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東京金は続伸し、白金は急騰を演じる

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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東京金は続伸し、白金は急騰を演じる

  • 2019/08/29
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
29日の東京原油・石油製品は海外原油の値崩れを嫌気して売られる。原油期先1月限は前日比130円安の3万6480円、ガソリン期先3月限は同360円安の4万7280円、灯油期先3月限は同250円安の5万4360円。
東京原油は夜間取引で3万7000円台に上伸したが、その後は値崩れを強いられ、日中取引では海外原油の下落もあり、10時台にマイナス圏に沈んだ。NYダウ先物が急落したため、WTI・ブレントとも下落しているが、テクニカルな売りにつながったともいえる。朝方からみて円高も進行しており、海外安とのダブルパンチの割に東京の下げは限定的。新規売り不在と買い辛抱が下げ渋りをみせていた。ところで、9月1日から米中両国とも追加関税を予定しているが、このイベントリスクは海外原油の圧迫要因になるとみる。米EIAの在庫統計で、米国原油の過去最高の生産も確認するなど、ファンダメンタルズは弱い。テクニカルな弱さもあり、東京原油は改めて3万6000円を割りこむとみる。前日、かなり強引に買われた石油製品の下げが目立っている。15時前にWTIの55.50ドル割れもあり、東京原油はようやく3万6500円割れをみせた。

(東京貴金属)
29日の東京金は続伸。金期先8月限は前日比21円高の5245円、白金期先8月限は同137円高の3101円。
東京金は5200円台を維持するしっかりした展開をみせた。前日の午前中にNY金は1541ドル台まで急落したため、新甫発会した8月限は5200円ちょうどまで下落した。結果的に買い場提供となった。夜間取引では上場来の高値を更新するなど、金市場での先高期待に変わりなし。ところで、白金が急騰している。銀の続騰もあり、月末要因のポジションから白金が買い進まれたとみる。しかし、金・銀と異なり、安全資産の役割は期待されておらず、実勢悪からまた急落すると考えたい。戻り売りスタンス継続へ。週末のイベントリスクは金の買い材料になるとみられ、週末前に金の追撃買いも実施してみたい。

(東京ゴム)
29日の東京ゴムは一段安。RSS期先2月限は前日比2.6円安の159.6円、TSR期先2月限は変わらずの141.0円。
東京RSSは一時的な戻りをみせ、夜間の高値更新も、結果的に売り場提供となった。164.0円でまとまった売りがみられ、10時台を迎えたが、10時以降、売り直され、昼前に161円台に下落。13時過ぎには160円を割り込み、一段安へ。何度も指摘しているが、消費税引き上げ以降の冬タイヤの販売急減は避けられず、国内の天然ゴムの需要後退を踏まえると、まだまだ下げ余地は大きいとみられる。売りスタンスは継続へ。

(東京トウモロコシ) 
29日の東京トウモロコシは上伸も、大きく値を消す。期先9月限は前日比130円高の2万2420円。
円安とシカゴコーンの上伸もあり、東京トウモロコシは夜間取引で上伸した。前日の下げ渋りの反動から買いはイマイチで、夜間取引終盤の一段の円安には反応薄だった。日中取引で先限は2万2550円で始まった。しかし、そこから上値の重い展開に。再開したシカゴコーンは一段と上伸し、円安もまた進行したが、買い方不在の影響もあり、上げ渋りは相変わらず。一時、2万2450円まで下落したが、その後は戻りをみせた。ただ、物足りない上昇に変わりなし。昼には一段と売られ、2万2450円を下回っている。シカゴ急伸や円安がなかったような値崩れである。ところで、シカゴコーンは前日の高値を更新しており、一段の上昇も十分想定される。このため、上げ渋っている東京は一段の上昇は必至とみられ、本日は買い場提供になったと考えたい。

(東京米国産大豆)
29日の東京一般大豆は値付かず。期先8月限は前週末比円の4万9000円。
期近2限月では売りと買いの気配値がみられたが、期先限月では気配値もまだみられない。

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