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金は続伸も上げ幅縮小

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

金は続伸も上げ幅縮小

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/04/25
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
25日の東京原油・石油製品はNYダウ急落を嫌気した海外市場の大幅安を受けて急反落。原油期先9月限は前日比870円安の4万6150円、ガソリン期先10月限は同890円安の6万0350円、灯油期先10月限は同700円安の6万2330円。
東京石油市場は総じて急反落となった。米長期金利が3%を越えるなど、高止まりをみせており、金利上昇を嫌気してNYダウが急落したことから、海外原油も急反落を強いられた。WTIの70ドルに対する高値警戒もあり、下げに拍車がかかったようで、東京原油も1000円以上も下落するなど、4万6000円割れもみせた。日中取引では円安進行もあり、4万6000円台で推移していた。ただ、その円安は米長期金利の上昇によってもたらされており、その米長期金利の上昇を嫌気して、海外原油は値崩れの動きをみせたため、その後、1ドル=109円の円安が進行しても、東京原油は売り直された。米長期金利の一段の上昇を嫌気してWTIやNY石油製品が値崩れをみせ、10時台に東京原油は4万6000円まで売り込まれた。何とか4万6000円を維持したものの、米長期金利の水準とイラン核合意の継続の可能性も出てきたことで、これまでの先高期待のシナリオが崩れたのは確か。GWを前にして、買いの手仕舞いも検討すべきとみる。目先は米EIAの在庫統計が注目されるが、それ以上に米長期金利の水準から目が離せない。

(東京貴金属)
25日の東京金は続伸も、上げ幅縮小。金期先2月限は前日比6円高の4636円、白金期先2月限は同14円高の3251円。
NYダウが米長期金利の上昇を嫌気して大幅続落を演じ、リスク回避でNY金がヘッジで買われ、東京金の支援材料となっていた。東京金は一時4650円を回復する場面もみせた。さて、日中取引ではさらに円安が進行し、1ドル=109円もみられた。ただ、米長期金利の上昇によってもたらされた円安であり、米長期金利の上昇を嫌気してNY金は売り直された結果、東京金は円安でも上値の重い展開を余儀なくされていた。昼前に4640円を下回った。夜間取引でも米長期金利から目が離せない。米長期金利の上昇でも株安で買われたNY金の下げ余地が大きくなったとみるべきで、下振れを警戒しつつ、東京金の値崩れも予想される。

(東京ゴム)
25日の東京ゴムは期近安・期先高。期先10月限は前日比0.6円高の188.2円。
円安基調から夜間取引の東京ゴムはしっかり。円安が一段と進行し、時間外の上海ゴムが上伸したこともあるが、NYダウの大幅続落もみられ、結果的に強弱材料が交錯し、朝方から狭いレンジで推移することに。ところで、前日の夕方に発表された国内の生ゴム在庫が急増しており、これは期近の売り材料に。ただ、当限が180円を維持したことで、期近の荷圧迫が解消され、昼以降、戻りをみせ、先限は夜間の高値更新もみせた。

(東京トウモロコシ)
25日の東京トウモロコシは円安とシカゴ続伸を好感して続伸。期先3月限は前日比200円高の2万4800円。
夜間取引の東京トウモロコシはマチマチだった。シカゴ続伸を踏まえて上伸してもおかしくはなかったが、NYダウ急落による円高進行もあり。結果的に買いを抑制してしまったようだ。朝方は円安を好感して値位置を切り上げ、10時前に先限は2万4700円台に。一段の円安に加えて、シカゴ続伸に対する反応薄も影響して、買い進まれた。10時台に2万4800円を示現した。その後、シカゴの上げ幅縮小と円安一服で、2万4710円まで値を消したが、連日のシカゴ高に反応薄だった側面もあり、2万4700円台は維持され、また買い直されていた。目先は日本時間26日夜に発表される週間輸出成約高がポイントに。

(東京米国産大豆)
25日の東京一般大豆は変わらず。期先2月限は前日と同じの4万9600円。
夜間でのバイカイは相変わらず。再開後のシカゴは堅調地合いをみせているが、アジア時間帯のシカゴはダマシも多い。GW明けの新規仕掛けが再考へ。

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