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薄商いの中、東京金は反発

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

薄商いの中、東京金は反発

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/11/28
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
28日の東京原油・石油製品は日中取引で売り直される。原油期先4月限は前日比130円安の4万0050円、ガソリン期先6月限は同170円安の5万3280円、灯油期先6月限は同180円の5万6280円。
弱気な米EIAの在庫統計とドル高を嫌気して、海外原油は一時急落したが、清算値決定にかけての海外市場の出直りと円安を好材料にして東京原油はプラス圏で取引を終えた。ただ、日中取引では終日、マイナス圏で推移している。円高と海外原油の続落が影響したもので、トランプ米大統領が香港人権法案に署名したことで、NYダウ先物が急落し、円高と海外原油安をもたらしたといえる。東京原油は一時、3万9900円を割り込んだが、昼前には4万円台を回復し、下げ幅を縮小した。感謝祭のため、NY市場は休場ながら、電子取引は短縮で実施される予定で、夜間取引でもNYダウ先物から目が離せない。

(東京貴金属)
28日の東京金は急ピッチの円安を好感して上伸。金期先10月限は前日比9円高の5119円、白金期先10月限は同22円安の3152円、パラジウム期先10月限は同81円高の6064円。
NY金はドル高やNY株高、米長期金利の上昇を嫌気して急落しているが、東京金はある程度、NY金の下げを織り込んでいたこと、急ピッチの円安を好感して反発している。5100円割れは一時的にとどまった。円安やパラジウムの急伸を好感して一時大きく売られた東京白金も戻りをみせ、下げ幅を縮小している。日中取引では、トランプ米大統領が香港人権法案に署名したことで、NYダウ先物が急落。そのヘッジでNY金が買い進まれ、東京金は堅調地合いを継続した。NY白金は900ドルでの戻り高値を確認した後、値を消しており、東京白金は軟調地合いを続けた。夜間で上げ渋りをみせていた東京パラジウムは日中取引で上げ幅拡大へ。

(東京ゴム)
28日の東京ゴムは期近から下落。RSS期先5月限は前日比0.2円安の188.3円。
朝方はNY株式市場の続伸と円安を好材料にして190円台まで何度か買い進まれたが、米中の緊張の高まりを警戒してNYダウ先物が急落しており、ゴムも買い手控えられ、昼前にマイナス圏に水準を切り下げた。RSSは4日営業日連続で上値を切り下げており、チャートの悪化は否めず。期先の下げはイマイチだったが、週末にかけて手じまい売りを誘う下げにつながることも留意しておきたい。テクニカルな売りがポイントに。

(東京トウモロコシ) 
28日の東京トウモロコシはシカゴ続落を嫌気して続落。期先11月限は前日比110円安の2万3040円。
シカゴコーンは大幅続落ながら、円安が急ピッチに進行したこともあり、夜間では売り手控えられたとみる。日中取引では売りが先行し、先限はアッサリ2万3100円を割り込んだ。シカゴの先安懸念から2万3000円割れも時間の問題とみて、売りスタンスは継続へ。12月に入れば、シカゴコーンの下げは本格化する可能性も。

(東京米国産大豆)
28日の東京一般大豆は値付かず。
シカゴ大豆は6営業日連続で下落し、その期間中の下げ幅は約30セントも急落した。南米の豊作観測から下げ余地はまだ残しているとみて、今後ともシカゴコーンの圧迫要因になりそうだ。

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