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金標準はNY金の堅調地合いによって続伸、白金標準はNY白金の値崩れで続落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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金標準はNY金の堅調地合いによって続伸、白金標準はNY白金の値崩れで続落

  • 2021/10/13
  • 情報サービス室
  • デイリーコメント

(東京石油市場)
13日のドバイ原油は海外原油の軟調地合いと円高で反落。ドバイ原油の中心限月3月限は前日比270円安の5万5030円、バージガソリンの中心限月4月限は同140円高の7万2480円、バージ灯油の中心限月4月限は同240円高の7万2430円。
夜間立会の時間帯で海外原油は乱高下の展開となりWTIの11月限は米国取引時間の序盤にストップロスの売りによって79.47ドルまで急落したが、OPECプラスの増産拡大の見送りによって世界的な原油の供給不安から81.62ドルまで買い直される動きとなった。この海外原油の波乱の動きを受けてドバイ原油の中心限月は5万4620円まで売られた後に5万5640円まで上昇した。しかし高値をつけてからはWTIが高値警戒感からあっさり81ドル割れの動きを見せ80ドル前半まで売り直されるとドバイ原油も5万5000円割れの動きも見せた。日中立会はWTIが10時過ぎに80.70ドル台まで上がるとドバイ原油は5万5200円まで下げ幅を縮小する動きとなったが、11時過ぎにWTIが突然崩れる動きを見せ80ドルを割れて79.88ドルまで下がるとドバイ原油は5万4540円まで急落した。しかしWTIの急落は一時的な動きになり14時過ぎに再び80.60ドル台まで戻るとドバイ原油は5万5160円まで買い直された。WTIは日中は再び80ドル割れの動きを見せたが安値圏では買い拾われる動きを見せ80ドル半ばまで戻りを見せている。前日も80ドル割れから戻りを見せており、世界的な供給不安から安いところは買い戻される動きが続いている。ただ10月11日に82.18ドルの高値をつけてから上値水準の切り下げの動きも見せており、高値警戒感から81ドル付近で上値の重い展開も想定される。ひとまず80ドル台での動きになると見たいが、今晩はOPECとEIAの月報の発表が予定され再び乱高下も警戒される。ドバイ原油はWTIの値崩れで5万4540円まで売られる動きを見せたが、原油の供給タイトな状況から海外原油の堅調地合いに変わりはなく下押しの場面は買い拾われる動きが続くとみたい。

(貴金属市場)
13日の金標準はNY金の堅調地合いによって続伸、白金標準はNY白金の値崩れで続落。金標準の中心限月8月限は前日比16円高の6419円、白金標準の中心限月8月限は同32円安の3635円。
夜間立会の時間帯で序盤にドル高の動きからNY金の12月限は1753ドル台まで売られる動きを見せたが、その後は海外原油の上昇によるインフレヘッジとしてNY金は急反発の展開となり1770ドルまで上昇した。このNY金の動きを受けて金標準の中心限月は6447円まで上昇する動きとなった。しかし高値をつけてからはNY金が一時1760ドル割れまで売られるなど上げ幅を縮小すると金標準も6420円割れまで水準を下げる動きを見せた。日中立会はNY金が1760ドル台を維持する動きから9時過ぎに1762ドルまで上がると金標準は6422円まで戻りを見せたが、10時過ぎにNY金が1760ドル割れまで反落する展開になると金標準も上げ幅を縮小し、12時過ぎに為替の円高の動きもあって金標準は6406円まで売られた。しかしその後はNY金が戻りを見せ13時過ぎに1763ドル台まで切り返し金標準は6421円まで買い直された。NY金は日中に1759.8ドルまで下がる動きを見せたが、その後は1763.6ドルまで続伸する動きとなっている。ドル安基調や海外原油の高い水準によってNY金は1760ドル台を維持する動きを見せ堅調地合いを維持しているが、ドル安基調や米長期金利の低下のわりにNY金の上昇が物足りない状況も伺える。まだインフレヘッジとして買われやすい状況と見ておりNY金の強い動きを想定したいがひとまず押し目買いが無難とみたい。金標準は日中でNY金の堅調地合いと為替の円高によって6400円から6420円台のレンジの動きとなっている。まだNY金の堅調地合いに変わりはないと見ており、円高によっての下押しは買い拾われる動きになるとみたい。白金は夜間でNY白金の1月限が非鉄やNYパラジウムの下落によって1002ドル台まで売られる動きを見せたが、その後は前日の急落に対する自律反発やNY金・銀の上昇に引っ張られ1020ドル台まで急反発する動きとなった。このNY白金の動きを受けて白金標準の中心限月は3636円の安値から3690円まで上昇する動きとなった。しかしその後はNY白金が高値から崩れる動きを見せ1006ドル台まで売り直されると白金標準は3642円まで続落した。日中はNY白金が11時過ぎに1011ドルまで上昇し白金標準は3662円まで下げ幅を縮小する動きとなったが、12時前にNY白金が1003ドル台まで急落し白金標準も3617円まで日中の安値を更新した。その後はNY白金が1009ドル台まで戻りを見せ白金標準は3645円まで下げ幅を縮小した。白金は日中で10113ドルまで上昇する動きを見せたが、その後は1003.9ドルまで売り直される動きとなっている。非鉄やNYパラジウムが不安定な動きとなっているが、中国の電力不足の問題による製造業のへの悪影響が警戒されている。非鉄やNYパラジウムの値崩れはNY白金の圧迫要因になると見てNY白金の軟調地合いを想定したい。白金標準は日中に3617円の安値からNY白金の戻りによって3640円台まで下げ幅を縮小しているが、NY白金の軟調地合い予想から戻ったところは売られる動きになるとみたい。

