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東京金はNY金の大幅安を受けて急反落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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東京金はNY金の大幅安を受けて急反落

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/11/08
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
8日の東京原油・石油製品は反発も、上げ幅を縮小している。原油期先4月限は前日比540円高の3万8540円、ガソリン期先5月限は同560円高の5万2160円、灯油期先5月限は同590円高の5万5570円。
米中の貿易協議進展期待の高まりによって、海外の石油市場のムードが好転し、WTI中心にかなり強引に買い進まれ、その結果、東京原油は夜間取引で3万8920円の高値を付けた。しかし、清算値決定にかけてNYヒーティングオイルが値崩れをみせ、その後も下げを継続したため、WTIは高値から1ドル以上も急落した。東京原油も高値から500円以上も売られ、夜間取引を終えた。日中取引では海外市場の戻りと円安から買い直されていたが、値崩れ懸念から戻りも限定的。実際、海外原油は売り直されていたが、東京原油は下げ渋りをみせていた。原油の弱気なファンダメンタルズに変わりないだけに、強引に買い支えられた反動安を目先、警戒したい。さて、昼すぎに中国の10月の原油輸入が明らかにされ、4551万トンとなった。前月比10.4%増、前年同月比11.5%増で、強い内容だった。ただ、貿易収支自体の内容が悪く、海外市場の支援材料になり切れなかったとみる。欧州時間帯での評価に注目。

(東京貴金属)
8日の東京金はNY金の大幅安を受けて急反落。金期先10月限は前日比51円安の5150円、白金期先10月限は同64円安の3188円、パラジウム期先10月限は同11円高の5960円。
外部要因の悪化とストップロスの売りがヒットしたため、NY金は急落し、一時、8月5日以来の安値を付けた。そのNY金の急落に追随して東京金も急反落している。夜間取引序盤の高値から80円前後も急落したが、ひとまず5100円台を維持した。日中取引では5150円台回復をみせたが、10時以降、NY金が上げ幅を縮小したため、東京金は5140円割れもみせた。その他貴金属の値崩れに金が足を引っ張られていた。白金は日中取引で安値更新をみせるなど、一段安へ。NY白金の900ドル割れも射程圏。

(東京ゴム)
8日の東京ゴムは上値の重さを嫌気して売られる。RSS期先4月限は前日比1.6円安の177.3円。
夜間取引では180.0円まで上伸したが、円安やNYダウ先物の上伸を好感したため。日中取引では一段と円安が進行したものの、時間外の上海ゴムは小幅安を受け、上げ一服をみせた。上値の重い展開を嫌気して、週末要因の整理商いから昼前から値崩れをみせ、昼過ぎには176円台に値を崩した。昼過ぎに発表された10月の中国の貿易収支は弱い内容で、ゴムの心理面の圧迫要因になるかどうか注目したい。

(東京トウモロコシ)
8日の東京トウモロコシは玉次第でマチマチ。期先11月限は前日比10円高の2万3490円。
シカゴ続落と円安の強弱材料が交錯する中、夜間取引はマチマチだった。日中取引では買い戻しに小しっかり。再開したシカゴコーンは続落したが、東京は反応薄。閑散に売りなしの様相となった。日本時間9日深夜2時に米農務省が発表する生産高予想と需給報告に注目。

(東京米国産大豆)
8日の東京一般大豆は値付かず。
深夜2時に米農務省は生産高予想と需給報告を明らかにする。強い内容が想定されているが、知ったらしまいになるか、上伸するか注目したい。東京は全くの動意薄。

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