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東京金はNY金の急落を嫌気して反落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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東京金はNY金の急落を嫌気して反落

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/03/15
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
15日の東京原油・石油製品はブレント安を嫌気して反落。原油期先8月限は前日比320円安の4万5620円、ガソリン期先9月限は同290円安の5万6840円、灯油期先9月限は同370円安の6万1380円。
東京石油市場は反落しているが、指標であるブレントが反落したためで、前日の日中取引の水準から大きく下落しており、東京原油の4万6000円台は売り場提供となった。日中取引では円安が進行したため、東京原油は下げ幅を縮小した。ただ、再開した海外市場、特にNY石油製品の値崩れが影響して東京原油の戻りも限定的となり、結果的に狭いレンジで推移することに。昼前にはNYダウ先物の急伸を材料に海外原油が買い直されたため、東京原油は4万5600円台半ばまで戻したが、昼以降の円高で戻りは一時的だった。

(東京貴金属)
15日の東京金はNY金の急落を嫌気して反落。金期先2月限は前日比10円安の4656円、白金期先2月限は変わらずの2976円。
NY金は1300ドルを大きく割り込むなど急反落しており、東京金も反落している。円安で東京は下げ渋りをみせたものの、高値から一時、50円近くも急落した。英国のリスク後退からNY金は急落している。金の急落に追随して東京白金も急落したが、東京は前日、高値から大きく下落していたこともあり、下げ渋りをみせていた。さて、昼前にドル安が進行したため、NY金は大きく買い直され、東京金は4650円台まで水準を切り上げた。その前に4640円割れをみせていただけに、安値から大きく切り返した。ただ、正午過ぎに円高進行によって、東京金は4640円台に売り直された。NY金の出直りと円高との駆け引きに振り回されていた。日銀の金融政策決定会合は現状維持を決定したが、期待先行で円安に振れていた分、昼以降の円高要因になったともいえる。第2四半期のイベントリスクを警戒して東京金の買いスタンスは継続したい。

(東京ゴム)
15日の東京ゴムは上海ゴム急落を嫌気して続落。RSS期先8月限は前日比3.5円安の193.0円、TSR期先8月限は同1.6円安の169.0円。
時間外の上海ゴムが急落したため、東京ゴムも朝方から一段安を強いられた。RSSは195.2円で始まったが、その後一気に急落し、192.0円の安値を示現した。期先7月限が190.0円で下げ止まりをみせたことで、ひとまず下げは一服し、11時前に194円台に戻した。昼前に193円台に売り直された。中国での新車販売不振と欧州と日本での将来的な米国向けの自動車輸出に対する数量規制も考えられるだけに、東京ゴムはどこまで行っても売りスタンスが無難。

(東京トウモロコシ) 
15日の東京トウモロコシは円安・シカゴ続伸でも反応薄で、上げ渋り継続。期先3月限は前日比20円高の2万4060円。
シカゴコーンは3営業日連続で上昇しており、円安も進行しているが、東京は全くの動意薄。前日も円安・シカゴ高を無視して値崩れを強いられており、かなり割安な値位置にある。買い人気が全くないためで、そのためか、夜間では突然の急落もみせた。これだけ支援材料を全く無視した相場状況が続けば、天候相場を前にした市場の空洞化が懸念される。上値の重い展開をから夜間での値崩れもまた警戒しておくべき。

(東京米国産大豆)
15日の東京一般大豆は小幅高。期先2月限は前日比100円高の4万8800円。
夜間取引のバイカイで期先は小幅高となった。ただし、義務バイカイだけに、支援材料があった訳でもない。

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