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海外商品全面高

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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海外商品全面高

  • 2020/10/21
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
20日のNY金は、ドル安・ユーロ高を好感して上伸し、清算値決定後に高値更新をみせていた。NY金期近12月限は前日比3.7ドル高の1915.4ドル、NY白金期近1月限は同13.8ドル高の877.3ドル、NY銀期近12月限は同28.2セント高の2498.0セント。
前日、NY株価の値崩れが市場マインドを悪化させていたが、NY株価の急反発の動きが、その他貴金属の急伸をもたらし、金の支援材料に。ただし、株価は金の圧迫要因でもあるため、金は前日の高値更新には至らず、1920ドルが目先の大きな壁とみられている。米追加経済対策の先行き不透明もあり、金を積極的に仕掛ける向きもなかったものの、その一方でドル・ユーロ高が進行し、金市場での買いが断続的に促される格好に。アジア取引時間帯に1900ドル割れを果たしたが、今回も下値固めの様相になっていた。米大統領選挙の先行き不透明もあり、1900ドル割れは買い場提供に。白金はパラジウムや非鉄の急伸に追随して大きく買われたが、900ドルは強力な上値抵抗とみられている。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
20日のWTI原油は、NY株価の急反発に合わせて急伸している。WTI原油期近12月限は前日比0.64ドル高の41.70ドル、北海ブレント期近12月限は同0.54ドル高の43.16ドル。RBOBガソリン11月限は同2.56セント高の118.79セント、NYヒーティングオイル期近11月限は同1.54セント高の117.35セント。
欧州の取引時間帯までは新型コロナウイルス感染拡大を警戒して軟調地合いを強いられていた。それが、米国取引時間帯に入って、NY株価が急反発したこと、さらにドル安・ユーロ高が進行したことで、安値から1ドル以上も急伸し、取引中心限月である期近12月限は42ドルを意識する値位置まで大きく買い進まれることに。清算値決定後にかけてまた値を跳ばしているが、これで清算値決定にかけての水準切り上げは4営業日連続となる。目先は米APIの在庫統計が注目されるが、弱気なファンダメンタルズに関係なく、買い進まれたことで、値崩れも警戒されている。

(CBOT大豆)
20日のCBOT大豆は、大幅続伸。期近11月限は前日比10.75セント高の1065.00セント、期近1月限は同11.00セント高の1065.00セント。
米農務省は仕向け先不明として13.2万トンの成約があったことを明らかにた。大豆の10万トン以上の成約が指摘されたのは16日以来ながら、6営業日連続で大豆とコーンに関する10万トン以上の成約が続いており、今後とも大豆への引き合いが期待される状況にあり、ファンドの積極買いに大豆は急伸している。前週末にポジション調整かたがた、急落したこともあり、高値警戒はみられないという。収穫進捗率は75%となっており、収穫終盤戦を迎えたことで、ハーベストプレッシャーよりもポスト=ハーベストの展開も期待され、心理面の支援材料に。

(CBOTコーン)
20日のCBOTコーンは、続伸し、期近12月限は16日の高値更新をみせた。期近12月限は前日比3.75セント高の409.00セント、期近3月限は同2.50セント高の413.00セント。
大豆同様、好調な輸出需要が引き続き、支援材料になっている。本日の米農務省はコーンに関する成約を明らかにしていないが、前日、仕向け先不明として34.5万トン、メキシコ向けとして12.3万トンが明らかにされていた。南米の乾燥した天候によって、コーンの供給不安が指摘されており、米国コーンの成約に中国が急いでいるとみられ、ファンドの積極買いにつながっている。引き続き、大豆と小麦の急伸が支援材料に。小麦はロシアとウクライナの乾燥した天候による作付遅れ、アルゼンチンの乾燥した天候による収穫された小麦のダメージが懸念され、連日の高値更新をみせている。シカゴコーン期近12月限の4.10ドル突破も時間の問題で、4.20ドルから4.30ドルを試すとみられている。

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※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

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