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石油製品・原油レポート(週明けの海外原油は乱高下の展開)

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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石油製品・原油レポート(週明けの海外原油は乱高下の展開)

  • 2021/10/19
  • 情報サービス室
  • エクスプレスコメント

WTI原油・NY石油製品・北海ブレント市況

 海外石油は、週明けに高値更新を演じたものの、増産圧力を警戒して、その後大きく値を崩している。
米国では11月8日からワクチン接種した外国人の入国を認めるとしたこと、OPECプラスの追加増産に否定的な見方を背景にして週明けも買いが先行、WTIの取引中心限月である期近12月限は83.18ドルの高値を示現するなど、1ドル以上も急伸へ。
ところで、日本政府が産油国に対する増産要請を行う動きをみせたことをキッカケにして、欧州取引時間帯に入り、高値警戒からの利益確定売りにつながったとみられている。米ホワイトハウスもOPECに対する増産要請を再度行っており、増産要請を今後、OPECプラスは無視できないとの見方も高まり、高値から2ドル近い調整安を演じる場面も。
OPECプラスの閣僚級会合を意識した動きは来週、予想されるため、今週、産油国が具体的なアクションをみせることは考えにくく、下げも限定的だったといえる。
また、ロイター通信が集計した在庫統計に対する事前予想で、原油在庫が4週連続で増加する可能性が高まったことも売り材料に。
清算値決定にかけて、NYガソリンが切り返したため、WTI期近12月限もプラス圏回復をみせたが、その後は売り直されている。目先は米APIの週間石油在庫統計での原油在庫に注目。
さすがに高値警戒の中でのず増産要請の拡大もあり、原油の強調地合いに変化の兆しも伺える。

情報分析

・米EIAの週間石油在庫統計に対する事前予想
米EIAは20日、15日現在の週間石油在庫統計を明らかにするが、ロイター通信が集計したアナリストの事前予想平均の暫定値は下記の通り。
原油在庫は前週比220万バレル増(前週608.8万バレル増)、ガソリン在庫は同100万バレル減(同195.8万バレル減)、中間留分在庫は同20万バレル減(同2.4万バレル減)、製油所稼働率は86.5%(同86.7%)。

東京石油製品・原油の相場見通し

 東京のドバイ原油は、海外原油の急反落を嫌気して値崩れしている。海外市場の清算値決定にかけての乱高下には動意薄で、流動性の欠如も警戒される。
さて、増産要請の拡大や米国の原油在庫の増加傾向もあり、これまでの強調地合いに変化の兆しも伺えるため、買いもかなり慎重になるべき。これまでのような買えば、収益につながる状況ではなくなりつつあることも留意したい。

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