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金は日中のNY金の堅調地合いで小幅続伸し6400円台回復、白金標準は続落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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金は日中のNY金の堅調地合いで小幅続伸し6400円台回復、白金標準は続落

  • 2021/07/21
  • 情報サービス室
  • デイリーコメント

(東京石油市場)
21日のドバイ原油・バージガソリン・バージ灯油は海外原油の戻り基調から反発。ドバイ原油の期先12月限は前日比120円高の4万3950円、バージガソリンの期先1月限は同50円高の5万8260円、バージ灯油の期先1月限は同320円高の5万9900円。
夜間立会の時間帯で戻り基調となっていた海外原油が序盤から売られる展開となり米国時間帯にはデルタ株の感染拡大のリスクを警戒してWTIの9月限は65.01ドルまで急落する動きとなったが、その後はNYダウの急反発に反応してWTIが67.61ドルまで上昇した。この海外原油の動きを受けてドバイ原油の期先は4万2860円まで売り込まれた後に4万4350円まで上がった。日中立会は朝方発表されたAPIの在庫統計が強気な予想からかなり弱気な結果となりWTIが夜間から1ドル以上の下落の動きを見せるとドバイ原油は寄付きから上げ幅を縮小し4万3830円まで下がった。しかし10時過ぎにWTIが67ドル台まで戻りを見せるとドバイ原油は再び4万4000円台まで上がったが、その後WTIが売り直され66.50ドルまで下がるとドバイ原油は4万3650円まで売られた。日中安値をつけてからはWTIが下げ幅を縮小する動きになり15時前に67ドルまで買い直されるとドバイ原油は4万3990円まで上がった。日中の海外原油は弱気な在庫統計によって反落する動きを見せWTIは66.44ドルまで売られている。今晩もEIAの在庫統計の発表があり、今朝のAPIと同様に弱気な内容となれば海外原油の一段安の動きも想定したい。世界的なデルタ株の感染拡大による石油需要の後退懸念は今後も続くと見て海外原油の弱い基調は変わらずと見たいが、ひとまず今晩のEIAの発表を待ちたい。ドバイ原油は日中に海外原油の値崩れで4万3650円まで売られる動きとなったが、海外原油の軟調地合いから更なる値崩れも想定されるが、明日の国内の連休を踏まえると様子見が無難とみたい。

(貴金属市場)
21日の金は日中のNY金の堅調地合いで小幅続伸し6400円台回復、白金標準は続落。金標準の期先6月限は前日比6円高の6402円、白金標準の期先6月限は同13円安の3785円。
夜間立会の時間帯で序盤は1810ドル付近で推移していたNY金の8月限は米国時間帯でNYダウの急反発に反応して1825.9ドルまで急伸する動きとなったが、1820ドル台での買いは長続きせずドル高・ユーロ安の流れになると1805.2ドルまで急落する動きとなった。このNY金の乱高下を受けて金標準の期先は6427円まで上昇した後に6380円まで下落する動きとなった。しかしその後はNY金が1812ドル台まで戻りを見せると金標準も6402円まで買い直される動きとなったが、NY金が1810ドル付近での動きになると金標準は6390円を挟んだ動きとなった。日中立会はNY金が朝方から1810ドルを挟んだ展開となっていたが、9時過ぎからドル高・ユーロ安の動きになるとNY金は下げ幅を拡大する動きになり11時過ぎに1805ドル台まで下がると金標準は6379円まで売られる動きとなった。しかしその後はNY金が安値から切り返しの動きを見せ15時過ぎにNY金が1813ドル台まで上がると金標準は6402円まで上がった。日中のNY金が一時1810ドル割れの動きを見せている。前日に1820ドル台まで戻りを見せてからあっさり10ドル以上の下落も見せており日中のNYダウ先物も不安定な動きからインフレヘッジとしての買いも期待しずらくNY金の上値の重い展開となっている。まだ前日の安値水準を割っていないが、ドル高・ユーロ安の動きも警戒されNY金の下値水準の切り下げの動きを想定したい。金標準は日中に6379円まで売られる動きを見せたがNY金の軟調地合いから更なる下値水準の切り下げを想定したい。ただ国内は明日からの連休を踏まえると様子見が無難としたい。白金は夜間の序盤にNY白金の10月限がが1080ドル台で推移し白金標準の期先は3816円まで上昇する動きを見せたが、その後NY白金が1053.3ドルまで続落する動きになると白金標準は3726円まで売られる動きとなった。しかし安値をつけてからはNYダウの上昇によってNY白金が1070ドル台まで切り返すと白金標準も3798円まで戻りを見せたが、NY白金が再び1060ドル割れの動きになると白金標準は3748円まで売り直された。夜間の引けにかけてはNY白金が1060ドル台まで水準を戻すと白金標準は3780円台まで下げ幅を縮小した。日中はNY白金が9時過ぎに1070ドル台まで上昇する動きになると白金標準は3807円まで日中高値を更新する動きとなったが、高値をつけてからはNY白金が崩れ11時過ぎに1060ドル台まで売られると白金標準は3764円まで下落した。その後はNY白金が再び1069ドル台まで戻りを見せると白金標準も3793円まで買い直されたが、NY白金の戻りが一時的な動きになり14時過ぎに1063ドル台まで下がると白金標準は3773円まで下がった。日中のNY白金はプラス圏とマイナス圏を行き来する動きを見せている。前日に1053ドル台まで下げてから戻りを見せているが1070ドル台からは上値の重い展開となっている。他の貴金属市場も軟調地合いとなっており、NYダウ先物も不安定な動きを見せていることからNY白金の軟調地合いは続くとみたい。白金標準も日中に3764円まで売られる動きとなったが、NY白金の軟調地合いから白金標準も下値水準の切り下げを想定されるが、国内は明日からの連休を踏まえると様子見が無難としたい。

