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週末レポート(貴金属市場)

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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週末レポート(貴金属市場)

  • 2021/10/09
  • 情報サービス室
  • エクスプレスコメント

NY貴金属の相場場見通し

 注目の米雇用統計で、非農業部門の就業者数は事前予想を大きく下回る19万4000人増にとどまった。8月の就業者数の上方修正がみられたが、極めて弱い内容で、市場は落胆し、米長期金利の低下やドル安・ユーロ高が進行することに。季節的要因で、地域の教育サービスの雇用が大きく低下したことが大きく響いたとみられている。その一方、配送や倉庫に関する雇用は急増し、全体的な労働力不足に変わりはなく、失業率も5.2%から4.8%に改善し、今後とも賃上げのペースが続くとみられている。
その結果、弱気な就業者数を材料にして一時急伸したNY金は、1782.4ドルの高値から大きく値を消し、再び1750ドル台に値崩れしている。米長期金利は1.61%台まで上伸する動きもみられた。
ところで、原油の強調地合いが続いており、また国慶節明けの需要拡大観測から非鉄も急伸し、それに追随して白金・パラジウムも急伸。米長期金利の水準からみると、金は急落してもおかしくはないが、インフレヘッジとしての買いもみられ、意外に底固い動きをみせている。
11月からのテーパリングを警戒する一方、インフレヘッジの買いもみられ、1750ドル台がしばらく居心地の良い水準になると考えられる。
白金は急伸し、期近ベースとしては8月以来の1040ドル台乗せもみせた。国慶節明けの中国市場での需要拡大の連想もあり、非鉄の急騰に追随して買い進まれ、期近10月限の整理商い一巡も買いにつながったとみられている。ただ、中国での電力不足によるサプライチェーンの混乱が引き続き、懸念材料としてくすぶっており、週明け以降、波乱の展開に。非鉄がバロメーターになるだろう。

国内の貴金属の相場見通し

 金標準は戻り売りスタンス維持もNY金がボックス圏で推移するとみられるため小刻みな対処が無難とみたい。円安が進行しているため、売りの回転を効かせたい。
白金標準の急騰は予想外だが、国慶節明けの需要拡大に対するご祝儀相場の側面もあり、急伸へ。ただ、実際の需要改善は期待薄。非鉄をバロメーターにしばらくは臨機応変に仕掛けたい。

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