フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

金標準はNY金の堅調地合いにより3営業日連続の上昇、白金標準は急反発

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

ピックアップコンテンツ

  • 個別WEBセミナー
  • Fujitomi market news
  • トレーダーズショップ
  • リモートサービス
商品市場情報

金標準はNY金の堅調地合いにより3営業日連続の上昇、白金標準は急反発

  • 2021/10/21
  • 情報サービス室
  • デイリーコメント

(東京石油市場)
21日のドバイ原油は日中に海外原油の高値からの値崩れにより上げ幅縮小。ドバイ原油の中心限月3月限は前日比420円高の5万6570円、バージガソリンの中心限月4月限は同310円高の7万4340円、バージ灯油の中心限月4月限は同280円高の7万5400円。
夜間立会の時間帯で海外原油はWTIとブレントは強気なEIAの在庫統計の結果を受けて急伸となりWTIの12月限は83.65ドルまで上昇した。この海外原油の動きを受けてドバイ原油の中心限月は5万7090円まで上がった。日中立会はWTIが朝方から続伸の動きを見せ10時過ぎに83.90ドル台まで水準を上げるとドバイ原油は5万7210円まで高値を更新する動きとなった。しかし高値をつけてからはWTIが上げ一服の展開になり14時過ぎに83.20ドル割れまで水準を下げるとドバイ原油は為替の円高の動きによって5万60530円まで上げ幅を縮小した。日中の海外原油は続伸しWTIは83.96ドルまで上昇したが、その後は崩れている。前日の強気な在庫統計によって一段の上昇を見せたが、高値警戒もあって売られる動きを見せている。ただ11月4日のOPECプラスの閣僚級会合まで供給タイトな状況に変わりはなくそれまでは下押し場面では買われる動きが続くとみたい。ドバイ原油も日中に5万7210円まで高値更新の後は上げ幅縮小の動きを見せたが、海外原油と同様に下押ししたところは買われやすいとみたい。

(貴金属市場)
21日の金標準はNY金の堅調地合いにより3営業日連続の上昇、白金標準は急反発。金標準の中心限月8月限は前日比18円高の6546円、白金標準の中心限月8月限は同35円高の3855円。
夜間立会の時間帯でNY金の12月限は米長期金利の低下とインフレヘッジによって買われ1789.6ドルまで上昇した。このNY金の動きを受けて金標準の中心限月は6556円まで続伸する動きとなったが、NY金が高値をつけてから1775ドル台まで急落し金標準も6514円まで下がるなど波乱の動きを見せた。しかしその後はNY金が再び買い直され1780ドル半ばまで戻りを見せると金標準も6550円台まで上昇した。日中立会はNY金が9時過ぎに1781ドル台まで下がり為替が円高に進むと金標準は6536円まで上げ幅を縮小したが、その後はドル安・ユーロ高の動きからNY金が11時過ぎに1790ドル台まで上昇し金標準は6566円まで買われる動きとなった。しかし昼過ぎからNY金が上げ幅を縮小し14時過ぎに1783ドル台まで水準を下げると金標準は為替の円高の動きによって6528円まで上げ幅を縮小する動きとなった。NY金は日中はドル安・ユーロ高の動きから1790.3ドルまで上昇したが、その後は1783ドル台まで上げ幅を縮小している。前日も1789ドル台まで上昇した後に1780ドル割れまで売られる動きを見せており1790ドル台が上値抵抗となっている。まだ海外原油の強調地合いや国際商品の上昇によるインフレヘッジで買われる動きも想定したいが、米長期金利が上昇する動きも見せておりNY金の突然の反落も警戒したい。金標準は日中に6566円まで上昇した後に6528円まで下がる動きとなっている。ひとまずNY金が上げ一服と円高の動きにより上値は追えない状況となっているが、NY金が1770ドル割れからは買われる動きも見せている事から金標準は押し目買いの展開を想定したい。白金は夜間でNY白金の1月限が非鉄の軟調地合いによって1040ドル半ばで推移していたが、その非鉄が上昇する展開になるとNY白金も買われる動きになり1058.0ドルまで上昇した。このNY白金の動きを受けて白金標準の中心限月は3853円まで上昇する動きとなった。しかし高値をつけてからはNYパラジウムの下落によってNY白金が1050ドル割れまで水準を下げると白金標準も3836円まで上げ幅を縮小した。日中はNY白金が9時過ぎに1050ドル台まで下がり白金標準は為替の円高の動きもあって3833円まで上げ幅を縮小する動きとなったが、10時過ぎからドル安・ユーロ高の動きによってNY白金が1066ドル台まで上昇すると白金標準は3891円まで買われた。しかし昼過ぎからNY白金が上げ一服の動きになり14時過ぎに1054ドル台まで水準を下げると白金標準も高値から崩れ3840円まで上げ幅を縮小した。NY白金は日中に他の貴金属の上昇やドル安・ユーロ高の動きによって1066.8ドルまで上昇する動きを見せている。まだNY金や銀の強調地合いによってNY白金も買われる動きを見せており、暫くは高い動きを想定したいが、NYパラジウムは下落しており、今後のNY白金の上昇の足枷になる可能性も。白金標準は日中に3891円まで上昇したが、その後はNY白金の上げ幅縮小と円高で3840円まで崩れる動きを見せている。まだNY白金の上昇も想定したいが、為替が円高方向に進んでいることから白金標準は上値は追いずらく下押ししてからの仕掛けが無難とみたい。

