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東京金は急落し5500円割れ

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京金は急落し5500円割れ

  • 2020/04/01
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
1日の東京原油・石油製品は大幅続落。東京原油期先8月限は前日比1780円安の2万3000円、東京ガソリン期先9月限は同350円安の3万3520円、東京灯油期先9月限は同1220円安の3万3500円、
前日のWTIが21.89ドルまで上がる動きを見せたが高値からは大きく値を崩す動きとなった。東京原油・石油製品の夜間立会は為替の円高と下げ渋りからの反動安で大きく売られる動きとなった。日中立会でもWTIは続落の動きを見せ東京原油は下げ幅を拡大し8月限は2万3300円の安値更新の動きとなった。ただその後はWTIが上がる動きを見せ、為替も円高の流れから円安方向に動くと東京原油も戻り、10時過ぎには2万4220円まで上がった。11時過ぎにも2万4220円の高値まで上がったが、その後は為替の円安の一服によって2万4000円割れとなった。WTIは一時は20.80ドルまで上昇する動きを見せたが昼過ぎからは20.50ドルを挟んだ小幅のレンジ内の動きとなった。14時過ぎにWTIが20.40ドル割れとなり15時過ぎには20.10ドル割れまで下がると東京原油は2万3000円まで売られる動きとなった。WTIは現在20ドルを維持した動きを見せているが、今晩はEIAの在庫統計の発表があり今朝発表されたAPIの在庫統計では原油在庫は急増していた事から、EIAでも弱気な内容となったら20ドル割れも想定したい。為替も円高気味の動きを見せており、WTIの弱い動きと合わせて今晩の東京原油・石油製品の圧迫要因となると見たい。

(東京貴金属)
1日の東京金は急落し5500円割れ。東京金期先2月限は前日比140円安の5450円、白金期先2月限は同56円安の2450円、パラジウム期先2月限は同108円高の7798円。
前日にNY金が暴落の動きを見せ東京金も夜間立会から大幅反落の動きとなった。ドル高・ユーロ安を背景にNY金は1588.2ドルまで暴落の動きになり東京金の期先は5405円まで急落する動きとなった。円相場はドル高の割に円安に進まず東京金はNY金の下げをそのまま受ける形となった。日中立会はNY金が続落の動きを見せ、為替が寄付き前から円高に進んだ為、東京金は下げ幅を拡大し5394円の安値更新となった。NY金は朝方に1576.0ドルまで急落したが、その後は徐々に戻りを見せ14時前に1600ドルを超えて1601.4ドルまで上がった。為替も9時半以降に円高の流れから円安の動きとなって東京金は安値から切り返しの展開となって徐々に戻りを見せ、13時過ぎには5477円まで下げ幅を縮小した。14時になると為替が円高に進み、NY金も1600ドル割れとなって東京金は5429円まで再び下がる動きとなった。NY金は3月24日以来の1600ドル割れの動きとなったが、本日はNYダウ先物が急落しNY金が急ピッチな戻りを見せていることから再び1600ドル回復も想定したい。ただドル高の流れは変わらずとなっており、NY金は再び高いところは売られる動きになると見たい。東京はNY金の戻りによって5500円付近まで戻る動きも予想されるが上値は限定的と見たい。東京白金は前日にNY白金は反発の動きを見せ夜間立会では期先は2520円まで上がったが、為替の円高でその後は下がる動きとなった。日中立会はNY白金の反落と円高で2444円まで急落する動きとなった。その後は為替の円安で一時2485円まで戻る動きを見せたが、14時過ぎから為替の円高で再び下がり15時過ぎに2442円まで下がった。東京金ほどの急落とはなっていないが、白金の上値の重い展開が続いている。NY白金と同様に戻ったところは売られると見たい。

(東京ゴム)
1日の東京ゴムの9月限は141.2円まで下がり安値更新。期先9月限は前日比3.7円安の141.5円。
夜間立会では小動きとなっていた東京ゴムは日中立会では反落の動きとなった。NYダウの急落や為替の円高を受けて東京ゴムの期先は日中立会の寄付きで142.1円まで急落した。142円台は2009年3月以来の水準となっている。その後は為替の円安や上海ゴムの小幅安を材料に戻りを見せ1時半には145.2円まで上がる動きを見せた。ただ高値をつけて以降、買いは続かず再び下げる動きになり、14時過ぎには為替が円高に進み上海ゴムも反落の動きとなると、東京ゴムは安値更新の動きになり141.2円まで下がった。また外部要因による戻りを見せたが、ゴムの需要低迷は変わらずとなっており軟調地合いとなっている。本日の急落で140円割れも視野に入ってきており、戻り売りの流れは変わらずとなっている。

(東京トウモロコシ)
1日の東京トウモロコシの期先は反落。期先3月限は前日比180円安の2万2820円。
弱気な意向面積でシカゴコーンは一時急落する動きを見せた。東京トウモロコシは夜間立会で期先は2万2540円まで急落する動きを見せたが、その後2万2900円まで戻った。日中立会は寄付きに2万282円まで下がったが、再開後のシカゴコーンが序盤は小幅反発する動きとなって東京も2万2900円まで再び戻る動きを見せた。その後、シカゴコーンは反落の動きを見せたが、東京トウモロコシは反応せず、逆に13時過ぎに2万2970円まで下げ幅を縮小する動きとなった。14時過ぎに為替の円高でようやく下がる動きを見せ15時過ぎに2万2820円まで下がった。東京は相変わらずの下げ渋りの動きを見せている。シカゴは米国のエタノール需要の低迷が長期化の様相となっており軟調地合いが続くと見たい。東京は下げ渋りが続いており反動安を待ちたい。

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