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金標準は日中のNY金の堅調地合いによって下げ幅縮小、白金標準は反落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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金標準は日中のNY金の堅調地合いによって下げ幅縮小、白金標準は反落

  • 2021/10/22
  • 情報サービス室
  • デイリーコメント

(東京石油市場)
22日のドバイ原油は海外原油の続落によって大幅下落。ドバイ原油の中心限月3月限は前日比1230円安の5万5340円、バージガソリンの中心限月4月限は同980円安の7万3360円、バージ灯油の中心限月4月限は同1260円安の7万4140円。
夜間立会の時間帯で米国の冬の温暖な気候の予報を受けて海外原油が急反落の動きになりWTIの12月限は82ドル割れの動きから80.79ドルまで急落した。この海外原油の動きを受けてドバイ原油の中心限月は5万6000円割れの展開から5万5000円まで急落した。しかしその後は好調な米国の石油需要によってNY石油製品が戻りを見せWTIが82.70ドル台まで買い直されドバイ原油も5万6000円台まで下げ幅を縮小した。日中立会はWTIが10時前から上昇する動きになり83.10ドルまで急伸するとドバイ原油は為替の円安の動きもあって5万6440円まで戻りを見せた。しかしその後はWTIが上げ一服の展開から82ドル割れまで崩れるとドバイ原油は5万6000円を割れて5万5340円まで売り直された。海外原油は日中に乱高下の動きを見せWTIは83.10ドルまで上昇した後に81.81ドルまで急落している。旺盛な米国の需要によって再び83ドル台まで買われる動きを見せたが、高値からは売り直される展開を見せている。ただ前日も安値から出直りの動きを見せており、OPECプラスの会合と米国の暖冬を警戒する動きまで日柄があり、供給タイトな状況に変わりはなくWTIは再び下がったところは買い直される展開が想定される。ドバイ原油も日中に5万6000円割れの動きを見せているが、WTIと同様に下押し局面では買い直される動きが続くとみたい。

(貴金属市場)
22日の金標準は日中のNY金の堅調地合いによって下げ幅縮小、白金標準は反落。金標準の中心限月8月限は前日比3円安の6543円、白金標準の中心限月8月限は同15円安の3840円。
夜間立会の時間帯でNY金の12月限は序盤に1790.3ドルまで上昇する動きを見せたが、その後は米長期金利の上昇や非鉄・海外原油の下落によるインフレヘッジの買いが後退し1776.8ドルまで急落する動きとなった。このNY金の動きを受けて金標準の中心限月は6550円まで上昇した後に6500円まで反落する動きとなった。ただ安値をつけてからはNY金が1783ドル台まで戻りを見せ金標準も6535円まで下げ幅を縮小する動きとなった。日中立会は寄付き時に為替が円高に進むと金標準は6524円まで下がる動きとなった。その後はNY金が切り返す展開になり金標準は下げ幅を縮小し、10時前からドル安・ユーロ高の動きになるとNY金が1788ドルまで上昇し金標準は6549円まで買い直された。ただその後はドル安・ユーロ高の動きが一服するとNY金は上げ幅を縮小し金標準は6537円まで売られたが、12時過ぎにNY金が再び買われ1789ドルまで上がると金標準は6552円まで日中高値を更新した。NY金は日中に1789ドルまで上昇する動きとなっている。米長期金利が高止まりをしている中でNY金は非鉄や他の貴金属の上昇からインフレヘッジとして買われる動きを見せている。ただ10月20日以降1790ドル付近になると米長期金利の上昇を警戒して上値の重い動きを見せており目先は米長期金利の動き次第とみたい。金標準は日中に6552円まで上昇する動きとなったが、NY金の上値の重い展開と為替の円安の一服の動きから金標準の上値の追う動きは警戒したい。白金は夜間でNY白金の1月限が序盤は1050ドル台で推移していたが、非鉄の急落がきっかけとなりNYパラジウムが続落するとNY白金は1038.0ドルまで売られた。このNY白金の下落を受けて白金標準の中心限月は3840円の水準から3797円まで売られる動きとなった。しかし安値をつけてからはNYパラジウムが下げ止まりNY白金が1054ドル台まで買い直されると白金標準は3839円まで下げ幅を縮小した。日中は10時前からドル安・ユーロ高の動きからNY白金が1058ドルまで上昇し白金標準は為替の円安の動きもあって3864円まで上がった。しかしその後はNY白金の上げ一服の動きから白金標準は高値から売り直され15時過ぎに3840円まで下がった。NY白金は日中に非鉄やNYパラジウムの上昇によって1058.2ドルまで上がる動きを見せている。他の貴金属の上昇によって割安のNY白金が買われる動きを見せておりNY白金の堅調地合いが続く可能性も。白金標準も日中に3864円まで上昇する動きを見せており、NY白金の底堅い動きから更なる上値水準の引き上げも想定される。

