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海外石油市場は大幅安

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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海外石油市場は大幅安

  • 2021/11/04
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
3日のNY金は、大幅続落を演じているが、米FOMC声明後に下げ幅を縮小している。NY金期近12月限は前日比25.5ドル安(2日分合計で31.9ドル安)の1763.9ドル、NY白金期近1月限は同16.8ドル安(同44.8ドル安)の1022.5ドル、NY銀期近12月限は同27.6セント安(同84.2セント安)の2323.1セント。
米FRBは11月から量的緩和の縮小(テーパリング)を実施することを決定した。資産購入は現在の月額1200億ドルから同150億ドル減らし、2022年中ごろには終了するとしている。毎月同水準のペースでの減額が適当としている。米FOMC声明を受け、米長期金利は1.60%を越える急上昇をみせたが、金は1770ドル台まで買い直される戻りをみせた。NY銀の出直りや株価の続伸を好感した白金やパラジウムの下げ幅縮小が支援材料に。ただ、株価の連日の高値更新もあり、金のヘッジ買いも限定的で、1777.0ドルの戻り高値で戻り一巡へ。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
3日のWTI原油は、期近限月中心に大幅安を強いられ、清算値決定後に期近12月限は80ドル割れを演じた。WTI原油期近12月限は前日比3.05ドル安(2日分合計で3.19ドル安)の80.86ドル、北海ブレント期近1月限は同2.73ドル安(同2.72ドル安)の81.99ドル。RBOBガソリン12月限は同11.16セント安(同7.08セント安)の233.85セント、NYヒーティングオイル期近12月限は同7.37セント安(同6.86セント安)の243.45セント。
前日発表された米APIの週間石油在庫統計では、原油在庫が6週連続の増加を記録し、今週も予想以上の増加を記録した。そのため、発表後から売りが先行し、WTI期近12月限は83ドルを大きく割り込んだ。連日、清算値決定にかけて高値更新をみせていたNYガソリンも原油市場の値崩れを嫌気して売り直されていた。注目の米EIAの在庫統計で、原油在庫は前週比330万バレル増、ガソリン在庫は同150万バレル減、中間留分在庫は同220万バレル増。米APIの在庫統計よりも原油在庫の増加幅は小さかったものの、それまでの軟調地合いに歯止めがかからず、一段安へ。NY株価の連日の高値更新は支援材料にならず。清算値決定にストップロスの売りがヒットして、期近12月限は79.69ドルまで急落した。4日のOPECプラスの閣僚級会合では、日量40万バレルの増産にとどまるとみられているが、米国の原油在庫の積み増しから、すでに天井を形成したとの見方も強まっている。

(CBOT大豆)
3日のCBOT大豆は、反落。期近1月限は前日比12.25セント安(2日分合計で4.75セント安)の1244.00セント、期近3月限は同11.75セント安(同3.00セント安)の1255.25セント。
シカゴ小麦とコーンの続落もあり、前日、スプレッドの買い戻しに上伸した大豆は売り直されていた。前日の高値更新とはならず、大豆油の急落も圧迫要因となり、大豆市場でも手じまい売りが台頭へ。原油の急落も心理面の圧迫要因になっていたという。

(CBOTコーン)
3日のCBOTコーンは、大幅続落し、週明けの高値から20セント以上も下落している。期近12月限は前日比9.50セント安(2日分合計で15.50セント安)の563.50セント、期近3月限は同10.00セント安(同15.75セント安)の571.25セント。
利益確定売りから小麦が続落しており、コーン市場でも売り先行の展開に。小麦ほど、需給バランスがタイトでないため、買われ過ぎ懸念からコーンの下落率が大きくなっており、週明けの高値から20セント以上も急落し、ほぼ安値引けに。チャートの悪化も指摘されており、一部では20日移動平均線のある5.40ドル台まで期近12月限は下押しするとの声も。引き続き、小麦次第。

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※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

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