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金標準は続伸も、高値から値を消す

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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金標準は続伸も、高値から値を消す

  • 2020/08/14
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(原油・石油製品)
14日の原油・石油製品は売り買いが交錯し、狭いレンジで推移していた。ドバイ原油期先1月限は前日比60円安の3万0600円、バージガソリン期先2月限は同10円安の4万1360円、バージ灯油期先2月限は同250円安の4万4830円。
東京のドバイ原油は夜間取引も日中取引もボックス圏の動きの動きをみせ、マチマチで推移していた。原油の期先の出来高は多いものの、バイカイ中心。日中取引の値動きは一段と緩慢だった。ところで、アジア時間帯の海外原油の値動きが8月に入ってサッパリ。来週もボックス圏の動きを強いられそうで、高額な証拠金がネックになり、ドバイ原油市場からの資金引き揚げを警戒したい。

(貴金属)
14日の金標準は大幅続伸。金標準期先6月限は前日比89円高の6709円、白金標準期先6月限は同78円高の3278円。
NY金の急伸と円安を好感して、金標準は大幅続伸となった。ただ、NY金は清算値決定後にマイナス圏まで急落したことから、夜間取引終盤に金標準は6700円割れをみせる値崩れを強いられた。米長期金利の急上昇がNY金の圧迫要因になったようだ。日中取引の金標準は6700円台で推移した。朝方は6740円台まで急伸したが、その後はNY金の軟調地合いを円安一服から上げ幅縮小へ。12時過ぎにNY金の値崩れを嫌気して、6689円まで値を消す場面もみせ、夜間取引の値崩れを連想させる動きをみせた。その後は何とか6700円台を維持しているが、NY銀の値崩れが目立っているだけに、夜間取引の下押しも警戒へ。

(ゴム)
14日のゴムは引けにかけて買い直され、高値引け。11時時点で期先1月限は前日比2.3円高の175.6円。
時間外の上海ゴムの上伸を好感して、ゴムは朝方から175円台回復をみせた。175円を挟む動きに終始し、全般に動意薄。まとまった175.0円の売りをこなして昼には175円台に乗せたもの、金の値崩れを嫌気して再び175円割れへ。

(トウモロコシ)
14日のトウモロコシは大幅続伸も、物足りない上昇にとどまった。期先7月限は前日比200円高の2万3210円。
シカゴコーンは続騰しており、4週間振りの高値に一気に買い進まれた。夜間取引序盤からトウモロコシはこのシカゴの上伸を先取りする格好で急伸したものの、シカゴコーンのさらなる急伸には全くの反応薄で、朝方から物足りない上げをみせていた。ジリジリと値を消し、11時過ぎにはシカゴ急騰がなかったような値崩れをみせ、2万3140円まで軟化した。人気低迷は否めないが、再開したシカゴの小幅安に過剰反応したためとみられる。国内ではアイオワのリスクに対する実感があまりないようだ。さすがに売られ過ぎから早々に2万3200円台に戻したが、それでも物足りない上昇である。

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