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海外原油は大幅安

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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海外原油は大幅安

商品先物 有料マーケット情報
  • 2017/04/20
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
19日のNY金は高値警戒の動きの中、反落している。NY金期近6月限は前日比10.7ドル安の1283.4ドル、NY白金期近7月限は同8.3ドル安の970.3ドル。
地政学リスクが一歩後退し、利食い売りを誘って値を崩し、前日の安値を下回る動きも。その後、NYダウ安を好感して1280ドル台を回復するものの、前日同様、腰の入った買いはみられず、また売り直されることも警戒されていた。週末にフランス大統領選挙が予定されているが、今回の選挙で過半数を確保する候補が出ないとみられるため、リスク警戒の買いも限定的。テクニカル面では200日移動平均線のある1270ドル割れも意識すべき。NY白金は続落へ。チャートの形も金同様、悪化しており、目先は950ドルをひとまず試すとみられる。将来的な実勢悪から900ドル割れでもおかしくはない状況でもある。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
19日のWTI原油は大幅続落となり、50ドル台まで急落している。WTI原油期近6月限は前日比2.00ドル安の50.85ドル、北海ブレント期近6月限は同1.96ドル安の52.93ドル。RBOBガソリン5月限は同5.20セント安の165.90セント、NYヒーティングオイル期近5月限は同4.06セント安の158.13セント。
注目の米EIAの在庫統計で、原油在庫は前週比103.4万バレル減、ガソリン在庫は同154.2万バレル増、中間留分在庫は同195.5万バレル減に。前日発表された米APIの在庫統計に近い内容となり、発表後の市場の反応はイマイチ。しかし、上値の重い展開に変わりなく、週明けに米EIAが発表した5月の米シェールオイルの生産のさらなる拡大予測が引き続き圧迫要因になっていた。また、今回の米EIAの在庫統計で原油生産は8週連続の増加となり、ガソリン需要は鈍化しており、弱い中身が目立っていた。そのため、ズルズルと水準を切り下げ、WTI期近6月限で52.50ドルを下回ると、ストップロスの売りがヒットして、そのまま急落し、アッサリと2ドルも大きく売られることに。チャートの悪化はもともと指摘されていただけに、テクニカルな売りは出やすかったといえるが、弱気な米国の需給バランスで下げに拍車がかかることになった。清算値決定後、ひとまず下げは一服している。

(CBOT大豆)
19日のCBOT大豆は期近中心に値ごろ買いで反発している。期近5月限は前日比4.50セント高の950.50セント、新穀11月限は同1.75セント高の958.50セント。
期近5月限は前日の安値更新とならず、9.40ドル台を維持したこともあり、値ごろ買いで切り返した。ただ。いつものようにアジア時間帯の水準から値を消している。明日発表される週間輸出成約高に対する警戒もあり、引けにかけて上げ幅縮小へ。本日のファンド筋の買い越しは推定6500枚。

(CBOTコーン)
19日のCBOTコーンはマチマチ。期近5月限は前日比0.25セント安の361.50セント、新穀12月限は同0.25セント高の386.50セント。
引けにかけて戻りをみせ、高安マチマチとなった。期近5月限は3.60ドルを維持する動きをみせたこともあり、自律反発の動きから上げ幅を拡大していた。しかし、米コーンベルトでの作付に理想的な天候を嫌気した売りを浴びて戻り切れず。今週後半の作付に理想的な天候から、作付遅れが改善することも期待されている。自律反発後、売り直されるとの見方が支配的。本日のファンド筋の売り越しは推定2500枚。

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