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金標準はNY金の値崩れと円高で反落、白金標準は続伸

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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金標準はNY金の値崩れと円高で反落、白金標準は続伸

  • 2020/09/16
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京石油市場)
16日のドバイ原油・バージガソリン灯油は海外原油の急反発で全面高。ドバイ原油の期先1月限は前日比1000円高の2万8180円、バージガソリン期先3月限は同1520円高の3万9100円、バージ灯油期先3月限は同1210円高の4万1840円。
夜間立会の時間帯で海外原油は米メキシコ湾で発生したハリケーンの影響により石油関連施設の一時停止から急反発の動きとなった。この海外原油の急反発の動きで東京石油製品は夜間立会で全面高の動きとなった。日中立会でもWTIが続伸の動きを見せ徐々に上げ幅を拡大し11時には39ドル台まで上がるとドバイ原油の期先は2万8000円を超える動きとなった。その後もWTIは上昇し13時過ぎに39.31ドルの高値をつけるとドバイ原油は2万8230円の高値更新となった。前日と状況が一変して海外原油は上昇する動きとなったが、今後は被害状況次第の動きと見たい。前回のハリケーンの時は上陸後に急落する動きを見せており、今回も石油関連施設の回復が早ければ前回と同様の展開も想定したい。目先はハリケーンの被害状況を見極めたい。ドバイ原油は2万8000円を超える動きとなったが、ハリケーンリスクの後退による下落も想定して現在の水準からの上値を追うのは避けたい。

(貴金属市場)
16日の金標準はNY金の値崩れと円高で反落、白金標準は続伸。金標準の期先8月限は前日比44円安の6646円、白金標準の期先8月限は同25円高の3280円、パラジウムの期先8月限は同250円高の8030円。
夜間立会の時間帯でNY金が1982ドルまで上昇し金標準の期先は6708円まで上がる動きとなった。ただNY金が高値から崩れ1960ドル割れの動きになると金標準も6624円まで下がる動きとなった。NY金はドル安・ユーロ高で上昇したが、FOMC前に利益確定の売りの動きとなり高値から崩れる動きに。日中立会ではNY金がドル高・ユーロ安の動きで10時過ぎに1957.2ドルまで下がり金標準は円高の動きもあって6618円まで下げ幅を拡大した。安値をつけてからNY金が下げ止まり次第に戻る動きになると金標準も下げ幅を縮小する動きになり、14時過ぎに1971.6ドルまで上がる動きになると金標準も6658円まで戻った。NY金は日中に1957ドル台まで下がる動きを見せている。ただ安値から切り返しの動きも見せており今晩のFOMCまで不安定な動きが続くと見たい。FOMCでは長期的なゼロ金利政策維持の確認されると見られているが、前日に1980ドルまで上昇しておりFOMCで再び上昇も知ったらしまいの展開も想定したい。金標準も乱高下が予想され6600円から6700円台の間での逆張りの展開と見たい。白金はNY白金が984ドルまで上昇し夜間の白金標準の期先は3285円まで上がったが、その後NY白金の上げ一服の動きと為替の円高で白金標準は上げ幅を縮小した。日中ではNY白金が10時過ぎに970.9ドルまで下がり白金標準は3245円まで下落する動きを見せたが、NY白金がその後980ドル台まで戻る動きを見せ、白金標準は13時過ぎに3280円まで再び上がった。NY白金は980ドル台で推移しているが、前日の高値は抜けず上値の重い動きとなっている。白金標準も3285円まで上がったが、NY白金の上値の重い動きから3300円回復は厳しいと見たい。

(ゴム市場)
16日のゴムRSSの期先は続伸。期先2月限は前日比1.4円高の184.6円。
夜間立会でゴムRSSは期近は反落する動きを見せたが期先は小幅続伸となった。日中立会はNYダウが高値から大きく値を消す動きを見せ非鉄の下落もあってゴムは売られる動きとなり9時過ぎに期先は181.8円まで下がった。ただその後は徐々に戻る動きを見せ上海ゴムの堅調地合いもあって11時過ぎには184円台まで上がった。13時台には一段の上昇も見せ期先は186.3円まで一時急騰する動きとなった。期近はまだ200円目前から売られる動きを見せたが、期先は期近の下落に引っ張られず続伸する動きとなっている。上海ゴムも堅調な地合いを見せており、期先は170円のレンジを上抜けて今後は180円台のレンジの動きになると想定したい。

(トウモロコシ市場)
16日のトウモロコシの期先は続落。期先9月限は前日比200円安の2万3630円。
夜間立会でシカゴコーンは続落の動きとなりトウモロコシも下がった。日中立会はシカゴコーンが更に下がる動きを見せ、トウモロコシは為替の円高の動きもあって期先は9時過ぎに2万3570円まで下げ幅を拡大した。その後は2万3600円台に戻る動きを見せ13時過ぎに2万3660円まで上がったが、戻りも一時的な動きとなった。シカゴコーンが軟調地合いとなっており収穫に向けてのハーベストプレッシャーも意識され今後も弱い動きが続くと見たい。トウモロコシも先日の2万4000円から大きく崩れる動きを見せているが、まだ下値水準の切り下げの動きが想定され軟調地合いが続くと見たい。

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