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東京金はNY金の急伸に追随して反発

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京金はNY金の急伸に追随して反発

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/12/04
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
4日の東京原油・石油製品は、波乱含みの中、マチマチ。原油期先5月限は前日比30円安の3万8570円、ガソリン期先6月限は同50円高の5万2320円、灯油期先6月限は同70円高の5万5290円。
NYダウ急落に追随して海外原油の値崩れや円高もあり、東京原油の夜間取引は序盤を除いて軟調地合いを強いられていた。海外原油の出直りもあり、原油は3万8000円割れから買い戻されたが、戻りも限定的だった。米APIの在庫統計は原油在庫が予想以上の減少だったものの、石油製品在庫は応分の増加をみせたため、反応はイマイチ。それでも、WTIの56ドル台維持の動きもあり、再開後には買い進まれていた。海外市場の戻りと円安気味の為替もあり、朝方の東京原油は再開後のNY石油市場の出直りを好感して下げ一服も、日経平均株価の急落による円高進行もあり、早々に売り直された。昼過ぎに突然、海外石油市場が値を跳ばしたため、東京原油も買い直され、3万8600円台回復で、プラス圏回復もみせた。深夜零時半に発表される米EIAの在庫統計が注目されるが、急伸すれば、売り場提供とみる。

(東京貴金属)
4日の東京金はNY金の急伸に追随して反発。金期先10月限は前日比40円高の5159円、白金期先10月限は同38円高の3189円、パラジウム期先10月限は同4円高の6156円。
トランプ米大統領が米中貿易協議の第一段階の合意に関して、年内にはこだわらず、来秋の米大統領選挙後を示唆したことで、NYダウが急落し、米長期金利も急低下したことで、そのリスク回避としてNY金が急伸。それに追随して東京金も買い進まれ、反発へ。白金も戻りをみせているが、金に追随した展開に。これで、3200円以上の白金の可能性も高まったといえ、売り場待ちスタンスは維持。昼前からNY金が買い直されたが、1480ドル台維持からのテクニカルな買いが台頭したためとみられ、東京金は改めて5150円台に上伸している。

(東京ゴム)
4日の東京ゴムはマチマチ。RSS期先5月限は前日比0.3円安の188.7円。
夜間取引では総じて小幅高をみせていた東京ゴムだったが、NYダウ急落や円高を嫌気して、朝方から値を消し、売り買いが交錯していた。昼前に貴金属、昼過ぎに石油製品が買い進まれたが、ゴムは動意薄で、軟調地合いを継続へ。ゴム独自の材料が乏しく、東京ゴムは狭いレンジで推移するとみる。

(東京トウモロコシ) 
4日の東京トウモロコシは円高を嫌気して反落。期先11月限は前日比120円安の2万3700円。
夜間取引では一段の円高を嫌気して先限は小反落していた。朝方は連日の円高を無視したサヤ修正の急伸に対する警戒もあり、売り込まれたが、サヤ修正を警戒して売りも消極的だった。連日の急伸に対する反動安よりも、さらなるサヤ修正を警戒して売りは手控えられたようで、下落しているものの、下げ渋りの印象が強い。

(東京米国産大豆)
4日の東京一般大豆は値付かず。
シカゴ大豆は9営業日振りに上昇したが、上昇幅は限定的。売られ過ぎ懸念の自律反発に過ぎず、大勢の流れはまだまだ弱いとみるべきで、10日の需給報告を意識して、また売り直されるだろう。東京は全くの動意薄で、期近は場外でのバイカイの見通し。

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