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金はNY金の軟調地合いで6200円割れ、白金は続落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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金はNY金の軟調地合いで6200円割れ、白金は続落

  • 2021/04/30
  • 情報サービス室
  • デイリーコメント

(東京石油市場)
30日のドバイ原油・バージガソリン・灯油は前日の海外原油の上昇で続伸。ドバイ原油の期先9月限は850円高の4万3270円、バージガソリンの期先11月限は同700円高の5万6070円、バージ灯油の期先11月限は同610円高の5万7940円。
夜間立会の時間帯で海外原油は序盤から米国と中国の石油需要の改善期待から上昇し、WTIの6月限は強気なEIAの在庫統計の発表後に64.53ドルまで上がった。この海外原油の動きを受けてドバイ原油の期先は4万3000円台を回復し4万3180円まで上昇した。しかし高値からは海外原油の高値警戒感もあってWTIが63ドル半ばまで上げ幅を縮小するとドバイ原油は4万2400円まで下がる動きとなった。国内市場が休場中は海外原油が米国の強気な経済指標から米国の需要の改善観測によって大幅続伸しWTIは65ドル台まで水準を上げる動きとなった。日中立会はWTIが朝方から64.90ドル付近で推移しドバイ原油は寄付き直後に4万3480円まで上昇した。しかしその後はWTIが軟調地合いの展開となりドバイ原油も上げ幅を縮小し、14時過ぎに64.40ドル割れまで下がるとドバイ原油は4万3060円まで上げ幅を縮小した。引けにかけてはWTIが64.50ドル台まで戻りドバイ原油jは4万3200円台まで上がった。WTIは前日に65ドル台まで上昇したが高値警戒感もあって上げ一服から日中に64.35ドルまで下がる動きとなっている。ただ5月からの産油国の増産やインドの需要の後退観測より米国や中国の需要拡大の期待感が材料視されており、下がったところは再び買われる動きになるとみたい。ドバイ原油は日中に4万3000円台まで上昇する動きとなったが、海外原油の堅調地合いから4万3000円台での動きが続くとみたい。

(貴金属市場)
30日の金はNY金の軟調地合いで6200円割れ、白金は続落。金標準の期先4月限は前日比8円安の6186円、白金標準の期先4月限は35円安の4231円。
夜間立会の時間帯で米長期金利の上昇によってNY金の6月限は1761.8ドルまで下がる動きを見せたが、安値からは徐々に戻り1770ドル台を回復しパウエル米FRB議長の会見後に米長期金利が低下するとNY金は1780ドル台まで急伸した。このNY金の動きを受けて金標準の期先は6176円の安値から6222円まで上昇した。国内市場が休場中は強気な米経済指標によって米長期金利の上昇しNY金が一時1760ドル割れの動きを見せたが、その後は下げ幅を縮小し1770ドル台まで戻る動きとなった。本日は朝方からNY金が1772ドル付近で推移し日中立会の金標準は寄付き直後に6203円まで上げ幅を縮小した。しかしその後はNY金が1770ドル割れの動きとなり11時過ぎに1766ドル台まで下がると金標準は6179円まで売られた。ただ日中安値をつけてからはNY金がプラス圏まで上がり金標準は6191円まで戻ったが、NY金が14時過ぎに再びマイナス圏まで売られると金標準は6180円台まで下がった。しかし15時過ぎにNY金が1769ドル台まで買われると金標準は6193円まで日中の高値を更新した。NY金は日中に1765.1ドルまで下がったが、その後は1770ドル手前まで上がる動きとなっている。前日に1760ドル割れの動きを見せたが安値圏からは戻りを見せており引き続き1760ドル台で底堅い動きとなっている。まだ米長期金利の動き次第となっているが他の貴金属の上昇によるインフレヘッジとしても買われやすい状況も続いており1770ドル付近の動きも想定したい。金標準は6200円割れの動きとなっているが、NY金が1860ドル台を維持する動きを見せており金標準も6200円付近での動きが続くとみたい。白金は夜間でNYパラジウムの下落によってNY白金の7月限も一時は1207.5ドルまで急落する動きとなった。このNY白金の動きを受けて白金標準の期先は4227円まで下がる動きとなったが、安値をつけてからはNY白金が1228ドル台まで戻りを見せると白金標準は4269円まで上がる動きも見せた。国内市場が休場中はNY白金が1200ドル割れとなり一時1175.2ドルまで下がったが、その後は1200ドル台まで戻る動きとなった。日中はNY白金が朝方から1205ドル付近で推移し白金標準は寄付き直後に4213円まで下落した。しかしその後はNY白金が1209ドル台まで上昇する動きになり白金標準は4240円台まで下げ幅を縮小する動きとなったが、12時過ぎにNY白金が1203ドル台まで上げ幅を縮小すると白金標準は4215円まで売られる動きとなった。昼過ぎからはNY白金が1207ドル台まで上がると白金標準は4231円まで下げ幅を縮小した。NY白金は日中にNYパラジウムの上昇もあって1209ドル台まで上がる動きとなっている。ただ白金需要の低迷は変わっていない事からNYパラジウムの上昇によってNY白金が上がったところは再び売り場提供になると想定したい。白金標準は日中に4213円まで下がる動きとなったが、NY白金の上昇によっての戻り局面は売られやすい動きが続くとみたい。

