株式会社フジトミは投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

東京金はNY金の値崩れを受け反落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

ピックアップコンテンツ

  • Fujitomi market news
  • トレーダーズショップ
  • TOCOMスクエア
  • リモートサービス
商品市場情報

東京金はNY金の値崩れを受け反落

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/10/31
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
31日の東京原油・石油製品は夜間で急落も、日中取引で下げ幅縮小。原油期先3月限は前日比350円安の5万2230円、ガソリン期先5月限は同580円安の6万4270円、灯油期先5月限は同300円安の6万7610円。
海外原油、特に東京原油の指標であるブレントの大幅安を嫌気して東京原油・石油製品は夜間取引で急反落を強いられ、一時、1000円以上の下げを演じた。注目の米APIの在庫統計は弱い内容だったが、NY株式市場の急伸を無視して急落していたこともあり、知ったらしまいの買い戻しに海外市場はその後、下げ幅を縮小。また、円安もさらに進行したため、日中取引で、東京石油市場は下げ幅を縮小することに。原油先限は5万2000円台を回復し、強引な買いも目立っていた。日経平均株価の続騰に過剰反応をみせ、円安にブレーキがかかったものの、原油は強引に買い進まれ、5万2300円台まで何度も買い進まれていた。その一方で、海外原油の軟化もあり、また、米EIAの在庫統計に対する警戒もあり、13時以降は戻り一巡へ。ただ、14時以降、NYダウ先物が一段と買い進まれ、日経平均株価もさらに続騰したことで、原油はまた5万2300円台へ。ところで、米APIの在庫統計で、WTIの日中取引の認証在庫であるクッシング在庫が急増したため、同様の内容が米EIAが指摘する恐れも。相場がこの弱材料を織り込んでいないだけに、また東京の夜間取引での値崩れも予想される。

(東京貴金属)
31日の東京金はNY金の一段安を受け下落。金期先8月限は前日比9円安の4417円、白金期先8月限は同16円高の3020円。
夜間取引の東京金は売り買いが交錯し、マチマチで取引を終えた。円安が進行する一方、NY金が下落したためとみられる。日中取引でも売り買いが交錯する狭いレンジで推移していた。ただ、円安にブレーキがかかり、米長期金利の上昇を嫌気したNY金の値崩れを嫌気して、昼前から東京金は軟調地合いを強いられ、12時半過ぎには4420円割れもみせた。NY金は1220ドルを下抜けると、ストップロスの売りがヒットして1216.5ドルまで一気に急落。東京金も夜間の安値を更新した。NY金は改めて弱基調に転じたとみるべきで、東京金も戻り売りが無難。白金も実勢悪からまた3000円を下回るとみる。14時台に日経平均株価が一段と急伸したため、円安が再燃し、東京金は下げ幅縮小へ。

東京ゴム)
31日の東京ゴムは一時安値更新も、その後の買い戻しで上伸。RSS期先4月限は前日比0.8円高の163.0円、TSR期先4月限は同0.3円高の145.8円。
東京ゴムは朝方から値を消し、夜間の安値を更新している。産地のオファー価格の安値更新や時間外の上海ゴムの一段安を嫌気して売り込まれ、円安やNY株式市場の急伸は支援材料にならず。10時過ぎにRSS先限は160円割れを果たした。ただ、160円割れは長続きせず、目標達成感や当限の下げ渋りから出直りをみせ、先限で162.4円まで戻したが、夜間の高値更新には至らず。その後は161円台に水準を切り下げ、ボックス圏で推移していた。15時過ぎに買い戻しが膨らみ、総じて上伸した。

(東京トウモロコシ)
31日の東京トウモロコシは玉次第。期先11月限は前日比20円高の2万4870円。
東京トウモロコシはシカゴ続落と円安の強弱材料が交錯し、玉次第の展開に。再開したシカゴは続落したものの、日経平均株価の続騰もあり、積極的な売りも限定的。割高な値位置を形成したままで、いずれ修正安を期待したい。

東京米国産大豆)
31日の東京一般大豆は上昇。期先10月限は前日比200円高の4万4600円。
夜間取引のバイカイで先限は上伸へ。シカゴは続落し、9月以来の安値を示現しているが、逆行高をみせた。東京は流動性が欠如したままで、仕掛けは見送りたい。

一覧へ戻る

ピックアップコンテンツ

  •  
  • リモートサービス