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金標準はNY金の上昇によって4営業日ぶりに反発、白金標準も急反発

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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金標準はNY金の上昇によって4営業日ぶりに反発、白金標準も急反発

  • 2021/11/25
  • 情報サービス室
  • デイリーコメント

(東京石油市場)
25日のドバイ原油は海外原油の上げ一服によって小幅続伸。ドバイ原油の中心限月4月限は前日比70円高の5万5260円、バージガソリンの中心限月5月限は変わらずの7万2150円、バージ灯油の中心限月5月限は同40円安の7万2250円。
夜間立会の時間帯で海外原油はもみ合いの展開から小幅反落の動きとなった。WTIの1月限は序盤に戦略備蓄の放出の効果が極めて限定的との見方や石油需要の増加観測によって79.23ドルまで上昇する動きを見せたが、その後はドル高基調によって78ドル割れの動きを見せた。安値をつけてからはNY石油製品の戻り基調につられWTIは再び78ドル台後半まで下げ幅を縮小する動きとなったが、引けにかけては78.20ドル割れまで水準を下げた。この海外原油の乱高下を受けてドバイ原油の中心限月は5万4600円まで下落した後に海外原油の戻りと為替の円安の動きによって5万5500円まで続伸する動きとなったが、夜間の引けにかけては5万4980円まで売られた。日中立会は10時前から為替が円高方向に進みドバイ原油は5万4990円まで下落する動きとなったが、WTIがその後に78.60ドル台まで上昇するとドバイ原油は5万5350円まで戻りを見せた。しかしその後はWTIが上げ一服の展開になり78.20ドル台まで売られるとドバイ原油は5万5060円まで売られる動きを見せた。昼過ぎからはWTIが78.30ドル台を中心とした動きになりドバイ原油も5万5200円前後の動きが続いたが、15時過ぎにWTIが78.40ドル台まで上がるとドバイ原油は5万5360円まで買われた。日中の海外原油はプラス圏とマイナス圏を行き来する動きを見せている。WTIは78.65ドルまで上昇した後に78.24ドルまで売られる動きに。今晩のWTIは米国の感謝祭のため時間短縮の電子取引のみとなっている。WTIは11月22日に74.76ドルの安値をつけてから前日に79.23ドルまで戻りを見せたが、79ドル台は一時的な動きとなり78ドル台で推移している。戦略備蓄の放出は限定的の見方となってWTIは戻りを見せているが、戻りも一巡となっており目先は来週のOPECプラスの閣僚級会合による追加増産の行方次第となっている。それまでは現在の水準付近でのもみ合いの動きが想定される。ドバイ原油は5万5000円付近の動きで推移しているが、来週のOPECプラスの会合までは高い水準を維持した動きが続くとみたい。

