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東京金・白金は急反落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京金・白金は急反落

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/03/15
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
15日の東京原油・石油製品はマチマチ。原油期先8月限は前日比70円安の4万0070円、ガソリン期先9月限は同30円高の5万5090円、灯油期先9月限は同330円高の5万5720円。
東京原油・石油製品市場の日中取引は売り買いが交錯していた。再開後のWTIの61ドル台回復は支援材料だったが、米長期金利低下を背景にした円高が売り材料となり、小波乱の展開を強いられた。WTIの61ドル台回復はOPEC月報を好感したためとみる。OPEC産油国の原油生産の減少と2018年の世界の石油需要の伸びをわずかではあるが、上方修正したため。今晩、IEA月報も発表され、市場では注視している。ところで、NYダウ先物が不安定な動きをみせており、原油の動向を大きく左右するだけに、株価の動向からも目が離せない。東京灯油は本日も不需要期限月である期先のサヤがガソリンよりも大きく買い進まれている。かつてみたこともない上ザヤを形成しているが、説明できない価格形成である。国内の気温上昇も全く関係ないようだ。
東京貴金属)
15日の東京金は円高とNY金安のダブルパンチを浴びて反落。金期先2月限は前日比30円安の4510円、白金期先2月限は同41円安の3284円。
NY金安と円高のダブルパンチの下、東京金は反落し、4550円は今回も壁になっていた。9時半過ぎにはNYダウ先物の急落と米長期金利の低下を受けた円高局面から、東京金は夜間の安値を更新し、4510円割れをみせた。昼前に円高解消とNY金の戻りを受けて4510円台回復。それでも、朝方からみると、円高進行に変わりないため、東京金の戻りは限定的。東京白金は金同様、円高とドルベースの白金安が売り材料に。また3300円を下回ったが、3300円を挟む動きが続いている。
(東京ゴム)
15日の東京ゴムはしっかり。期先8月限は前日比0.5円高の195.2円。
時間外の上海ゴム安、そしてNYダウの大幅続落、さらに円高を嫌気して、東京ゴムは朝方から下落し、その後、夜間の安値を更新した。日経平均株価の急落と一段の円高が影響していたとみる。ただし、再開した上海ゴムが上伸したこともあり、正午前に195円台を回復。大衆筋の売り込み型が目立っており、踏み上げにつながる可能性もある。15時前に194円まで軟化したが、また195円台まで戻しているため、買い方有利の展開に。
(東京トウモロコシ) 
15日の東京トウモロコシは円高が整理商いを助長し、急落。期先3月限は前日比180円安の2万3570円。
一段の円高進行が投げを誘って東京トウモロコシは急落。夜間取引ではシカゴ安が売り材料になっていたが、下げはイマイチ。その後、円高が加速したこともあり、週明けまで強引に買い進まれた反動安が影響し、10時を前にして急落し、先限は2万3500円割れを果たした。前日、引けにかけて大きく戻したことも仇になったとみる。円高が解消されたことで、昼前には安値から100円の戻りをみせた。前日は安値から200円近くも戻したこともあり、売りに対する警戒も戻りを助長したようだ。
(東京米国産大豆)
15日の東京一般大豆は急落。期先2月限は前日比770円安の4万7960円。
夜間取引から一般大豆先限は急落し、4万8000円を割り込んでいる。シカゴ急落を先取りすることになったが、2018年度の米国大豆の作付面積の事前予想として極めて弱い数字が示されたことでシカゴは急落している。月末にかけて圧迫要因になり続けるとみるべきで、値ごろでは買えない。

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