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金は久しぶりに反発

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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金は久しぶりに反発

  • 2020/11/20
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(原油・石油製品)
20日の原油・石油製品は薄商いの中、小しっかり。ドバイ原油期先4月限は前日比60円高の2万8640円、バージガソリン期先5月限は同30円高の4万1150円、バージ灯油期先5月限は同60円高の4万3760円。
連休を控えて、国内の石油市場は閑散な取引だった。さて、NYダウ先物の急落によって海外原油は値位置を切り下げ、朝方の東京原油の圧迫要因になっていた。その後、NYヒーティングオイルの続伸から、海外原油も出直りをみせ、東京原油も買い直されている。NY石油市場では、感染拡大による石油需要の悪化よりも、ワクチンの効果によって、将来的な石油需要の拡大を期待しているようで、下値も限られている。14時台に国内の貴金属は高値更新をみせていたが、原油はサッパリ。WTIやブレントの上値の重さを警戒してジリ貧となり、引けにかけて上げ幅を縮小した。

(貴金属)
20日の金標準は。金標準期先10月限は前日比23円高の6248円、白金標準期先10月限は同65円高の3180円。
金標準は売り買いが交錯する中、日中取引ではやや戻り有利の展開となった。ただ、夜間取引のレンジ内で推移するなど、戻りも限られていた。NY金は1870ドルがかなり強力な上値抵抗となっているようで、戻りもイマイチ。このため、金標準の戻りもあくまで自律反発とみるべきである。まだまだ、NY金期近12月限の整理商いによる下振れリスクを警戒すべきで、売りスタンスで連休を迎えたい。白金は続伸している。中国の需要増加観測とテクニカルな買いが影響し、NY市場の1000ドルに対する期待もあるが、連休明けもまだ上昇余地があるとみる。ただ、NY白金の値位置次第で、売り上がりたい。14時半過ぎに金・白金とも高堰更新をみせたが、特に白金の大幅高が目立っており、連休明けには3200円台も十分予想される。

(ゴム)
20日のゴムは期先にかけて急伸。期先3月限は前日比2.8円高の226.8円。
連休前の薄商いの隙を付いて、ゴムは大きく買い進まれ、急伸し、昼には先限は230円台に乗せる動きをみせた。連休を控えて、狭いレンジの取引も予想されたが、薄商いの中、出来高稼ぎの動きが買いにつながったともいえる。連休明けには当限納会を迎えるが、その納会をキッカケにしたサヤ出世を期待した動きだったともいえる。ただし、連休明けは上海ゴムの動向がポイントになるだけに、先行きは不透明。引けにかけ、上海ゴムの上げ幅縮小を嫌気し、値を消していた。

(トウモロコシ)
20日のトウモロコシは買い方不在の中、下落。期先11月限は前日比140円安の2万4660円。
シカゴ反落を嫌気して夜間取引から下落していたが、再開したシカゴコーンは上伸しており、下げ幅縮小も期待された。しかし、連休を控えて、買い手控えが支配的で、シカゴ上伸に反応せず。値位置的にはますます、割安といえるが、連休明けは買い方の出方次第。

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