(貴金属市場)
25日の金標準はNY金の上昇によって4営業日ぶりに反発、白金標準も急反発。金標準の中心限月10月限は前日比20円高の6642円、白金標準の中心限月10月限は同69円高の3701円。
夜間立会の時間帯で序盤からドル高基調によってNY金の12月限は売られる展開を見せ、米国取引時間帯に1777.4ドルまで下落し前日の安値を更新する動きとなった。このNY金の動きを受けて金標準の中心限月は6584円まで売られる動きを見せた。しかし安値をつけてからはNY金が利益確定の買い戻しによって戻り基調となり1791ドル台まで切り返すと金標準は為替の円安の動きもあって6631円まで買い直される動きとなった。その後はNY金が再び1780ドル前半まで売り直され金標準も6607円まで下がる動きとなったが、夜間の引けにかけてはNY金が1780ドル後半まで買い直されると金標準も6621円まで下げ幅を縮小した。日中立会はNY金が上昇する動きを見せ11時過ぎに1794ドル台まで買われると金標準はに6645円まで日中の高値を更新する動きとなった。その後はNY金が上げ幅を縮小する動きになり14時過ぎに1791ドル台まで水準を下げると金標準は6634円まで上げ幅を縮小したが、引けにかけてはNY金が1792ドル台まで買い直され金標準は6642円まで上がる動きも見せた。日中のNY金は1794.3ドルまで上昇している。今晩は米国の感謝祭のため時間短縮の電子取引のみとなっている。前日に1777.4ドルまで安値更新をしてから15ドル以上の戻りを見せている。ただ2022年に米国の利上げ観測が高まっている状況からNY金は12月限から2月限の買いポジションの乗り換えが消極的になると見てNY金の上昇も限定的とみたい。目先は1800ドルまで戻りを見せるか注目したいが、戻り売り有利の展開になると想定したい。金標準は日中に6646円まで上昇する動きを見せたが、NY金の軟調地合い予想から金標準も戻り局面から売られる動きになるとみたい。白金は夜間でNY白金の1月限は序盤から980ドル付近で推移していたが、NY金と同様に米国取引時間帯に売られる動きを見せ965.3ドルまで下がると白金標準の中心限月は3593円まで続落する動きとなった。しかし安値をつけてからはNY白金が戻り基調を見せ980ドル付近まで戻りを見せ白金標準は3630円台まで買い直される動きとなった。日中は9時過ぎにNY白金が990ドル台まで上昇すると白金標準は3690円まで急伸する動きとなった。その後はNY白金が上げ一服に動きになり白金標準は6670円を中心としたレンジでの動きとなったが、15時過ぎにNY白金が993ドル台まで買われると白金標準は3701円まで上がった。日中のNY白金は993.8ドルまで上昇している。今晩はNY金と同様に時間短縮の電子取引のみとなっている。11月23日に956.5ドルの安値をつけてから991ドル台まで戻りを見せているが、2022年の弱気な白金の需要予測も発表され引き続きNY白金の軟調地合いになるとみたい。目先は1000ドルまで戻りを見せるか注目したいが、弱気なファンダメンタルズを背景に売り有利の展開が続くとみたい。白金標準は日中に3701円まで上昇する動きを見せたが、NY白金の軟調地合い予想から白金標準も高いところは売られる動きが続くとみたい。

(ゴム市場)
25日のゴムRSSは再び急伸し257.5円まで高値更新。中心限月5月限は前日比7.7円高の256.7円。
夜間立会のゴムの中心限月は5月限は再び250円台に乗せる動きを見せた。日中立会は上海ゴムの時間外取引の上昇もあって寄付きから上げ幅を拡大し10時過ぎに再開した上海ゴムが続伸するとゴムは13時過ぎに257.5円まで急伸し前日の高値を更新した。その後は上げ一服の展開となったが高い水準を維持する動きとなった。ゴムは日中に上海ゴムの上昇と北日本の大雪による冬タイヤの需要拡大の連想買いによって257.5円まで急伸している。まだ上海ゴムも高い水準で維持している事と12月の東日本の降雪量が平年以上のとの予報もあって冬タイヤの需要拡大も意識されゴムの堅調地合いが想定される。急ピッチに上昇する動きとなっており高値警戒も意識される水準となっているが、買い有利な材料も出ている事から値ごろでの売りは避けたい。

(トウモロコシ市場) 
25日のトウモロコシは前日のシカゴコーンの反落に反応せず続伸。トウモロコシの中心限月11月限は前日比420円高の3万9020円。
夜間立会の時間帯でシカゴ小麦の高値からの値崩れによってシカゴコーンも反落となり12月限は5.80ドル割れの動きから一時5.7550ドルまで売られた。シカゴ小麦の値崩れは休場前に利益確定の売りを浴びて急落した。トウモロコシの中心限月は夜間で為替の円安に反応して再び3万9000円台に乗せ3万9300円まで買われる動きを見せた。日中立会は寄付き直後に3万8970円まで上げ幅を縮小する動きを見せたが、9時過ぎには再び3万9000円台に戻り3万9130円まで上げ幅を拡大した。しかし10時前になると為替の円高基調からトウモロコシは3万8910円まで下がる動きを見せたが、その後は3万9000円を挟ん動きとなった。シカゴコーンは本日は米国の感謝祭のために休場となっており、明日は短縮取引の予定。休場明けは前日に急落していたシカゴ小麦の動き次第とみたい。シカゴ小麦は世界的な供給不安によって上昇する動きを見せているが、豪州の長雨による収穫遅れと品質の悪化が引き続き支援材料になるとみたい。このシカゴ小麦の強調地合い予想によって休場明けのシカゴコーンの上昇も想定したい。トウモロコシは日中に3万9000円台まで水準を上げる動きを見せたが、シカゴコーンの堅調地合い予想から3万9000円台での動きが続くとみたい。

 

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