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東京金・白金は急反落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京金・白金は急反落

商品先物 有料マーケット情報
  • 2020/03/26
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
26日の東京原油・石油製品は大引けに急落。東京原油期先8月限は前日比2050円安の2万5640円、東京ガソリン期先9月限は同1570円安の3万6900円、東京灯油期先9月限は同1810円安の3万7330円、
前日のWTIは反落し一時は23ドル割れの動きを見せていた。東京原油の夜間立会はWTIの値崩れで期先は2万6300円まで急落する動きを見せた。ただ安値をつけてからWTIの急速な戻りもあって2万7280円まで上昇する動きとなった。日中立会はWTIが24ドル割れの動きを見せ東京原油は9時過ぎに2万6380円まで急落した。その後はWTIが24ドル台を回復し東京原油は2万6900円まで戻る動きを見せたが、10時過ぎにNYダウ先物が下落する動きを見せ、WTIも24ドル割れ目前まで下がると東京は円高もあって再び2万6390円まで売られた。11時台に再び東京原油は下落する動きを見せ夜間の安値を下回り2万6110円の安値更新の動きとなった。昼過ぎからWTIの水準は変わらずだが、為替が円安方向に戻ると東京原油は2万6440円まで下げ幅を縮小した。今週は大引けにかけて東京原油は強引に買われる動きを見せていたが、本日は違って急落する動きになり2万6000円を割って2万5640円まで下がり安値引けとなった。東京原油はようやく下げ渋りから下落する動きとなったが海外原油の水準からずるとまだ割高となっている。サウジやロシアの増産は今のところ変わりないことから今後の需給バランスが悪化することは避けられず、海外原油の弱い動きが続くと見たい。東京原油はまだ高い水準に変わりなく反動安を警戒したい。

(東京貴金属)
26日の東京金・白金は急反落。東京金期先2月限は前日比112円安の5642円、白金期先2月限は同42円安の2578円、パラジウム期先2月限は同1000円高の8235円。
前日にNY金が1699.3ドルの高値をつけてから反落の動きとなり東京の夜間の時間帯で1615.2ドルまで急落する動きを見せた。東京金はNY金の値崩れで夜間立会で期先は5634円まで下がる動きとなった。ただその後はNY金の下げ幅縮小もあって5767円まで戻る動きを見せたが戻りも限定的で再び下がる動きとなった。日中立会はNY金は1645.7ドルまで買い直される動きを見せていたが、為替が円高に進んだ為、東京金は下げ幅を拡大し9時半過ぎには5669円まで下がる動きとなった。10時前になるとNY金が1630ドル割れの1625.7ドルまで下がり為替の円高進行によって東京金は5631円まで下げ幅を拡大する動きを見せた。NY金は11時過ぎに1619ドルまで安値更新する動きとなったが東京金は安値更新にはならなかった。昼過ぎからNY金が1630ドル近辺まで戻り、為替も円安に進むと東京金は5682円まで戻した。本日のNY金は一時、前日の高値から80ドルまで下がる動きとなり、また不安定な動きとなってきている。NYダウ先物も乱高下の動きを見せており、急ピッチに上昇したNY金の調整安も想定したい。ただ米国の無期限の量的緩和政策から強気の基調はまだ変わらずと見ており、押したところの買い場を見極めたい。白金も東京金と同様に前日の高値から崩れる動きとなった。前日のNY白金は747.9ドルまで上昇する動きとなったが、本日は722.5ドルまで下がる動きとなっている。東京白金も夜間で期先は2686円まで上がったが、日中立会では大きく売り込まれ安値は2568円まで急落する動きとなった。NY白金のけん引役だったNYパラジウムが急落しており白金の圧迫材料となった。実勢悪の状況の中、東京白金は前日に2699円の高値をつけ、本日は2686円で上げ止まり2699円が目先の高値となると見たい。

(東京ゴム)
26日の東京ゴムの8月限は一時150円割れ。期先8月限は前日比2.3円安の150.9円。
夜間立会で反落していた東京ゴムはNYダウの続伸や非鉄の急騰の外部要因に反応せず、日中立会は下げ幅を拡大する動きとなった。8月限は9時過ぎに150.1円まで下落。その後も安い水準を維持していたが、10時過ぎにNYダウ先物や日経平均が大きく売られる動きを見せると、東京ゴムは更に下げ幅を拡大し150円割れの148.5円まで急落した。急落してからは徐々に値段が戻る動きを見せ11時台には上海ゴムの反発もあって東京ゴムは153.1円まで急速に戻した。日中の高値をつけてからは再び売られる展開となって、上海ゴムも上げ幅を縮小すると東京ゴムは150.0円まで再び下がった。本日は150円を一時割る動きとなったが国内のゴム需要が悪化しており弱い基調は変わらずとなっている。150円割れは通過点と見て直近安値の146.3円を下回るか注目したい。

(東京トウモロコシ)
26日の東京トウモロコシの期先は反落。期先3月限は前日比150円安の2万3450円。
夜間立会の東京トウモロコシはシカゴコーンの続伸の動きを見せ期先は2万3770円まで上がる動きを見せた。日中立会はシカゴコーンは反落の動きを見せたが、東京はシカゴ安に反応しない動きとなっていたが、9時半過ぎから為替の円高進行もあって上げ幅を縮小する動きを見せ、10時過ぎにはNYダウ先物やNYガソリンの下落を受けて、東京トウモロコシは2万3200円まで急落した。ただ安値をつけてからシカゴの下げ幅縮小や為替の円安で2万3400円まで戻る動きを見せた。前日のEIAのガソリン需要の落ち込みを踏まえるとシカゴコーンの弱い基調は変わらずと見たい。本日もNYガソリンは下落しており、エタノール需要の減少は今後も続くと見たい。東京トウモロコシも本日は反落となったが、2万3000円割れの動きになると見たい。

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