(ゴム市場)
13日のゴムRSSの中心限月は急反落し一時220円まで下落。中心限月3月限は前日比1.9円安の225.3円。
夜間立会でゴムの中心限月3月限は反落の動きを見せ一時224.6円まで下落となった。日中立会は寄付き直後に227.4円まで急反発の動きを見せたがその後すぐに225円台まで売られるなど乱高下を見せた。その後は次第に下げ幅を拡大する動きを見せ11時過ぎに222.0円まで急落となったが、急落は一時的な動きになり昼過ぎには225円台まで下げ幅を縮小した。本日は乱高下を見せる展開となったがひとまず220円を維持する動きとなっている。ただ中国での電力供給の不足による製造業への悪影響が懸念され自動車の生産の減少も想定されゴムの軟調地合いが警戒される。日中で安値圏から大きく戻る動きを見せているが、中国の電力問題を踏まえると直近高値の233.1円を目先の高値と見て戻り売りの展開を想定したい。

(トウモロコシ市場)
13日のトウモロコシは乱高下を見せ反落。トウモロコシの中心限月9月限は前日比310円安の3万7440円。
夜間立会の時間帯で弱気な米農務省の需給報告によってシカゴコーンは急反落となり12月限は5.1925ドルまで売られる動きを見せたが、その後はシカゴ小麦の急伸が支援材料となり5.23ドル台まで下げ幅を縮小した。トウモロコシは夜間で序盤から強引にサヤを買う動きを見せていた反動安の展開となり3万7270円まで下落した。日中立会は9時過ぎに3万7160円まで下げ幅を拡大したが、その後は3万7300円台まで戻りを見せた。しかし11時過ぎに3万8130円まで瞬間的に買われる動きを見せその後は3万7320円まで下がる動きを見せた。シカゴコーンは日中にシカゴ大豆の急反発や前日の大幅安に対するポジション調整で反発する動きを見せている。ただ弱気な米農務省が引き続きシカゴコーンの圧迫要因になると見て戻りは一時的な動きになると見てシカゴコーンは再び軟調地合いになるとみたい。今朝発表された生育進展でも成熟と収穫は平年より進んでいることからハーベストプレッシャーも意識されシカゴコーンの12月限は5.20ドル割れを試す動きを想定したい。トウモロコシはまだシカゴコーンの軟調地合いに関係なくサヤを買う動きも見られ先行き不透明な動きとなっている。ただ前日から3万8000円台に乗せてからは下落する動きも見せており、再び3万8000円台で上げ止まる展開になのであれば3万8000円台は売り場提供になる可能性も。

 

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※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

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