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海外原油は3営業日連続の上昇

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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海外原油は3営業日連続の上昇

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/01/03
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
2日のNY金は小幅高。NY金期近2月限は前日比2.8ドル高(3日分合計で3.0ドル高)のドル、NY白金期近4月限は同3.4ドル高(同2.6ドル高)の805.0ドル。
財新が発表した12月の中国の製造業PMIは49.7となり、景気の判断である節目の50を下回った。実に2年半振りのことで、これを受けて世界の株式市場の下落をもたらし、NYダウ先物も一時、400ドル以上も急落。その株安のヘッジとして金は買い進まれ、1291ドルの高値を示現した。ただ、急落していたNY株価も出直りをみせたこともあり、その後の金は上げ一服。ドル高も進行していたが、ドル高や株価上伸の割に、底固い動きをみせていた。株式市場の不安定な状況が続くとみられていること、週末発表される米雇用統計に対する期待から金は1280ドル台を維持することに。白金は株価急落によって高値から20ドル近く急落していたが、株価の戻りでまた800ドル台を回復。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
2日のWTI原油は上伸し、3営業日連続での上昇となった。WTI原油期近2月限は前日比1.13ドル高(3日分合計で1.93ドル高)の46.54ドル、北海ブレント期近3月限は同1.11ドル高(同2.18ドル高)の54.91ドル。RBOBガソリン2月限は同2.35セント高(同4.06セント高)の132.56セント、NYヒーティングオイル期近2月限は同2.12セント高(同2.71セント高)の170.06セント。
財新が発表した12月の中国の製造業PMIが2年半振りに50を下回ったことで、中国の景気減速が鮮明になったとして、それまで上伸していたNYダウ先物が急落。石油需要の後退懸念も警戒され、原油も売り込まれることに。WTI期近2月限は44.35ドルの安値を示現した。ただ、米国時間帯になると、トランプ米大統領が米中の貿易交渉がまとまれば、株価は反転するとの見通しを示したことで、株式市場が急伸する動きとなり、それに追随して原油も大きく買い直されていた。かなり期待先行で上伸した感は否めないという。中国の景気減速懸念を嫌気して非鉄は急落したままだけに、原油の下振れもまた、リスクとして警戒されている。NYダウ先物が終値にかけて急落しており、石油市場は上げ幅縮小をみせていた。

(CBOT大豆)
2日のCBOT大豆は急反発。期近3月限は前日比11.75セント高(3日分合計で23.25セント高)の906.75セント、期近5月限は同11.50セント高(同23.00セント高)の919.25セント。
米中の貿易交渉に対する期待とブラジル中央部での乾燥リスクを好材料にして急伸し、期近3月限は9ドルの大台を回復して取引を終えた。ブラジルの天候リスクはそれほど警戒されていないものの、買い材料としてやや無理矢理、持ち出された可能性もあるという。目先は20日移動平均線を上抜けるかどうか注目。

(CBOTコーン)
2日のCBOTコーンは他市場の上伸に追随高をみせていた。期近3月限は前日比0.75セント高(3日分合計で1.00セント高)の375.75セント、期近5月限は同0.25セント高(同1.00セント高)の383.25セント。
狭いレンジ取引に終始していたが、コーン独自の支援材料は見当たらないため。米国国内でのエタノール需要の低迷も警戒され、高値からヘッジ売りを浴びていた。11日に米農務省が発表する各種発表待ちで、それまでレンジ内で推移するとみられる。

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