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海外原油・石油製品は急反落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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海外原油・石油製品は急反落

  • 2020/10/22
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
21日のNY金は、続伸し、1930ドル台半ばまで急伸する場面もみせた。NY金期近12月限は前日比14.1ドル安の1929.5ドル、NY白金期近1月限は同16.6ドル高の893.9ドル、NY銀期近12月限は同26.1セント高の2524.1セント。
市場では米追加経済対策の行方に関心が集まっているが、今週中に与野党で合意に達するかどうかは微妙な情勢であるという。トランプ米大統領選挙は民主党が主張する2兆2000憶ドルを越える支援策を容認する意向を示したものの、11月3日の米大統領選挙を前に、法案が可決されるかどうかも不透明とされている。米国取引時間帯の序盤にジリジリと上昇していた金は1936.0ドルの高値を示現。しかし、利益確定売りに高値示現から30分後には1923.3ドルまで値を一気に消した。しかし、1920ドル台維持をみせ、また1930ドル台を回復するなど、1930ドルを挟む動きに。目先は22日(日本時間23日午前10時)に予定されている最後の米大統領選挙候補者によるTV討論が注目されている。白金は続伸し、900ドルを伺う動きをみせたが、非鉄の大幅続伸が支援材料になっていた。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
21日のWTI原油は、急反落し、再び40ドル割れを演じている。WTI原油期近12月限は前日比1.67ドル安の40.03ドル、北海ブレント期近12月限は同1.43ドル安の41.73ドル。RBOBガソリン11月限は同4.76セント安の114.03セント、NYヒーティングオイル期近11月限は同3.36セント安の113.99セント。
前日はNY株価の急伸に追随して買い進まれたものの、これまで同様、株高に追随して上昇すれば、結果的に売り場提供となり、石油の弱気なファンダメンタルズを嫌気して売り直されるパターンが今回もみられることになった。注目の米EIAの在庫統計で、原油在庫は前週比100.2万バレル減、ガソリン在庫は同189.5万バレル増、中間留分在庫は同383.2万バレル減、製油所稼働率は72.9%。ハリケーン「デルタ」からの復旧が遅れており、製油所稼働率はさらに低下し、原油生産も落ち込んでいる。しかし、肝心のガソリン需要が大きく落ち込んだことで、稼働率が大幅に低下したにもかかわらず、ガソリン在庫は増加することに。このため、NYガソリンが急落し、それをキッカケにしてWTIやブレントも値崩れを強いられることになった。下落局面では欧州での新型コロナウイルスの感染拡大による石油需要の後退懸念も売り材料に。WTIとブレントは200日移動平均線を今回も上値抵抗にしているが、WTIは40ドル割れにも抵抗をみせており、これまで同様、狭いレンジ取引も予想されるという。

(CBOT大豆)
21日のCBOT大豆は、続伸しているが、10月9日に付けた高値を更新するには至っていない。期近11月限は前日比7.75セント高の1071.75セント、期近1月限は同7.75セント高の1071.50セント。
10月9日に期近11月限は10.7975ドルの高値を付けているが、それに迫るものの、結果的に高値警戒からの利食い売りで上げ幅を縮小している。南米の天候リスクがなお強力な支援材料だったが、米農務省からデイリーベースの成約が示されなかったこともあり、高値更新に抵抗をみせたともみられている。ただ、ジリジリと上昇している分、懸念されるほどの高値警戒に至っておらず、息の長い上昇相場形成との声も。米農務省が明日発表する週間輸出成約高に対する事前予想は150万~250万トン。

(CBOTコーン)
21日のCBOTコーンは、続伸し、昨年8月以来の高値水準まで買い進まれている。期近12月限は前日比5.25セント高の414.00セント、期近3月限は同3.25セント高の416.50セント。
南米の乾燥した天候が長期化しており、改善の見通しもなく、コーンの作付遅れも深刻化しつつある。本日、デイリーベースの10万トン以上の成約が明らかにされなかったが、米国コーンの最大の輸入国であるメキシコを中心に、米国コーンの手当てを一段と増加させることが期待されている。メキシコは南米からの輸入も多いため。期近12月限は4.10ドル台に乗せたことで、次の上値目標は4.20ドル。ちなみに、昨年8月以来の高値水準を示現しているが、当時の高値は4.60ドルだった。米農務省が明日発表する週間輸出成約高に対する事前予想は80万~140万トン。

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※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

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