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東京金はNY金の下げ一服と円安を好材料に反発

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京金はNY金の下げ一服と円安を好材料に反発

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/09/11
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
11日の東京原油・石油製品は売り買いが交錯する中、しっかり。原油期先2月限は前日比140円高の3万8350円、ガソリン期先3月限は同110円高の4万9360円、灯油期先3月限は同190円高の5万6420円。
東京原油は売り買いが交錯する展開となった。朝方、米APIが発表した米APIの在庫統計が強い内容だったこともあり、清算値決定にかけて売られて下落したWTI・ブレントとも戻りをみせた。東京原油は円安もあり、朝方は3万8300円越えも。しかし、WTIが58ドルで上値抵抗をみせたこともあり、東京原油はその後、マイナス圏に値を消した。ただ、一段の円安と海外市場の戻りを好感して、昼過ぎには朝方の値位置まで戻した。下落していたNYダウ先物の上伸を受け、海外石油市場が改めて買い直されたため。ただ、WTIは58ドルを上抜けず。夜間ではWTIの58ドルを巡る攻防がポイントになるだろう。

(東京貴金属)
11日の東京金はNY金の下げ一服と円安を好材料に反発。金期先8月限は前日比41円高の5165円、白金期先8月限は同35円高の3258円。
夜間取引の東京金はNY金の出直りから5161円の高値示現もみせたが、米長期金利の急上昇が再燃したことで、NY金の値崩れを円安でカバーできず、高値から売り直され、夜間取引では小幅高となった。白金はNY市場の急落から続落し、3201円の安値を付けた。日中取引では円安が一段と進行したこと、ドルベースの金と白金の戻りもあり、東京金・白金とも引き続き、出直りをみせた。金は朝方、5130円台で推移していたが、早々に5140円台に上伸。NY金は1500ドル台に戻りをみせたが、米長期金利の上昇が一巡したことも、出直りにつながったとみられる。それでも、米長期金利の高止まりに変わりなく、夜間取引でみせたNY金の高値からの値崩れは引き続き警戒すべき。金は突っ込み待ちで、白金は戻り売りスタンス堅持。

(東京ゴム)
11日の東京ゴムはマチマチ。RSS期先2月限は前日比-0.2円安の168.8円、TSR期先3月限は変わらずの141.2円。
前日の大引けに急伸した勢いのまま、夜間取引序盤に170円台を示現するなど、上げ幅を拡大した。しかし、ゴム独自の支援材料が見当たらないこともあり、結果的に高値警戒かたがた、夜間取引では小幅安で取引を終えた。 日中取引では打診買いから夜間の高値である170.4円を再現したが、東京市場の独歩高に対する警戒もあり、上げ一服。昼以降、期近限月は下げ幅を大きくしたが、期先はサヤを買う動きが影響してか、期近安に反応薄。

(東京トウモロコシ)
11日の東京トウモロコシはシカゴ急伸を好感して反発。期先9月限は前日比410円高の2万3080円。
シカゴ急反発と円安を無視できず、東京トウモロコシは夜間取引から上伸している。それまでのシカゴの急落を無視してきただけに、まだまだ割高な値位置でもあるが、生産高予想を前にして、主産地イリノイの作柄悪化は無視できず、東京も上伸したとみられる。日中取引では上げ一服。しかし、円安が支援材料となって、昼にはようやく2万2900円台半ばまで上伸した。夜間取引では2万3000円を突破することも予想しておきたい。

(東京米国産大豆)
11日の東京一般大豆は値付かず。
シカゴ大豆は急反発し、一段と円安も進行したが、東京は値付かずのまま。日本時間13日深夜1時に生産高予想が発表され、シカゴ大豆の波乱含みも予想されるが、動意薄。

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