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東京金は大幅続伸、安全資産として買われる

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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東京金は大幅続伸、安全資産として買われる

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/06/03
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
3日の東京原油・石油製品は大幅続落を強いられた。原油期先10月限は前週末比2450円安の3万8570円、ガソリン期先12月限は同2400円安の4万8220円、灯油期先12月限は同2260円安の5万5770円。
週明けの海外石油市場は大幅続落をみせ、WTI期近7月限は一時、52.11ドル、ブレント期近8月限は60.55ドルの安値を示現した。米中貿易リスクを警戒して週明けのNYダウ先物が200ドル以上も急落しており、世界経済の減速懸念が高まり、石油需要の後退が警戒され、週明けの海外石油市場は一段安を演じたとみる。東京原油は週末に3万9000円を下回ったが、週明けは海外市場の一段安を嫌気して、さらに大きく売られた。新甫11月限が発会したが、下ザヤを継続し、3万8000円を試す動きもみせた。注目の財新が発表した中国の5月の製造業PMIは前月と同じ50.2だったこともあり、海外石油市場の下げ一服となり、東京原油も下げ幅縮小へ。ただ、昼前からの円高加速もあり、戻り切れず。

(東京貴金属)
3日の東京金はNY金急伸に追随して大幅続伸。11時現在の金期先4月限は前週末比40円高の4558円、白金期先4月限は同10円高の2791円。
米中の貿易リスクが高まる中、NY株式市場が急落し、米長期金利も一段と低下している。そのため、ドルベースの金が安全資産として買われ、東京金は円高の中、続伸している。週明けにNYダウ先物が急落したため、東京金は4550円台を示現するなど、上げ幅を拡大した。白金は朝方、下落していたが、金の強調地合いに追随して大きく戻りをみせ、2800円台回復へ。ただ、NY白金の戻り一服と円高を警戒して、2818円を高値にして、売り直され、上げ幅を縮小した。金は円高局面でもNY金の強調地合いが支援材料となり、高値圏を維持したものの、さすがに円高が重石になっていた。

(東京ゴム)
3日の東京ゴムは下落するものの、下げ幅縮小。11時現在のRSS期先11月限は前週末比2.0円安の192.2円、TSR期先11月限は同2.6円安の161.2円。
週明け早々、外部要因の悪化と週末の時間外の上海ゴム安を嫌気して、RSSは大きく値を消し、朝方から先限は190.0円の安値を示現していた。これまで外部要因の悪化を無視して、逆ザヤ相場の中、強調地合いをみせてきたRSSだったが、さすがに弱材料を無視できなくなったといえる。しかし、10時前から出直りをみせ、期先は190円台を維持することになり、今回も弱材料に反応薄だったとみる。

(東京トウモロコシ)
3日の東京トウモロコシはシカゴ急落や円高にも反応イマイチで、下げ渋りを演じた。11時現在の期先5月限は前週末比170円安の2万5450円。
週末のシカゴコーンの急落と円高を嫌気して、夜間での下げ渋りの反動安を強いられ、朝方から下げ幅を拡大した。2万5320円で始まり、その後、2万5160円の安値を示現。再開した週明けのシカゴコーンの続落にも反応薄で、その後のシカゴコーンの切り返しに過剰反応をみせ、2万5600円台示現も。シカゴコーンは売り直されたが、東京の下げ渋りは相変らず。シカゴコーンの先高期待は根強いためで、仕方ないが、下げ渋りを否めない。米コーンベルトの週半ばからの断続的な降雨予報は支援材料になるだろうが、外部要因の悪化と週末の米コーンベルトの乾燥した天候から、目先のシカゴコーンは一段の調整安も留意すべきで、突っ込み待ちが無難。一段の円高を踏まえると、2万5300円割れが適当だったとみて、2万5600円台への戻りは行き過ぎ。

(東京米国産大豆)
3日の東京一般大豆は変わらず。11時現在の期先4月限は前週末比円の4万9000円。
週明けのシカゴ大豆は反発しており、作付遅れ懸念が再燃したといえる。現在はコーン中心の作付だけに大豆の作付遅れが一層深刻化しつつある。ただし、東京一般大豆のバイカイに変わりなし。

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