株式会社フジトミは投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

東京金・白金とも一段安

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

ピックアップコンテンツ

  • 公開収録
  • メキシコペソ円取引開始
  • トレーダーズショップ
  • TOCOMスクエア
  • 投資詐欺にご注意
  • フラッシュプレイヤー
商品市場情報

東京金・白金とも一段安

商品先物 有料マーケット情報
  • 2017/12/07
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
7日の東京原油・石油製品は海外原油の大幅安を受けて急反落。原油期先4月限は前日比60円安の4万0910円、ガソリン期先6月限は同680円安の5万7500円、灯油期先6月限は同780円安の5万6140円。
米国の原油生産が5週連続で今年最高を更新する増加をみせていること、米国の石油需要の低迷が続いていることを嫌気して海外石油市場は大幅安を演じており、東京はそれに追随して急反落へ。中東情勢のリスクを期待して、前日の東京は海外安や円高でも下げ渋りをみせていたが、その反動安を強いられることになった。日中取引ではNY市場の朝方からの戻りを好感して、東京市場は揃って下げ幅縮小の動きをみせた。日経平均株価が急反発したこともあり、やや強引な買いもみられたため、海外原油急落に見合う下げとはならず。下げ渋った東京だけに、夜間の戻りは売り易くなったともいえる。米国の原油増産傾向は当面続くとみられ、売り有利の展開を今後とも予想したい。注目は12日に米EIAが発表する月報で、米国の2018年の原油生産見通しを上方修正することになれば、一段安要因になるだろう。

(東京貴金属)
7日の東京金は続落し、白金は大幅続落。金期先10月限は前日比13円安の4546円、白金期先10月限は同46円安の3263円。
東京金は続落し、4550円割れをみせたが、東京白金の連日の急落が目立っている。NY白金は期近1月限の整理商いを伴って急落し、900ドルちょうどまで値崩れした。その結果、東京白金は3250円台まで急落し、今週に入って150円も急落している。東京金も夜間で4550円割れをみせるなど、着実に水準を切り下げているが、日中取引では戻りをみせた。NY金は朝方、1263.2ドルまで下落したが、5日の安値と同値であり、今後、テクニカルな買いにつながるかどうか注目。トランプ米大統領がイスラエルとしてエルサレムを認定してから最初の週末を迎える今週末に、テロ警戒の動きから地政学リスクの買いでNY金が買い直される可能性もある。目先は売りにくくなりそうだ。引けにかけてNY金の値崩れを嫌気して東京金は下げ幅を拡大した。

(東京ゴム)
7日の東京ゴムは序盤の軟調地合いから売る前に多く戻す。期先5月限は前日比1.8円高の207.0円。
夜間では売り買いが交錯していたが、朝方は海外原油の急落を嫌気した手仕舞い売りを浴びて、夜間の安値を更新する動きをみせた。しかし、下げは限定的で、昼前に大きく買い直され、208円を示現した。来週予定される生産国会合で、輸出制限に関する具体的な内容が決定されるとみられるだけに、売り手控えからの買い戻しが打診買いも招き、大きな出直りにつながったとみる。目先は明日発表される中国の貿易収支が注目され、発表後の非鉄の動きから目が離せない。

(東京トウモロコシ)
7日の東京トウモロコシは相変わらず、弱材料に反応薄。期先11月限は前日比50円高の2万1770円。
シカゴは下落していたが、東京の弱気な材料に対する反応はイマイチで、夜間では先限が上昇して取引を終えた。日中取引では下落しているが、それも小幅にとどまっている。今週に入っての強引な戻りを加味すれば、2万1600円を割り込んでもおかしくはないとみる。10時に再開したシカゴは続落していたが、東京の下げ渋りは相変わらず。昼には2万1770円を示現するなど、シカゴ安に全く関係ない動きをみせている。修正安は来週予定される需給報告前後には予想したい。

(東京米国産大豆)
7日の東京一般大豆はマチマチ。期先10月限は前日比320円安の4万7750円。
シカゴは高値から大きく値を消したこともあり、東京先限は再び4万8000円を下回った。しかし、昼前に4万8000円台を回復したものの、一時的。整理商い中心で、戻りは手仕舞い売りが早々出現したようだ。新穀12月限の発会待ち。目先は米農務省が発表する週間輸出成約高がポイントに。

一覧へ戻る

ピックアップコンテンツ

  •