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東京金は朝方の堅調地合いが続かず続落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京金は朝方の堅調地合いが続かず続落

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/02/14
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
14日の東京原油・石油製品は円高を嫌気して続落。原油期先7月限は前日比340円安の3万9210円、ガソリン期先8月限は同310円の安5万6050円、灯油期先8月限は同330円安の5万4240円。
東京石油市場は7営業日連続の下落となった。朝方発表された米APIの在庫統計で、海外市場が一時値を消したが、再開したWTIは59ドル台回復の動きをみせ、弱気な発表に対する反応はイマイチ。東京市場では海外市場の戻りを好感して強引に買い直され、原油先限で3万9400円台に戻す場面も。しかし、日経平均株価の値崩れをキッカケにして円高が急ピッチに進行したため、東京石油市場は全面的に売り直された。それでも、円高の割りに下げ渋りが目立つ。円高に対する警戒もあるようで、買い辛抱のスタンスがみられたことが下げ渋りにつながったともいえる。本来であれば、円高で原油はまた3万9000円を割り込んでもおかしくはなかったといえる。目先は米EIAの在庫統計が注目。弱気な内容が想定されているが、それでも海外原油が下げ渋りをみせると、ひとまず戻り賛成の地合いも伺える。ただし、東京は円高が警戒されるだけに、打診買いは慎重に。大勢の流れはまだまだ下向きとみる。
(東京貴金属)
14日の東京金は朝方の堅調地合いが続かず続落。金期先12月限は前日比16円安の4589円、白金期先12月限は同21円安の3371円。
ドル安を好感したNY金の上伸から朝方の東京金は上伸し、4614円まで買い進まれた。しかし、日経平均株価が値崩れしたことで円高が進行。NY金の一段の上伸もみられたが、円高進行が優勢に立ち、東京金は下値探りの展開をみせ、あっさり4580円台まで値を消した。朝方は予想もしなかった値崩れである。朝方から下落していた東京白金の日中の値動きは緩慢だった。円高とNY白金の上伸が交錯していたため。NY金の強調地合いを加味すれば、東京金の逆張りが無難でもある。しかし、円高が続けば、円高で下押しするだけに、戻り売り有利となる。つまり、買っても短期勝負で、手仕舞いも早めに。
(東京ゴム)
14日の東京ゴムは円高を嫌気して下落。期先7月限は前日比5.0円安の184.3円。
朝方から円安一服とNYダウの戻りから上伸し、夜間の下げを解消していた。ただ、期先の190円を上値にした展開が警戒され、日経平均株価の値崩れと円高を嫌気して、投げが膨らみ、10時以降、急落してしまった。187.8円の安値を更新し、昨年6月以来の安値を形成している。中国は旧正月に入るが、その期間の急落パターンも多いだけに、180円を試す展開も留意したい。昼以降の円高加速で、東京ゴムは下げ幅を拡大した。
(東京トウモロコシ)
14日の東京トウモロコシは高安マチマチ。期先1月限は前日比100円安の2万2340円。
シカゴ安と急激な円高の中、先限は値を消したが、朝方は弱材料に逆行高をみせた。納会と新甫発会前後の整理商いの影響で、今後とも玉次第の不透明な展開が予想される。ただし、この急ピッチの円高に反応イマイチだったことは留意すべきで、本来であれば、前週末の夜間の安値である2万2310円を大きく下回ってもおかしくはなかったといえる。
(東京米国産大豆)
14日の東京一般大豆は玉次第。期先12月限は前日比470円高の4万7100円。
東京一般大豆は明日の納会を控えて、玉次第の動きを鮮明にした。先限は大きくサヤを買われることになったが、シカゴ新穀限月のサヤは売られており、東京先限は円高進行の中、割高な値位置といえる。新甫2月限の発会待ち。

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