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金標準の期先は前日のNY金の上昇で反発も日中では上げ幅縮小

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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金標準の期先は前日のNY金の上昇で反発も日中では上げ幅縮小

  • 2020/10/16
  • 情報サービス室
  • デイリーコメント

(東京石油市場)
16日のドバイ原油・バージガソリン灯油は海外原油の値崩れで全面安。ドバイ原油の期先3月限は前日比250円安の2万8520円、バージガソリン期先3月限は同270円安の4万0850円、バージ灯油期先3月限は同230円安の4万3310円。
夜間立会の時間帯で海外原油がドル高・ユーロ安の流れから大きく売り込まれWTIの11月限は39.22ドルまで下がりドバイ原油の期先は2万7820円まで下がった。ただその後に戻りを見せ、EIAの強気な発表もあってWTIは41ドルまで戻りドバイ原油は2万8860円まで上がった。日中立会もWTIが41ドル付近まで上がりドバイ原油は2万8870円の高値更新の動きとなったが、その後はNYダウ先物がマイナス圏まで下がるとWTIが40.50ドル割れまで下げ幅を拡大しドバイ原油は13時過ぎに2万8440円まで下がった。安値をつけてからはWTIの下げ一服もあってドバイ原油は2万8590円まで戻る動きとなった。WTIは日中に40.47ドルまで下がり再び軟調地合いの動きとなっている。今月になってWTIは41ドルを超えると上値が重くなり下落する動きを見せており、まだ欧州の新型コロナウイルスの感染拡大による石油需要の後退観測もあって今回も同様の展開が想定される。ドバイ原油もWTIの反落で高値から崩れる動きを見せており海外原油の軟調地合いから再び2万8000円割れも警戒したい。

(貴金属市場)
16日の金標準の期先は前日のNY金の上昇で反発も日中では上げ幅縮小。金標準の期先8月限は前日比20円高の6457円、白金標準の期先8月限は同8円高の2929円、パラジウムの期先8月限は同38円高の7999円。
夜間立会の時間帯でドル高・ユーロ安の動きからNY金の12月限は1892.7ドルの動きになり金標準の期先は6410円まで下がる動きとなった。ただ安値をつけてからNY金は欧州の新型コロナウイルスの感染拡大や米追加経済対策の協議停止により安全資産として1913ドル台まで買われ金標準は6482円まで上がった。日中立会は9時過ぎにNY金が1910ドル台を割れる動きを見せ金標準は6459円まで上げ幅を縮小した。しかし10時過ぎにドル安・ユーロ高の動きからNY金が1915.2ドルまで買われ金標準は6478円まで上がる動きとなったが、ユーロの上昇も一時的な動きになり次第にユーロ安の動きになるとNY金が上げ幅を縮小し12時過ぎに1910ドル割れとなり、13時過ぎに1907.8ドルまで下がると金標準は円高の動きもあって6450円まで下げ幅を縮小した。その後はユーロの下げ一服の動きになると14時過ぎにNY金が1912ドル台まで戻る動きを見せ金標準も6469円まで戻る動きとなったが戻りも一時的となって引けに向けてNY金・金標準は下がった。NY金は日中に1915.2ドルまで上がる動きとなったが、またドル高・ユーロ安の動きになり1907.8ドルまで下がる動きとなっている。欧州の新型コロナウイルスの感染拡大によってユーロの不安定な動きが続いておりNY金の圧迫材料となっている。ただ最近は1900ドルを割れても米大統領選の行方や米追加経済対策の不透明感もあって下値は限定的となって下がったところは買われる動きも続いている。NY金はまた下がったところは買い拾われる動きを想定したい。金標準もNY金の上げ幅縮小によって6450円まで下がる動きを見せているが、NY金の下値も限定的と見て押す場面は買われると見たい。白金はNY白金が夜間で841.7ドルまで下がる白金標準は2864円まで下がった。ただその後はNY白金がプラス圏までの戻りもあって白金標準は2943円まで上がる動きとなった。日中はNY白金が寄付き前に871.1ドルまで上がる動きを見せ白金標準は寄付きから上げ幅を拡大し10時過ぎに2953円まで上がった。その後、NY白金の上げ幅縮小と為替の円高の動きもあって白金標準は13時過ぎに2920円まで下がる動きとなった。14時過ぎにはNY白金が865ドル台まで再び買われる動きになると白金標準は2938円まで戻る動きとなった。NY白金は日中に上げ幅を縮小する動きを見せ再び軟調地合いになると見たい。白金標準も日中に一時マイナス圏まで下がる動きも見せており、NY白金と同様に軟調地合いが続くと見たい。

(ゴム市場)
16日のゴムRSSの期先は前日の高値と同水準まで上がるもその後は上げ幅縮小。期先3月限は前日比3.3円高の200.6円。
夜間立会のゴムRSSの期先は小幅反発した。日中立会は上海ゴムの時間外とNYダウの反落の動きもあったがゴムの期先は前日の高値からの急落に対しての戻りとなって上げ幅を拡大する動きとなった。9時半過ぎからゴムの期央が大幅に上げ幅を拡大する動きになると期先もサヤ出世から買われ200円を超えて、10時過ぎからの上海ゴムの急反発もあってゴムの期先は11時過ぎに204.1円まで高値更新した。しかしゴムの期先は前日と同様に上海ゴムは堅調地合いを継続している中、他の商品市場の下落もあってゴムの期先も高値から崩れ12時過ぎには199.9円まで下がる動きとなった。その後は再び上がる動きとなり14時過ぎに202.5円まで上がるも引けにかけては201円割れまで上げ幅を縮小した。日中のゴムは全限月が上昇し特に期央が大幅な上昇となっている。期先は204.1円と前日の高値と同水準まで上がっているが205.5円までは届かない動きとなったが、高値をつけてから前日ほど崩れる動きも見せていないことから目先は205.5円を再び試す動きになると見たい。

(トウモロコシ市場)
16日の トウモロコシの期先は前日のシカゴの上昇によって続伸。9月限は前日比270円高の2万4150円。
夜間立会の時間帯でシカゴコーンは大幅続伸し12月限は1月24日以来の4ドル台まで上昇しトウモロコシの9月限は24090円まで上がった。日中立会は寄付き直後に2万4110円まで上がったがその後にシカゴの小幅安もあって2万4000円まで下がる動きとなった。しかしトウモロコシの下げも一時的で再び上がる動きを見せると13時過ぎに2万4140円まで上昇した。大引けも買われる動きを見せ2万4150円の高値引けとなった。注目の新甫11月限は寄付き直後に2万4400円まで買われる動きとなったがその後は上げ幅を縮小する動きとなった。シカゴコーンは日中小幅反落する動きも見せているが期近は4ドル台を維持しており、前日の上昇要因となったシカゴ小麦の確りとした動きもあってシカゴコーンは引き続き堅調地合いが続くと見たい。トウモロコシは本日はシカゴの上昇で上がる動きを見せたが、シカゴの水準からすると上げ足りない状況となっており修正高を期待したい。

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