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金は上伸も、引けにかけて上げ幅縮小

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

金は上伸も、引けにかけて上げ幅縮小

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/12/19
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
19日の東京原油・石油製品は海外原油の上伸を映して上昇している。原油期先5月限は前日比400円高の4万1800円、ガソリン期先6月限は同340円高の5万5350円、灯油期先6月限は同460円高の5万8830円。
米EIA在庫統計後の海外原油の上伸を映して東京原油は買い直され、ここ最近の高値更新をみせている。前日発表されたかなり弱い米APIの在庫統計がアダになり、海外原油の米EIAの在庫統計発表後に急伸し、WTIは61ドル台に水準を切り上げた。日中取引でWTIは61ドルを壁にして推移していたが、、円安を好感して堅調地合いを維持していた。注目はガソリン期近の急伸で、年末寒波による需要拡大が期待されて、製品期近の急伸が原油の支援材料になるとみられる。

(東京貴金属)
19日の東京金は日中取引に上伸。金期先10月限は前日比6円高の5194円、白金期先10月限は同8円高の3269円、パラジウム期先10月限は同19円安の6452円。
NY金の日中取引の強調地合いから東京金は買い直され、昼前に夜間の高値を更新している。外部要因悪化でもNY金は底固い動きをみせており、2020年早々のリバランス期待の買いとも考えられる。東京白金はNY白金の上伸を受けて反発しているが、ここ最近の取引レンジに変わりなし。ただ、金の底固い動きに追随して白金も上伸する可能性もあり、目先はNY金の動きから目が離せない。NY金の上伸から東京金は5200円台での上げ幅拡大も連想される。さて、引けにかけてNY白金の値崩れから東京白金は売り込まれたが、再びNY白金の下振れも連想され、その白金の値崩れからか、金は上げ幅を縮小している。

(東京ゴム)
19日の東京ゴムは大幅安。RSS期先5月限は前日比5.5円安の194.0円。
夜間取引では大きく値を消したが、まとまった売り注文がみられ、それを嫌気して値崩れを強いられた。23日の当限納会を意識したサヤ滑りを警戒した動きともいえる。この東京の値崩れを映したかどうか不透明だが、時間外の上海ゴムも急落し、1万3000元割れへ。上海急落を嫌気して朝方から一段安を強いられ、195円割れをみせた。ただし、また196円台回復をみせるなど、安値圏での波乱の展開も演じた。昼前に朝方の安値を更新しているため、地合いは弱気に転じたとみられる。昼に入っても下げ幅を拡大した。

(東京トウモロコシ)
19日の東京トウモロコシはマチマチ。期先11月限は前日比100円高の2万4500円。
シカゴコーンは反落したが、東京夜間取引はマチマチ。新甫1月限発会以降の不透明な相場つきから見送りムードが支配的なため。日中取引では先限のサヤ修正もあり、買いが先行し、夜間の高値を更新した。再開したシカゴコーンの戻りも打診買いにつながったとみる。今夜発表される週間輸出成約高がかなり強い内容になるため。新穀1月限のサヤが売られたため、発会後の不透明な値動きをみせているが、それがまだアダになっている。

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