(ゴム市場)
21日のゴムRSSの期先は急反発。期先12月限は前日比3.2円高の209.9円。
夜間立会でゴムの期先は一時207.5円まで反発する動きを見せたがその後は206円まで売られる動きとなった。日中立会はNYダウや他の商品市場の上昇に反応してゴムの期先は寄付き直後から反発する動きを見せ11時過ぎに210円台を回復すると211.5円まで上昇した。しかし高値をつけてからは上げ幅を縮小する動きになり14時過ぎに209.9円まで売られた。日中は外部要因に引っ張られゴムの期先は210円台を回復する動きを見せている。ただ産地ではロックダウンの強化の拡大によってゴムの需要悪化が長期化の動きも想定され現物価格の下落によって今後もゴムの期先も売り込まれる動きを想定したい。明日からの連休を踏まえると様子見が無難となってくるが、ゴムの期先の軟調地合いは続くとみたい。

(トウモロコシ市場)
21日のトウモロコシはシカゴコーンの上昇で反発。トウモロコシの期先7月限は前日比200円高の3万4790円
夜間立会の時間帯でシカゴコーンは序盤から上昇する動きになり12月限は5.7075ドルまで上がったが、その後は利食いの売りによって5.60ドル割れまで下落した。しかし安値をつけてから引けかけては買い直される動きとなり5.67ドルまで上がった。このシカゴコーンの動きを受けてトウモロコシの期先は3万4510円の安値をつけてから3万4950円まで上がる動きとなった。日中立会は9時過ぎに再開したシカゴコーンが続伸する動きになりトウモロコシは10時過ぎに3万5010円まで上昇した。しかし高値をつけてからはシカゴコーンの上げ一服に動きになるとトウモロコシも上げ幅を縮小し3万5000円割れの動きになると14時過ぎに3万4770円まで売られる動きとなった。日中のシカゴコーンは米コーンベルトのホット&ドライによる天候プレミアムによる買いも期待され12月限は5.7125ドルまで上値水準を切り上げる動きを見せている。まだ天候次第の動きとなっているが、ミネソタやサウスダコタの作柄の悪化は深刻化すると見られ週明け以降も強調地合いは続くとみたい。国内は明日からの連休で様子見が無難となっているが、シカゴコーンの強調地合いの流れから連休明けのトウモロコシの上昇も想定したい。

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※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

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