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海外商品市場の軟調地合いの中で大引け間際に為替の円安方向の動きによって金標準・白金標準・ドバイ原油は戻り基調を見せる

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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商品市場情報

海外商品市場の軟調地合いの中で大引け間際に為替の円安方向の動きによって金標準・白金標準・ドバイ原油は戻り基調を見せる

  • 2022/06/23
  • 情報サービス室
  • デイリーコメント

(東京石油市場)
23日のドバイ原油は波乱の展開から中心限月は小幅反発。ドバイ原油の10月限は前日比30円安の8万0820円、11月限は同90円高の7万9200円。
夜間立会の時間帯で海外原油はファンドの資金引き上げによる一段の下落を見せたが、安値をつけてからはNY石油製品の急伸に反応して下げ幅を縮小した。WTIの8月限は米国取引時間帯の序盤に101.53ドルまで売り込まれる動きを見せたが、NY石油製品の出直りの動きによって107ドル台まで戻りを見せた。しかし107ドル台の戻りは一時的な動きとなり引けにかけては104.10ドル台まで売り直された。この海外原油の動きに対してドバイ原油の中心限月は7万7010円まで売られた後に80940円まで買い直されたが、夜間の引けにかけて7万8700円まで売り直された。日中立会はWTIが10時過ぎに104.80ドル台まで戻りドバイ原油も7万9200円まで買われる動きとなったが、11時過ぎにWTIが102.30ドル台まで下がるとドバイ原油は為替の円高基調もあって7万7290円まで売り直された。しかしその後はWTIが下げ一服の展開から15時過ぎに104.80ドル台まで戻るとドバイ原油は為替の円安方向の戻りもあって7万9200円まで下げ幅を縮小した。日中の海外原油は続落しWTIは102.32ドルまで売られる動きとなっている。前日に急伸する動きを見せたNY石油製品は弱気なADPの在庫統計の結果を受け急落しており、これが海外原油の圧迫要因に。引き続きファンドの資金引き上げが売り材料となると見て海外原油の軟調地合いを想定したい。今晩はEIAの在庫統計の発表が予定されADPと同様に弱い内容となればWTIの一段の下落を警戒したい。ドバイ原油は日中に7万7290円まで売られる動きを見せているが、為替の不安定な動きを警戒して引き続き短期売買が無難としたい。ただ海外原油の軟調地合い予想からドバイ原油も下がりやすいと見て、為替の円安での上昇する場面では売り場提供になる可能性も。

(貴金属市場)
23日の金標準NY金の不安定な動きによって限月ごとにマチマチの動きに、白金標準は反落。金標準の中心限月4月限は前日比8円高の7980円、白金標準の中心限月4月限は同34円高の3999円。
夜間立会の時間帯でNY金の8月限は為替のドル安・ユーロ高の動きによって1850.3ドルまで上昇する動きとなったが、高値をつけてからは為替がドル高・ユーロ安方向に戻り他の貴金属や原油市場の下落によって1840ドル割れまで売り直された。このNY金の動きに対して金標準の中心限月は為替のやや円高方向の動きの中で8037円まで続伸する動きを見せたが、その後は8010円台まで上げ幅を縮小した。日中立会はNY金の軟調地合いと為替の円高の動きによって金標準は寄付きから下がる動きになり、11時過ぎにNY金が1834ドル台まで売られると金標準は7943円まで反落する動きとなった。日中の安値をつけてからは14時過ぎから為替が円安方向に戻りNY金が1836ドル台まで買い直されると金標準は7980円まで上昇した。日中のNY金は1840ドル割れの動きから1832.5ドルまで売られる動きを見せている。引き続き金融引き締めによる資金の引き上げを警戒する動きから軟調地合いを維持している。まだ石油市場や穀物市場の値崩れは続いておりNY金の下振れも注意したい。金標準は日中に7943円まで売られる動きとなったが、NY金の不安定な動きによって更なる下値水準の切り下げも警戒したい。
白金標準は夜間でNY白金の7月限が為替のドル安・ユーロ高の動きと他の貴金属市場の上昇によって939ドルまで戻りを見せたが、その後は921.5ドルまで売り直されるなど乱高下の展開となった。このNY白金の動きに対して白金標準の中心限月は4041円まで上昇する動きとなったが、NY白金の高値からの値崩れによって3988円まで反落した。しかし夜間の安値をつけてからはNY白金が933ドル台まで戻るなど下げ止まりの展開になると白金標準も4024円まで買い直される動きを見せたが、NY白金の930ドル台は一時的な戻りにとどまると白金標準は4000円を挟んだ動きとなった。日中は為替の円高基調とNY白金の軟調地合いによって白金標準も下げ幅を拡大する動きとなり11時過ぎにNY白金が922ドル台まで下がると白金標準は3981円まで売られる動きとなった。しかし日中の安値をつけてからはNY白金が戻り基調になり14時過ぎに928ドル台まで反発すると白金標準も4007円まで下げ幅を縮小した。日中のNY白金は一時922ドルまで下がる動きを見せたが、前日の安値を割らずに出直りの動きとなっている。ただ他の貴金属市場の不安定な動きが続くと見られNY白金の軟調地合いは続くと見たい。白金標準も日中に3981円まで売られてから4000円台まで戻りを見せているが、NY白金の軟調地合い予想から再び弱い動きが警戒される。

(ゴム市場)
23日のゴムRSS3号の中心限月は乱高下の展開から小幅続落。ゴムの中心限月11月限は前日比0.2円安の253.8円。
夜間立会の時間帯でゴムRSS3号の中心限月は寄付き直後に253.1円まで売られる動きを見せたが、その後は254.5円まで買い直された。日中立会は上海ゴムの時間外取引の上昇や当限の堅調地合いによって256.9円まで急伸する動きを見せたが、その後は海外商品市場の下落や為替の円高基調によって国内の他の商品市場が軟調地合いを見せるとゴムも高値から崩れ13時過ぎに253.6円まで売り直された。明日の当限の納会を控え上昇する動きを見せるがロウソク足は連日上髭の長いチャートとなっている。ゴム独自の買い材料は乏しく外部要因は悪化しており、引き続き強引に買われたところは売り場提供になると想定したい。最近は256円を超えると上値の重い動きが続いており戻り売り有利の展開は変らずと見たい。

(トウモロコシ市場) 
23日のトウモロコシの中心限月は大幅続落し5万3000円割れ。トウモロコシの中心限月7月限は前日比1310円安の5万2410円。
夜間立会の時間帯でシカゴコーンは序盤に軟調地合いを維持する動きを見せたが、シカゴ小麦の急伸に反応して7月限は7.70ドル台まで反発した。このシカゴコーンの動きに対してトウモロコシの中心限月は序盤に5万2720円まで続落する動きを見せたが、その後は5万4510円まで反発した。しかし高値をつけてからはシカゴコーンの動きに対して逆行する動きを見せ5万3520円まで売り直された。日中立会は為替の円高基調とシカゴコーンの軟調地合いによってトウモロコシは下げ幅を拡大し14時過ぎに5万2120円まで日中の安値を更新した。日中のシカゴコーンは軟調地合いを維持し7月限は7.55ドル台まで下落している。引き続き米コーンベルトの理想的な天候によって新穀12月限を中心に弱い動きを見せている。まだシカゴコーンの下振れの動きも想定されシカゴコーンの軟調地合いは続くと見たい。トウモロコシは日中に為替の円高基調もあって5万2120円まで売り込まれる動きを見せているが、シカゴコーンの弱い動きから下値水準の切り下げの動きが続くと見たい。

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