(ゴム市場)
22日のゴムRSSの中心限月は上海ゴムの値崩れによって急落。中心限月3月限は前日比7.6円安の230.9円。
夜間立会でゴムの中心限月は寄付きから急落し233.8円まで売られたが、その後は下げ幅を縮小する動きとなった。日中立会は上海ゴムの時間外が急落するとゴムは寄付き直後から下げ幅を拡大し230.5円まで売られた。しかしその後は日経平均株価の反発や他の商品市場の下げ一服の動きからゴムは安値から戻りを見せ10時過ぎに再開した上海ゴムが下げ幅を縮小するとゴムは232.8円まで戻りを見せたが、11時前から他の商品市場が上げ一服と上海ゴムの下げ幅拡大によってゴムは再び売り直され12時前に229.5円まで日中安値を更新した。日中の安値をつけてからは戻りの展開になり232.7円まで下げ幅を縮小したが、戻りは一時的となり14時過ぎに320.9円まで下がった。本日は上海ゴムの急落によってゴムの中心限月は大幅反落の動きとなっている。上海ゴムは中国政府の投機的な動きに対する規制強化を警戒して急落となっている。まだ上海ゴムの値崩れが警戒されゴムの軟調地合いが想定される。暫くは上海ゴムの動向に注意したい。

(トウモロコシ市場)
22日のトウモロコシの11月限は大幅続伸し4万円まで上昇。トウモロコシの中心限月11月限は前日比340円高の4万0030円。
夜間立会の時間帯でシカゴコーンはシカゴ大豆や小麦・海外原油の急反落によってシカゴコーンも反落し12月限は5.3075ドルまで売られる動きとなった。トウモロコシの中心限月の夜間は序盤に3万9560円まで下落した後に3万9800円まで買い直される動きを見せたが、その後は再び3万9590円まで売り直された。日中立会はトウモロコシの期央の上昇をきっかけに中心限月はサヤを買われる動きになり10時過ぎに3万9810円まで上昇した。しかしその後は上げ幅を縮小する動きになり3万9730円まで下がったが、13時過ぎに再び買われる展開から4万0600円まで急伸し日中の高値を更新した。日中高値をつけてからは急落の動きになり14時過ぎに3万9740円まで上げ幅を縮小した。日中のシカゴコーンはマチマチの動きを見せている。前日の反落要因となったシカゴ大豆や小麦は反発の動きを見せているが、海外原油は再び売り込まれる動きになりシカゴコーンの圧迫要因になるとみたい。まだ収穫によるハーベストプレッシャーも警戒されシカゴコーンの下値水準の切り下げ動きも想定したい。トウモロコシは再びシカゴコーンの動きを無視した動きとなり、国内の内部要因の展開を見せている。まだ中心限月と期央のサヤの値幅があり期央の水準まで買い進まれる可能性もありサヤを買う動きに注意したい。

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