株式会社フジトミは投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

金はNY金の軟調地合いから続落、白金も大幅続落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

ピックアップコンテンツ

  • 個別WEBセミナー
  • Fujitomi market news
  • トレーダーズショップ
  • リモートサービス
商品市場情報

金はNY金の軟調地合いから続落、白金も大幅続落

  • 2021/06/10
  • 情報サービス室
  • デイリーコメント

(東京石油市場)
10日のドバイ原油・バージガソリン・バージ灯油は海外原油の値崩れで全面安。ドバイ原油の期先11月限は前日比600円安の4万5920円、バージガソリンの12月限は同630円安の5万8410円、バージ灯油の12月限は同790円安の6万0250円。
夜間立会の時間帯で弱気なEIAの在庫統計の結果を受けて海外原油は反落の動きとなりWTIの7月限は70ドル割れの動きから69.46ドルまで下落する動きとなった。この海外原油の動きを受けてドバイ原油の期先は4万6610円高値から4万6060円まで反落した。その後はWTIが70ドル台まで戻りを見せドバイ原油も4万6320円まで下げ幅を縮小したが、WTIの70ドル台の戻りが一時的な動きとなり再び69.70ドル付近まで売られるとドバイ原油も4万6190円まで下がった。日中立会はWTIが続落の展開となりドバイ原油も売られる動きとなった。10時過ぎにWTIが69.50ドル割れの動きとなり11時過ぎに69.30ドル割れまで水準を下げるとドバイ原油は4万6000円割れの動きから4万5830円まで売り込まれる動きとなった。昼過ぎからはWTIが69.50ドル台まで戻りを見せるとドバイ原油は4万6000円台を回復する動きを見せたが、戻りが一服するとWTIが69.40ドル台まで下がるとドバイ原油は再び4万6000円割れとなった。日中のWTIは前日の軟調地合いを引き継ぎ69.29ドルまで売られる動きとなっている。前日の弱きなEIAの在庫統計から崩れる動きを見せており日中は前日の安値を下回る動きとなっている。まだ調整局面も含めた下押しの動きが続くと見たいが下押しが一巡すると世界的な石油需要の回復期待が根強いことからWTIは再び買い直される動きになるとみたい。目先はWTIの下げ止まりの動きを見極めたい。ドバイ原油も海外原油の続落によって4万5830円まで下がる動きとなったが、海外原油の長期的な上げ基調は変わらずと見て海外原油の出直りのタイミングを待ちたい。

(貴金属市場)
10日の金はNY金の軟調地合いから続落、白金も大幅続落。金標準の期先4月限は前日比22円安の6639円、白金標準の期先4月限は同84円安の4010円。
夜間立会の時間帯で米長期金利の低下によってNY金の8月限は1901.7ドルまで上昇する動きとなったが、1900ドル台からは上値の重い展開となりその後は米長期金利の戻りもあってNY金は1890ドル割れ目前まで売られる動きとなった。このNY金の動きを受けて金標準の期先は6671円の高値から6657円まで売られる動きとなった。日中立会はNY金が9時過ぎに1890ドル割れの動きになる金標準は下げ幅を拡大する動きとなり10時過ぎにドル高・ユーロ安の動きからNY金が1886.3ドルまで売られると金標準は6639円まで下がった。その後はNY金が1890ドル台まで戻りを見せ金標準も6652円まで下げ幅を縮小する動きとなったが、NY金の1890ドル台も一時的な動きになり11時過ぎに再びドル高・ユーロ安の動きによってNY金は1886.3ドルまで下がると金標準も6639円まで売り直された。12時過ぎにもNY金が1889ドル台まで戻りを見せたが1890ドルまで戻れずレンジ内の動きとなり、金標準も6650円以上の戻りには至らなかった。15時前になるとNY金が1884ドル台まで下値水準を切り下げる動きになり金標準は6633円まで安値を更新した。日中のNY金は1890ドルが上値抵抗となり軟調地合いを継続している。今晩はECBの理事会と米国のCPIの発表がありドル・ユーロの動き次第となってくる。CPIは先月は強いな内容となりNY金は急落した経緯もあって今回も強い内容となればNY金の更なる下値も警戒したい。ひとまず今晩のECBの理事会とCPIの発表を待ちたい。金標準も日中に6634円まで下がる動きとなっているがNY金の上値の重い展開と前回のCPIの動きを踏まえると下振れの可能性も想定される。経済指標の結果を見てから臨機応変の対応が無難とみたい。白金は夜間でNY白金の7月限は1164ドル台まで上昇する動きを見せたが、他の貴金属市場の値崩れによってNY白金も1150ドル割れ目前まで売られる動きとなった。このNY白金の動きを受けて白金標準の期先は4097円の高値から4070円まで続落する動きとなった。日中はNY白金が1150ドル割れの動きを見せ白金標準は寄付き直後から軟調地合いを維持し11時過ぎにNY白金が1142ドル台まで下がると白金標準は4027円まで下げ幅を拡大した。その後はNY白金が1145ドル台まで戻りを見せると白金標準は4042円まで下げ幅を縮小する動きとなったが、14時過ぎにNY白金が1140ドル割れの展開になると白金標準は4009円まで安値を更新した。日中にNY白金は1138ドルまで下値水準を切り下げている。まだNY白金の7月限の整理商いの動きが続き、弱気なファンダメンタルズもあってNY白金の軟調地合いは継続するとみたい。直近安値の1142ドル割れの動きからあっさり1140ドル割れの動きを見せており目先は1130ドルを試す動きになるか注目したい。白金標準も日中に4009円まで続落する動きとなっているが、NY白金の弱い基調が続くと見ており、白金標準は4000円割れを試す動きになるとみたい。

