フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

海外原油とシカゴコーンが急反発

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

ピックアップコンテンツ

  • 個別WEBセミナー
  • Fujitomi market news
  • トレーダーズショップ
  • リモートサービス
商品市場情報

海外原油とシカゴコーンが急反発

  • 2022/01/15
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
14日のNY金は、反落。NY金期近3月限は前日比4.9ドル安の1816.5ドル、NY白金期近4月限は同7.6ドル安の964.6ドル、NY銀期近3月限は同24.4セント安の2291.8セント。
米長期金利の急伸を受け、ドル高が進行し、金は下押しへ。アジア取引時間帯に示現した1829.3ドルが戻り高値となり、1830ドルは大きな壁に。結果的にはここ最近の取引レンジである1810ドルから1830ドルにレンジ内で推移している。銀が銅の大幅続落を嫌気して追随安を演じたことも金の圧迫要因になっていた。白金やパラジウムはNYダウの急落が売り材料に。白金は今回も980ドル台が売り場提供に。インフレヘッジとして買われた金にとって原油の急伸は支援材料になっていたが、一方で銅や株価が急落したため、インフレヘッジの買いも限定的だった。金や銀は清算値決定後に安値更新をみせていたが、米長期金利のさらなる上昇を嫌気したため。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
14日のWTI原油は、急反発し、84ドル台に急伸している。WTI原油期近2月限は前日比1.70ドル高の83.82ドル、北海ブレント期近3月限は同1.59ドル高の86.06ドル。RBOBガソリン2月限は同3.49セント高の241.90セント、NYヒーティングオイル期近2月限は同2.58セント高の263.43セント。
米国取引時間帯に入って買いが膨らみ、ドル高やNY株価の下落にもかかわらず、WTI期近2月限は84ドル台に急伸へ。先日は期近限月の独歩高がみられたが、本日も期近限月の上げが目立っているものの、その他限月も応分に急伸するなど、全面高の様相に。前日はNYヒーティングオイルが米北東部の気温低下による需要増を期待して上伸していたが、本日はNYガソリンがけん引していたとの声も。オミクロン株による制限は極めて限定的で、米景気拡大の流れに変わりはなく、ガソリン需要の増加も大いに期待されている。来週にもWTI期近2月限の85ドル示現も。ちなみに、期近ベースの85ドルとなれば、昨年10月25日以来となる。

(CBOT大豆)
14日のCBOT大豆は、南米の豊作を再認識する格好で続落している。期近3月限は前日比7.50セント安の1369.75セント、期近5月限は同7.75セント安の1379.50セント。
南米の1月に入っての降雨によって、南米の豊作を改めて認識している。米農務省は需給報告でブラジル大豆の生産高を500万トン下方修正し、1憶3900万トンとしているが、実績ベースと比較すると、過去最高の生産高に変わりない。そのため、豊作水準が改めて圧迫要因に。来週も降雨が予想されており、イールド改善が期待されている。ブラジルの一部で収穫が始まっているが、その収穫遅れ懸念が一時、支援材料になっていたが、ここでは支援材料になり切れず。

(CBOTコーン)
14日のCBOTコーンは、値ごろ買いに反発している。期近3月限は前日比10.50セント高の598.00セント、期近5月限は同9.00セント高の598.50セント。
大豆と小麦が一段安を演じる中、コーンは買い直されたが、1月3日の安値を維持したこともあり、その後の値ごろ買いにつながったという。戻り局面では1月下旬以降、南米がホット&ドライになるとの天気予報も出ており、これが買いをさらに促したとみられている。来週はまだ降雨が予想されているが、その後はホット&ドライに逆戻りとの見通しも。受粉の時期を迎えるため、天候リスクを認識することに。また、原油やガソリンの急伸もあり、エタノール需要の拡大も連想買いにつながったとみられる。引けにかけて上げ幅をさらに拡大し、ほぼ高値引けとなった。

一覧へ戻る

※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

ピックアップコンテンツ

  • 個別WEBセミナー
  • Fujitomi market news
  • 日本証券業協会
  • 証券・金融商品あっせん相談センター
  • リモートサービス