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東京金は続伸し、パラジウムは6500円を示現

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京金は続伸し、パラジウムは6500円を示現

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/12/13
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
13日の東京原油・石油製品は海外原油の上伸と円安を好材料にして上伸している。原油期先5月限は前日比700円高の4万0750円、ガソリン期先6月限は同740円高の5万4530円、灯油期先6月限は同780円高の5万7600円。
米中貿易協議に期待して、海外石油市場は上伸しており、円安も重なり、東京原油は夜間取引から急伸していた。海外市場の清算値決定直前に、米中貿易協議の「第一段階」の原則合意の情報が流れ、東京原油は夜間での高値更新をみせた。この合意を受け、日経平均株価が急伸しており、東京原油はそれを買い材料に上げ幅を拡大した。再開した海外原油の上げ一服も、東京原油は株高の連想でやや強引に買い進まれたといえる。夜間でもNYダウの動向から目が離せないが、弱気なIEAの月報が発表されたばかりだけに、WTIの60ドルは厳しいとみる。そのため、東京原油の上値追いの買いは避けたいところ。

(東京貴金属)
13日の東京金は続伸し、パラジウムは6500円を示現。金期先10月限は前日比21円高の5160円、白金期先10月限は同3円高の3280円、パラジウム期先10月限は同136円高の6521円。
東京金はその他貴金属の強調地合いと円安を受けて続伸している。ただ、夜間取引ではNY金の急落を嫌気してマイナス圏まで下落する場面もみせた。日中取引では10時以降に買い進まれたが、その他貴金属の強調地合いが支援材料になっていた。パラジウムは早々に6500円を付けるなど、大幅続伸を演じている。NYパラジウムの2000ドルを試すとみて、6500円も通過点に。白金は日中取引で高値を更新したが、NY白金の950ドルに対する高値警戒もあり、昼前から上げ幅を縮小した。NY白金も昼以降、下げを加速し、10ドル前日の高値から20ドルも急落したため、14時前に東京白金もマイナス圏に一気に沈んだ。NY白金が陰線を形成すると、基調転換も連想されるため、買いは仕上げて様子見が無難。

(東京ゴム)
13日の東京ゴムは米中の貿易協議の原則合意を好感して急伸。RSS期先5月限は前日比2.1円高の201.0円。
夜間取引で小幅安だったが、米中の貿易協議の原則合意を受け、朝方から買いが殺到し、RSS先限は早々に200円を付けた。その後も踏み上げから上昇をみせ、10時台に204円台に急伸。ただ、10時半に再開した上海ゴムの上昇はイマイチだったこともあり、上げは一服している。上海ゴムが小幅安で取引を終えたことあり、期待先行で急騰した東京は修正安を強いられ、高値から値崩れをみせた。204.7円が目先の戻り高値になるとみる。

(東京トウモロコシ) 
13日の東京トウモロコシはシカゴ急反発と円安を受けて急伸。期先11月限は前日比500円高の2万4070円。
シカゴコーンの急反発と円安を好感して夜間取引から急伸していたが、前日の東京市場はシカゴ急落を無視して先限がサヤを買う動きをみせたため、高値警戒も。日中取引では2万3700円台までの値を消す場面もあったが、10時を前にして2万3900円台に上伸。そして、10時に再開したシカゴコーンの続伸を好感して2万4120円の高値示現もみせた。さすがに、前日の強引な買いが仇となり、早々に2万4000円割れとなった。昼には2万4000円台を回復し、2万4200円を付けたが、さすがに買われ過ぎといえる。再開したシカゴコーンはシカゴ大豆の急伸に対するツレ高に過ぎないが、その大豆は米中の貿易協議の原則合意を好感したとみられ、夜間取引でもシカゴ大豆の動向に注目。まずは、週明けに発会する新甫1月限を待ちたい。

(東京米国産大豆)
13日の東京一般大豆は値付かず。
米中貿易協議の「第一段階」の原則合意を受け、再開したシカゴ大豆は続騰し、期近1月限は9.10ドル台に水準を切り上げた。この急伸がシカゴコーンの支援材料となり、連想買いにつながっている。

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