(ゴム市場)
10日のゴムRSSの11月限は240円を挟んだ動きから反落。期先11月限は前日比2.3円安の239.4円。
夜間立会でゴムの11月限は一時240.1円まで売られるなど軟調地合いとなった。日中立会は寄付き直後に240円まで下がり10時過ぎには上海ゴムの軟調地合いもあって239.5円まで売られる動きとなった。その後は再び240円台まで戻りを見せたが、戻りは一時的な動きになり11時過ぎに再び240円を割れると14時過ぎに238.4円まで下がった。前日に240円台を回復する動きを見せたゴムの期先は本日は再び240円を挟んだ動きとなっている。真新しい材料の無い中でレンジ内の動きを見せ230円台前半からの切り返しの動きと240円台を超えるてからは上値の重い展開となっている。狭いレンジでの動きとなっており新たな材料が出るまでは短期の売買が無難とみたい。

(トウモロコシ市場)
10日のトウモロコシは反落し期先は3万6000円台を回復。トウモロコシの期先5月限は前日比280円高の3万6080円
夜間立会の時間帯でシカゴコーンは序盤は米農務省の需給報告を控えポジション調整で軟調地合いを見せていたが、その後は強気な需給報告の見通しと米コーンベルトの天候リスクによる作柄の悪化懸念で切り返す展開となり期近は急反発し期先は安値から大きく戻りを見せた。このシカゴコーンの動きを受けてトウモロコシの期先は3万5350円まで続落する動きを見せたが、その後はシカゴコーンの切り返しの動きによってトウモロコシも3万5890円まで上がる動きとなった。日中立会はトウモロコシは寄付きから上げ幅を拡大する動きとなり9時から再開したシカゴコーンが堅調地合いを見せるとトウモロコシは3万6170円まで買われた。しかしその後はシカゴコーンが軟調地合いに転じるとトウモロコシも売られる動きになり11時過ぎには3万5770円まで反落する動きとなった。昼過ぎからはシカゴコーンが再度プラス圏まで買い直される動きになるとトウモロコシは急反発に転じ3万6000円台を回復する動きとなった。日中のシカゴコーンはプラス圏とマイナス圏を行き来する動きとなっている。今晩の米農務省の需給報告を控えポジション調整の動きとなっているが、需給報告の事前予想ではブラジルの生産高や米国と世界の在庫の下方修正の見方から強気な内容と見られている。事前予想通りの結果となれば現在の米コーンベルトでの天候リスクと合わせてシカゴコーンの支援材料になるとみたい。ますは需給報告の結果を見極めたい。トウモロコシは日中に3万5770円まで売られる動きとなっているが、強気な需給報告の予想を踏まえると再び3万6000円台での動きになるとみたい。

一覧へ戻る

※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

ピックアップコンテンツ

  • 個別WEBセミナー
  • Fujitomi market news
  • 日本証券業協会
  • 証券・金融商品あっせん相談センター
  • リモートサービス