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金標準はNY金の上値の重い展開と円高によって反落し安値更新

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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商品市場情報

金標準はNY金の上値の重い展開と円高によって反落し安値更新

  • 2020/11/27
  • 情報サービス室
  • デイリーコメント

(東京石油市場)
27日のドバイ原油・バージガソリン灯油は海外原油の急落で全面安。ドバイ原油の期先4月限は前日比750円安の3万0600円、バージガソリン6月限は同900円安の4万2870円、バージ灯油6月限は同830円安の4万5780円。
夜間立会の時間帯で海外原油は急落しWTIの1月限は45ドル割れとなると44.73ドルまで急落した。この海外原油の急落で東京石油市場は全面安の展開となり、ドバイ原油の期先は3万0600円まで下がった。日中立会はWTIが9時過ぎに45ドル台まで戻る動きを見せドバイ原油は3万0840円まで下げ幅を縮小した。しかし10時前から為替の円高が一段と進むとドバイ原油は3万0700円割れまで下がり14時過ぎにはWTIの下げ幅拡大もあってドバイ原油は3万0510円まで売られた。日中のWTIは45ドル台まで戻る動きを見せるが上値の重い展開となった。NYダウ先物の軟調地合いなどで反落する動きを見せたが、目先はOPECプラスの会合次第になると見たい。需給バランスの改善がなされなければ米国・リビアの増産もあり需給バランスの悪化で下落の動きも想定したい。ドバイ原油はWTIの反落で3万0600円まで下がる動きとなったが、OPECプラスの会合までは小幅レンジの動きになると見たい。

(貴金属市場)
27日の金標準はNY金の上値の重い展開と円高によって反落し安値更新。金標準の期先10月限は前日比21円安の6058円、白金標準の期先10月限は同58円安の3167円。
夜間立会の時間帯でNY金の12月限は1817ドルまで上がる動きを見せ金標準の期先は6101円まで上昇したが、その後はNY金の上げ幅縮小で6067円まで下がる場面も見せた。日中立会は9時過ぎに為替の円高もあって金標準は6072円まで下がるも、その後にNY金が1810ドル台まで上がると6083円まで戻った。しかし10時前から為替が一段の円高に進み、NY金が上げ幅を縮小すると金標準は13時過ぎに6044円まで下がった。14時過ぎにはNY金が1800ドルまで売られると金標準は6032円の安値更新の動きとなった。その後はNY金がプラス圏まで戻りを見せると金標準も6060円まで下げ幅を縮小した。日中のNY金は1810ドル台まで上がるも上値の重い展開が続き、その後は1800ドルまで下落した。NYダウ先物は軟調地合いとなりドル安の動きの中、NY金は上がりきれず、ワクチン開発によるリスク後退が引き続き圧迫要因になると見たい。金標準はNY金の下落とドル安・円高の動きから6032円まで下がる動きとなったが、NY金の上値の重い展開から更なる安値も想定したい。白金は夜間でNY白金の1月限は970ドル割れの動きを見せ白金標準は3183円まで下がる動きとなった。日中は為替が円高に進み白金標準は10時過ぎに3200円割れとなり14時過ぎにはNY白金が955..ドルまで下がると白金標準は3161円まで下がった。日中のNY白金はNYダウ先物の軟調地合いもあって960ドル割れの動きも見せた。NY白金は12月から1月限の整理商いが本格化する為、暫く下げやすい状況になると見たい。白金標準もNY白金の軟調地合いと為替の円高で3161円まで下がったが、NY白金の状況からすると更なる下押しも警戒したい。

(ゴム市場)
27日のゴムRSSの期先は急騰し240円台回復。期先5月限は前日比9.7円高の245.7円。
夜間立会でゴムRSSの期先はNYダウ先物の反落もあって232円まで下がる動きとなった。日中立会は上海ゴムの時間外は小幅高となってゴムの期先は寄付きから戻り235.4円まで下げ幅を縮小した。しかし10時前から為替が円高に進むとゴムの期先は下げ幅を拡大したが、下げは一時的な動きになり、その後は切り返しの展開から12時過ぎには241.9円まで急騰した。14時半過ぎには再開した上海ゴムが急騰する動きとなりゴムの期先も246.4円まで再び急上昇する動きとなった。期先は再び240円台まで上昇し11月25日に高値を超える動きとなった。産地のオファー価格は上昇しており、上海ゴムの急騰から今後もゴムの堅調地合いが続くと見たい。チャートは11月5日の安値から出直りの動きを見せ、10月29日の高値から11月5日の安値までの下げ幅の3分の1が240円付近となっている。目先は240円台を維持するか注目し、240円維持となれば次は半値の249.8円を目指す動きになると見たい。

(トウモロコシ市場)
27日のトウモロコシは変わらず。期先11月限は前日と変わらずの2万4720円。
夜間立会の時間帯でシカゴコーンは休場の中、トウモロコシの期先は小幅続落し2万4700円まで下がった。日中立会の序盤は動意薄の展開となったが、10時過ぎに2万4750円まで買われる動きとなった。ただ12時過ぎになるとトウモロコシは下落に転じ2万4690円の安値更新の動きとなった。トウモロコシは本日は売り買い交錯する動きとなった。南米の天候リスクの状況下で感謝祭前に売られたシカゴコーンは休場明けの動きは不透明で、トウモロコシは様子見が無難とみたい。まずはシカゴコーンの再開を待ちたい。

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