となり1810.6ドルまで急伸する動きとなった。このNY金の動きを受けて金標準の期先は6300円まで下落した後に6369円まで上昇した。しかし高値をつけてからは他の貴金属の下落によってNY金は上げ幅を縮小する動きになり1805ドル付近まで下がると金標準も6350円台まで水準を下げる動きとなった。日中立会はNY金が軟調地合いを見せ10時過ぎに1803.1ドルまで売られると金標準は為替の円高の動きもあって6343円まで上げ幅を縮小する動きとなった。その後はNY金が下げ一服となり11時過ぎに1806ドル台まで戻りを見せると金標準も6357円まで買い直される動きとなったが、昼過ぎからNY金が再び下げ幅を拡大し14時過ぎに1803ドルドル台まで下がると金標準は6344円まで上げ幅を縮小した。日中のNY金は1803.1ドルまで売られる動きとなっている。前日に弱気な米経済指標によってNY金は1810ドル台まで上昇する動きを見せたが、年内に実施されるテーパリングが引き続き高値圏では圧迫要因となり高値から売られる動きが続いている。まだ1800ドル台からの上値の重い展開が想定されテーパリング実施による値崩れの警戒する展開が続くとみたい。金標準も夜間に6369円の高値をつけてから6343円まで売られる動きを見せている。NY金と同様に年内のテーパリングを背景に高値圏からの値崩れを警戒したい。白金は夜間でNYパラジウムの下落に引っ張られNY白金の10月限は序盤から軟調地合いを維持し950ドル割れの展開から927.1ドルまで急落する動きとなった。このNY白金の動きを受けて白金標準の期先は3300円割れの動きから3282円まで売り込まれた。ただ安値をつけてからはNY白金が942ドル台まで戻りを見せ白金標準も3327円まで下げ幅を縮小する動きとなったが、NY白金の戻りが一時的となり再び933ドル付近まで売られると白金標準も3300円割れの動きとなった。日中はNY白金が軟調地合いを維持し11時過ぎに922ドルまで売られ前日の安値を下回ると白金標準は3247円まで売り込まれた。その後はNY白金が下げ一服の動きから929ドル台まで戻りを見せると白金標準は3280円まで下げ幅を縮小したが、NY白金の戻りも一時的となり14時過ぎに919.7ドルまで安値更新すると白金標準も3236円まで下げ幅を拡大した。日中のNY白金は軟調地合いを維持し920ドル割れまで続落する動きとなっている。白金需要の低迷の状況と10月限の整理商いによって下値水準の切り下げの動きとなっているが10月限の整理商いが一巡するまでは更に軟調地合いは続くとみたい。白金標準も日中に3236円まで下がる動きとなったがNY白金の軟調地合いの継続予想によって更なる下値水準の切り下げを想定したい。

(ゴム市場)
15日のゴムRSSの期先2月限は続伸し一時206円台まで急伸。期先2月限は前日比1.0円高の204.9円。
夜間立会でゴムの期先は前日の流れを引き継ぎ206.6円まで上昇する動きとなった。しかし日中立会はNYダウの急落や夜間立会の急伸による高値警戒によってゴムの期先は寄付きから売られる展開となり10時過ぎに203.3円まで売り込まれる動きとなった。しかしその後は安値から買い直される動きとなり上海ゴムの堅調地合いもあってゴムの期先は13時過ぎに206.9円まで高値を更新した。ただ15時前からゴムの期先は上げ幅を縮小する動きになり大引け前に204.6円まで上げ幅を縮小した。ゴムの期先は日中に206.9円まで上昇し9月8日の高値を超える動きとなっている。チャートは197.4円の安値をつけてから戻り基調の動きを見せ次の上値目標となると9月7日の高値の211.4円となっている。ただその水準までは5円以上の値幅がありひとまず208円付近までの戻りとみたい。国内の自動車生産の減産に変わりはないが、時期的には冬タイヤの需要の拡大に入るため戻り売り一辺倒な見方は解消したい。ひとまず200円台でのレンジの動きと見て臨機応変に見ていきたい。

(トウモロコシ市場)
15日のトウモロコシの期先は急反発し3万4000円台を回復。トウモロコシの期先9月限は前日比240円高の3万4110円。
夜間立会の時間帯で世界的な供給不安によってシカゴ小麦が急反発の動きを見せシカゴコーンも追随する動きとなり12月限は5.2150ドルまで上昇した。このシカゴコーンの動きを受けてトウモロコシの期先は3万4070円まで上昇する動きとなったが、その後は為替の円高の動きもあって3万3990円まで上げ幅を縮小した。日中立会は寄付きから再び3万4000円台を回復する動きになり、再開したシカゴコーンが続伸の動きになるとトウモロコシは10時過ぎに3万4120円まで日中の高値を更新した。しかしその後はトウモロコシは上げ一服の展開になり3万4100円割れの動きとなったが、14時過ぎに再び3万4110円まで買い直された。日中のシカゴコーンは続伸し12月限は5.2450ドルまで上がる動きとなっている。前日から小麦の世界的な供給不安が支援材料となりシカゴコーンは上昇する動きを見せているが、シカゴ小麦は日中は反落に展開となっている。引き続きシカゴ小麦の動き次第となっているが、シカゴコーンは日中に9月10日の高値を上抜ける動きを見せておりチャートは戻り基調となっている事からテクニカルな買いによる一段の上昇も想定したい。前回高値の5.24ドルを超えた事によって次に上値目標は5.2625ドルとなっている。トウモロコシは日中に3万4120円まで上昇する動きとなったが、シカゴコーンの堅調地合いから3万4000円台を維持する動きになるとみたい。シカゴコーンの更なる上昇も想定されトウモロコシの上値水準の切り上げも期待したい。

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※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

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