(ゴム市場)
21日のゴムRSSの中心限月は続伸し一時は240円台まで急伸。中心限月3月限は前日比5.0円高の238.5円。
夜間立会でゴムの中心限月は小幅レンジの動きを見せ234円を挟んだ動きとなった。日中立会は上海ゴムが時間外で急伸しており、ゴムは寄付き直後に240.7円まで急伸する動きとなった。その後は一旦236.6円まで上げ幅を縮小する動きを見せたが、上海ゴムが強調地合いを維持するとゴムは240円台を回復する動きとなった。しかし大引けにかけては上海ゴムが上げ幅を縮小するとゴムも崩れ237.9円まで下がった。日中は再び上海ゴムの急騰によってゴムの中心限月は240円台まで高値更新の動きを見せている。まだ上海ゴムの上昇は続いており、国内のゴムの需要は低迷しているが、上海ゴムの上昇につられゴムの中心限月は上がっており値ごろでの売りは避けたいところ。ひとまず上海ゴムの強調地合いが続く限りゴムの上値水準の切り上げを想定したい。

(トウモロコシ市場)
21日のトウモロコシの11月限は大幅続伸し連日の高値更新。トウモロコシの中心限月11月限は前日比740円高の3万9690円。
夜間立会の時間帯でシカゴコーンはシカゴ大豆や小麦の上昇やガソリン需要の増加によるエタノール需要の拡大期待によって12月限は5.40ドルまで上昇した。トウモロコシの中心限月は序盤に3万9010円まで上昇した後に3万8560円まで売られる動きを見せたが、その後は3万9060円まで急伸した。日中立会は寄付きからトウモロコシは買われる動きを見せ12時過ぎに3万9790円まで上げ幅を拡大した。しかしその後はトウモロコシは上げ幅を縮小する動きになり3万9600円まで下がる動きも見せた。シカゴコーンは日中は続伸の動きを見せているが12月限の高値は前日と同じ5.40ドルで上げ止まっている。海外原油の上昇によりエタノール需要の拡大観測で堅調地合いを見せているが、収穫期でのハーベストプレッシャーや前日の急伸に対しての調整安も警戒して上げ一服を見せている。まだ外部要因に対しての上昇が想定され原油相場の動き次第となっているが、シカゴコーン独自の材料であるハーベストプレッシャーが意識される時期となっており高いところは今後の売り場提供になるとみたい。

一覧へ戻る

※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

ピックアップコンテンツ

  • 個別WEBセミナー
  • Fujitomi market news
  • 日本証券業協会
  • 証券・金融商品あっせん相談センター
  • リモートサービス