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金標準はNY金の急反発で下げ幅縮小、白金標準は大幅続落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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金標準はNY金の急反発で下げ幅縮小、白金標準は大幅続落

  • 2020/07/31
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京石油市場)
31日のドバイ原油・バージガソリン・灯油はWTIの40ドル割れの動きもあって下げ幅拡大。ドバイ原油の期先12月限は前日比690円安の2万8510円、バージガソリンの期先2月限は同940円安の4万0680円、バージ灯油の期先2月限は同780円安の4万3800円。
前日の海外原油は弱気な米国の経済指標を受けて急落する動きになりWTIの9月限は一時39ドルを割れる動きとなったが、その後は米国の石油需要の底堅い見方から40ドルまで買い戻される波乱の動きとなった。この海外原油の乱高下でドバイ原油・バージガソリン・灯油も大幅急落後に大きく戻る動きとなった。ドバイ原油の期先は2万7840円まで売られた後に2万8800円までの戻りとなった。日中立会では朝方からWTIが40.50ドル台まで反発するなど堅調地合いとなり、ドバイ原油は寄付きで2万8850円まで上がったが、9時過ぎからWTIの上げ一服と為替の円高の動きになりドバイ原油は下げ幅を拡大し10時過ぎには2万8590円まで下がった。ただその後はWTIの戻りもあってドバイ原油は2万8710円まで上がったが、11時前からWTIの上げ幅縮小の動きになり12時過ぎにWTIが40ドルを割れる動きになるとドバイ原油は2万8440円まで下がった。14時過ぎにもWTIの40ドル割れとなりドバイ原油は再び日中安値を更新し2万8400円まで下がった。WTIは40ドルを回復する動きを見せたが、昼過ぎには40ドルを割れる動きも見せ戻りもイマイチとなっている。米国の弱気な経済指標や8月からのOPECプラスの協調減産の縮小も踏まえるとWTIはまだ軟調地合いが続くと見たい。ドバイ原油は2万8500円を割れる動きとなったが、目先は2万8000円割れを試す動きになると見たい。

(貴金属市場)
31日の金標準はNY金の急反発で下げ幅縮小、白金標準は大幅続落。金標準の期先6月限は前日比4円安の6632円、白金標準の期先6月限は同72円安の3044円、パラジウム期先6月限は同293円安の6978円。
前日のNY金の12月限は高値警戒感と月末のポジション調整で反落の動きとなったが、再び1950ドル台の安値からは切り返す動きとなった。NY金の乱高下に金標準の夜間立会は翻弄され高値の6629円をつけた後に6565円まで急落する動きとなった。日中立会ではNY金が朝方から反発する動きを見せ金標準は6590円台で推移したが、9時過ぎから為替が円高の動きとなり金標準は6590円割れの動きとなった。ただドル安の動きによりNY金が1978ドルまで上がる動きになり金標準は9時半過ぎに6599円まで再び上がる動きとなった。10時なるとNY金が1980ドルを超える動きとなり金標準は6600円台に乗せ12時台には1990.0ドルまで上がり金標準は6623円まで日中高値を更新した。13時過ぎになるとNY金の上げ一服と為替が円高に進み金標準は6602円まで下がったが、15時前に再びNY金が1990ドルを超える動きになり大引けには1995ドルを超え6632円まで上がった。NY金は反発する動きを見せ1996.5ドルまで上がる動きとなった。金標準は序盤は為替の円高の動きで上昇を抑えられる動きとなったが、昼前から為替の円高一服とNY金の一段の上昇で6600円を回復すると6632円まで上がる動きとなった。NY金は前日と同様に1950ドル台が買い場となって安値から大きく戻る動きとなっている。まだNY金の堅調地合いは続くと見ており、金標準も同様に強い動きが続くと見たい。白金標準はNY白金が大幅続落の動きを見せ夜間の白金標準は3008円まで大幅続落する動きとなった。日中ではNY白金が920ドルまで戻る動きを見せ、白金標準は3049円まで戻したが、9時過ぎから為替の円高の動きによって徐々に下がる動きになり10時過ぎにはNY白金が911.9ドルまで上げ幅を縮小し白金標準は夜間の安値の3008円まで下がった。その後、NY白金が931.5ドルまで戻る動きもあって白金標準は3059円まで上がった。NY白金はNY金・銀の上昇で急反発の動きとなった。ただ白金の需要は低迷しているだけにNY金・銀のように上値を追うのは避けたいところ。白金標準は3000円割れ目前から戻る動きとなっているが、戻る場面は再び売られやすくなると見たい。

(ゴム市場)
31日のゴムは期先は反落。1月限は前日比1.2円安の163.6円。
夜間立会のゴムの1月限は小幅反落となり164円まで下がる動きとなった。日中立会は上海ゴムの時間外とNYダウが急落し、ゴムは寄付きから下げ幅を拡大し10時過ぎには161.5円まで下がった。安値をつけてから上海ゴムの下げ幅縮小の動きもあってゴムは切り返しの動きを見せ12時過ぎには163.5円まで戻る動きとなった。15時前にもゴムは買われる動きを見せ163.8円の日中高値を更新した。本日も上海ゴムの動きにゴムは翻弄される動きとなった。前日の上海ゴムの急騰は不透明となっているが、上海株価も高値から下落の動きを見せており、上海ゴムの一段安となればゴムの値崩れも警戒したい。来週も上海ゴムの動きに注目したい。

(トウモロコシ市場) 
31日のトウモロコシは続落も連日の下げ渋りとなった。7月限は前日比70円安の2万2570円。
前日のシカゴコーンは小幅反発の動きとなったが、トウモロコシは前日までの下げ渋りの動きもあって夜間立会で期先は2万2540円まで下がる動きとなった。日中立会では寄付き直後に2万2530円まで下げ幅を拡大した。シカゴは小幅続伸の動きとなったが、10時過ぎになるとトウモロコシは前日と同様に再び強引に買われる動きになり2万2650円まで上がった。14時過ぎになると2万2600円割れの動きを見せ2万2560円まで下がった。本日もシカゴの動きに反応せず強引に買われる動きとなった。シカゴは月末のポジション調整で買戻しによる反発も予想されるが、弱気な生産高予想を踏まえると上がったところは売り直されると見たい。トウモロコシはシカゴの水準からすると割高となっており修正安になると見たい。

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