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東京金は続伸も、米雇用統計を控えて上げ一服

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京金は続伸も、米雇用統計を控えて上げ一服

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/06/07
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
7日の東京原油・石油製品は急騰を演じた。原油期先11月限は前日比1170円高の3万8720円、ガソリン期先12月限は同160円高の4万8400円、灯油期先12月限は同910円高の5万5750円。
海外石油市場は清算値決定前後の短時間で急騰を演じた。WTIがその急騰をリードしたが、10分足らずで1.20ドルも急騰したが、それに追随して東京原油も1000円近く急伸した。トランプ米政権がメキシコに対する関税引き上げの延期を検討していると報じられたことで、金融市場のマインドが改善され、原油も急伸へ。売られ過ぎ警戒もあったため、買いに拍車がかかったとみる。朝方は海外原油の一段高から、軒並み高値を更新した。特に、東京ガソリンの急騰が目立っていたが、梅雨での需要後退観測から急落しており、その分の戻りも大きくなったようだ。海外市場の戻りに勢いがあり、原油の3万9000円も時間の問題とみる。週明けのイベント待ちだが、それまでは買い有利の展開。

(東京貴金属)
7日の東京金は続伸も、米雇用統計を控えて上げ一服。金期先4月限は前日比13円高の4632円、白金期先4月限は同7円安の2814円。
NY金の続伸と円安を材料に東京金は続伸している。日中取引では円安とNY金の下落が交錯し、狭いレンジで取引されたが、米雇用統計待ちの様相だった。パウエル米FRB議長の利下げ言及があったばかりで、今まで以上に米雇用統計に対する市場の関心は高い。市場では弱気な内容を期待しているが、もし強い内容となってNY金は下押しすれば、東京金を買ってみたい。

(東京ゴム)
7日の東京ゴムは続伸。RSS期先11月限は前日比4.4円高の206.4円、TSR期先12月限は同2.8円高の167.5円。
東京ゴムは続伸し、RSS期先は踏みを誘って207.9円の高値を示現した。夜間の高値である204.0円から急伸した。産地のオファー価格の続伸と他市場の急伸が買い材料になっていた。しかし、連日の急騰に対する高値警戒や、本日の中国市場が休場ということもあり、週末要因の利食い売りに、昼には205円割れもみせた。205円割れは買い場になったようで、週明けは210円台に上伸へ。
(東京トウモロコシ) 
7日の東京トウモロコシは反発も、上げ幅縮小。期先5月限は前日比130円安の2万4940円。
東京トウモロコシはシカゴコーンの反発と円安を好材料に上伸し、夜間の安値から一時、500円以上も急伸した。かなり弱気な週間輸出成約高を嫌気して、シカゴコーンは一時急落したが、その後、シカゴ小麦の急反発を手掛かりに追随高をみせた。ただ、前日の急落した値幅の半値戻りにとどまっており、戻りはイマイチ。米コーンベルトの週末から週明けにかけての天候回復が圧迫要因に。このため、週末の夜間取引から週明けの日中取引にかけて、東京はまた、2万5000円を試す可能性も。実際、昼以降、シカゴ安を嫌気して売り込まれてしまったが、ここ最近の下げ渋りが裏目に出たともいえる。注目は日本時間11日深夜1時に発表される米農務省の需給報告で、2019年度の米国コーンのイールドがどの程度、下方修正されるか見極めたい。

(東京米国産大豆)
7日の東京一般大豆は変わらず。期先4月限は前日比円の4万9000円。
気配値のない状況が続いており、夜間での義務バイカイのみで、市場の関心は全く。折角、シカゴ大豆の値動きが荒くなっているだけに・・・。

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