(ゴム市場)
30日のゴムRSSの期先10月限は続伸し240円台回復。期先10月限は前日比5.0円高の244.9円。
夜間立会でゴムの期先は241.6円まで続伸する動きとなったが高値からは上げ幅を縮小する動きとなった。日中立会は国内市場が休場中に上海ゴムはマチマチの動きを見せたが産地のオファー価格の上昇によってゴムの期先は寄付き直後に243.5円まで上昇する動きとなった。しかしその後は日経平均株価の軟調地合いもあってゴムの期先は上げ幅を縮小する動きとなったが、10時過ぎに再開した上海ゴムが買い直される動きになるとゴムの期先はも上昇し12時過ぎに244.8円まで上がった。高値をつけてからは14時過ぎに243.1円まで上げ幅を縮小したが、引けにかけては買い直され244.9円まで上がった。。ゴムの期先は夜間から240円台で推移し4月8日以来の240円台で引けている。4月14日の安値から20円以上の戻りを見せており、産地のオファー価格も上昇していることから240円台の動きが続く動きも想定したい。ただ明日からの大型連休を踏まえると本日の夜間の動きは様子見ムードになるとみたい。

(トウモロコシ市場)
30日のトウモロコシは反発。トウモロコシの期先5月限は200円高の3万3700円
夜間立会の時間帯でシカゴゴコーンは利益確定の売りとなり7月限や12月限は一時ストップ安まで急落する動きとなった。その後は安値から戻る動きも見せたが戻りも限定的となった。トウモロコシの期先はシカゴコーンの動きに対して逆行する動きを見せ3万4000円を回復し3万4380円まで上昇する動きとなった。しかし高値からは強引な上昇に対しての反動安から3万3520円まで下がる動きとなった。国内市場が休場中はシカゴコーンが期近は上昇も新穀は米コーンベルトの天候リスクの後退によって売られる動きを見せた。日中立会はシカゴコーンの期近の上昇に引っ張られトウモロコシは寄付き直後に3万3830円まで上がり、再開したシカゴコーンが上昇するとトウモロコシは上げ幅を拡大し3万3880円まで買われた。しかし11時過ぎからシカゴコーンが上げ幅を縮小し為替の円高によってトウモロコシは下がり12時過ぎに3万3700円割れの動きとなった。その後は3万3700円を挟んだ展開が続き大引けは3万3700円となった。シカゴコーンは日中はプラス圏とマイナス圏を行き来する動きとなっている。米コーンベルトの天候リスクの後退やウクライナの豊作観測もあって先週から高値から大きく崩れる動きとなっているが、将来的なコーンの需要拡大もあって下げ止まりの動きも見せている。期近は供給タイトな事から買われる動きになると想定したいが、新穀は強気なスプレッドによって売られる可能性も。トウモロコシは日中に戻りを見せているが、シカゴコーンのマチマチな動きから戻りも限定的となっている。シカゴコーンの長期的な強調地合いは変わらずと見ているが、大型連休を踏まえると新たな仕掛けは連休明けが無難とみたい。

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※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

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