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海外原油は小反落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

海外原油は小反落

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/03/16
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
15日のNY金は急反発となり、1300ドル台を回復している。NY金期近4月限は前日比7.8ドル高の1302.9ドル、NY白金期近4月限は同4.7ドル高の831.8ドル。
NYダウが急伸しているが、ドル安・ユーロ高をキッカケにして金が買い直される展開に。前日の急落に対する調整高ともいえるが、1290ドル台前半での下値固めの様相との声も。英国の合意なき離脱がひとまず回避されたことで、前日は急落したものの、問題が先送りされただけで、リスク解消とは行き過ぎ。目先は21日、22日のEU首脳会談で、英国からの延期要請が承認されるかどうかがポイントに。第2四半期のイベントリスクはなお高いままである。パラジウムは1500ドル台で推移しており、今週も強調地合いをみせたが、米国での需要拡大観測からさらなる急伸も期待されている。白金も戻りをみせたが、利食い売りも台頭し、高値からの下押しも目立っていた。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
15日のWTI原油は小反落となったが、NYヒーティングオイル安が足かせになっていた。WTI原油期近4月限は前日比0.09ドル安の58.52ドル、北海ブレント期近5月限は同0.07ドル安の67.16ドル。RBOBガソリン4月限は同0.82セント高の185.77セント、NYヒーティングオイル期近4月限は同1.72セント安の196.77セント。
ゴールドマンサックスは原油の供給減によって需給バランスが均衡となるとの見通しを踏まえて、近いうちにブレントは70ドルを越えるとの予想を明らかにしている。しかし、海外原油はNYヒーティングオイルの値崩れに追随する格好で下落し、WTIは58ドル割れもみせた。WTI期近4月限が59ドルに迫る動きをみせたことで、週末要因の利益確定売りに押されての下押しを演じることに。それでも、3月にはサウジとロシアのさらなる減産も予定されており、週明けにはまた原油は出直りをみせるとの見方も少なくない。その意味で、ゴールドマンサックスの強気の相場見通しは、値ごろ買いを誘うには十分だったといえる。

(CBOT大豆)
15日のCBOT大豆は週末要因の買い戻しの動きが活発化し、急伸している。期近5月限は前日比10.75セント高の909.25セント、期近11月限は同9.50セント高の942.25セント。
現物相場の強調地合いから期近中心に買い進まれていた。それに週末要因の調整かかがた、買い戻しが台頭し、期近5月限は9.10ドルを上抜ける場面も。NOPAが発表した2月の大豆の圧砕高は事前予想を下回る弱い内容だったが、大豆市場での弱材料になり切れず。小麦やコーンの連日の上昇もあり、買い戻しが促されていた。

(CBOTコーン)
15日のCBOTコーンは4営業日連続の上昇をみせた。期近5月限は前日比2.75セント高の373.00セント、期近12月限は同1.25セント高の395.25セント。
テクニカルな買いも影響し、期近5月限は半値戻りの水準まで上伸し、引け間際に高値更新する動きをみせた。米南部での低温による作付遅れ懸念が引き続き支援材料になっていた。夏場に収穫される米南部の作付遅れによって、今夏の荷圧迫解消も。ただし、米コーンベルトの作付は4月中旬以降に本格化するため、新穀限月の上昇は連日小さい。半値戻り水準まで大きく切り返したが、テクニカルな買いが週明けも継続するかポイント。

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