株式会社フジトミは投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

東京金・白金とも円高加速で下げ幅拡大

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

ピックアップコンテンツ

  • 公開収録
  • メキシコペソ円取引開始
  • トレーダーズショップ
  • TOCOMスクエア
  • 投資詐欺にご注意
  • フラッシュプレイヤー
商品市場情報

東京金・白金とも円高加速で下げ幅拡大

商品先物 有料マーケット情報
  • 2017/12/06
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
6日の東京原油・石油製品は弱材料を無視して強引に買い進まれていた。原油期先4月限は前日比130円高の4万1550円、ガソリン期先6月限は同40円高の5万8180円、灯油期先6月限は同130円高の5万6920円。
東京石油製品は海外原油の出直りに過剰反応する格好で夜間では大きく買い戻されていた。さて、注目の米APIの在庫統計で、原油在庫は予想以上の減少を示したが、石油製品在庫はかなりの急増で、石油全体の在庫は前週比800万バレルも急増。その結果、WTIやブレント、そしてNY石油市場とも大きく値を崩した。強引に買い進まれた東京原油の値崩れも予想され、上げ幅は縮小して始まった。前日の大引け時点よりも円高が進行し、さらにWTIも若干下落しているだけに、東京原油は朝方からマイナス圏でもおかしくはなかったが、相変わらず東京は下げ渋りの影響で、弱材料に反応薄だったといえる。日経平均株価が急落して前引けしたため、その後円高がさらに進行したものの、東京石油市場は頑なにプラス圏を維持していた。再開した日経平均株価が300円以上も急落していたが、円高がすでに一巡したこともあり、東京石油市場の下げ渋りに変わりなかった。日経平均株価は500円以上の急落をみせたことで、円高圧力は強まったものの、東京原油のプラス圏の動きは続いた。明らかに下げ足りず。
(東京貴金属)
6日の東京金はNY金急落を受けて大幅続落。金期先10月限は前日比46円安の4559円、白金期先10月限は同49円安の3309円。
東京金は大幅続落へ。夜間から4600円を大きく下回っていたが、朝方も円高進行が影響して夜間の安値を試す動きをみせた。同じく急落していた東京白金は早々に夜間の安値を更新。東京金も9時過ぎには夜間の安値を更新するなど、一段安を演じた。あっさり4560円を下回ったが、その後は下げ一服。ただ、日経平均株価が急落して前引けすると、株安を嫌気して円高が進行したため、東京金は改めて売り直され、さらに安値を更新していた。再開した日経平均株価が一段と急落したことで、さらなる円高も警戒され、東京金は戻り切れず。世界的に金の需要が後退しており、需給バランスの悪化が地政学リスクの買いにつながっていないとも考えられる。リスクを背景にした金の買いは現時点では避けるべきである。
(東京ゴム)
6日の東京ゴムは非鉄急落を嫌気して急反落を演じた。期先5月限は前日比4.2円安の205.2円。
夜間から東京ゴムは下落していた。大引けにかけての引け味の悪さと非鉄相場の急落もあり、上海ゴムの値崩れが警戒されていた。実際、時間外での上海ゴムが急落したため、東京は朝方から下げ幅を拡大し、先限はあっさり205円を割り込んだ。203円ちょうどまで急落したが、その後は急ピッチの戻りをみせ、205円台を早々に回復した。生産国会合で、減産する意志が示されたこともあり、下値を売りにくなったともいえる。円高が一段と進行したことで、昼に先限は205円割れもみせたが、早々に回復。引き続き、非鉄の動向から目が離せない。
(東京トウモロコシ) 
6日の東京トウモロコシは前日同様、弱材料に反応薄で、下げ渋りを演じる。期先11月限は前日比30円安の2万1720円。
シカゴはほぼ変わらずだったが、東京は前日の大引けに週明けのシカゴ急落や円高を無視してかなり強引に買い戻された反動もあり、朝方から下げを強いられていた。しかし、前日同様、強引に買い進まれ、一段と割高な値位置を形成することに。前引けにかけて日経平均株価が急落したことで、円高がさらに進行したものの、トウモロコシは全く動じず、下げ渋りを継続していた。シカゴは若干戻したものの、ここでの円高を無視したため、一層、割高な値位置を形成することとなった。いずれ修正安必至とみる。
(東京米国産大豆)
6日の東京一般大豆は玉次第でマチマチ。期先10月限は前日比110円安の4万8070円。
東京一般大豆は当限納会を意識する時期となり、一層見送られる状況から玉次第の展開に。シカゴ大豆は大幅続伸し、再開後も一段と上伸しているが、市場の反応はイマイチ。打診的な仕掛けもみられず、新穀限月となる新甫12月限の発会待ち。

一覧へ戻る

ピックアップコンテンツ

  •