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東京金は夜間立会で急騰も日中立会では上げ幅縮小に

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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東京金は夜間立会で急騰も日中立会では上げ幅縮小に

  • 2020/04/03
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
3日の東京原油・石油製品は原油・ガソリンの期先は反落・灯油は続伸。東京原油期先9月限は前日比170円安の2万4140円、東京ガソリン期先9月限は同120円安の3万4850円、東京灯油期先9月限は同100円高の3万4300円、
前日にWTIの5月限は暴騰し高値は27.39ドルまで上昇した。清算値ベースでは25.32ドルまで上げ幅を縮小したが5ドル高となった。東京原油・石油製品は海外原油高で夜間立会で続伸する動きとなった。東京原油の期先はWTIが高値をつけた時に2万7640円まで急騰する動きとなったが一時的な上昇となりその後は2万3750円まで下がる動きとなった。その後は2万4000円台から2万5000円台のレンジで動いた。再開したWTIは朝方に25.12ドルの高値をつけてから徐々に下がり安値は23.52ドルまで反落した。日中立会ではWTIが反落の動きとなって東京原油は寄付きで2万5120円をつけてから上げ幅を縮小し、13時過ぎにマイナス圏とると15時過ぎには2万4050円まで下がった。前日からWTIの5月限は波乱の展開となっているが、東京は期近は反応するも、期先は薄反応となっている。WTIも期先は期近ほど急騰しておらず、本日の反落で行って来いとなっている。WTIの5月限は波乱の動きで前日の高値から2ドル以上の急落となっており、世界的な石油の需給バランスを考えると弱い基調は変わらずと見たい。

(東京貴金属)
3日の東京金は夜間立会で急騰も日中立会では上げ幅縮小に。東京金期先2月限は前日比123円高の5555円、白金期先2月限は同5円高の2460円、パラジウム期先2月限は同100円安の7300円。
前日にかなり弱気な米国の経済指標を背景にNY金は1645.6ドルまで急騰する動きとなった。このNY金の急騰によって東京金の夜間立会で期先は5602円まで上昇する動きとなった。ただ再開後のNY金は反落の動きとなり東京金の日中立会の寄付きでは上げ幅を縮小し5564円まで下がった。NY金は1640ドル割れの動きとなり、10時過ぎにNY金が1629.3ドルの安値をつけると東京金は5555円まで下がった。その後はNY金が1630ドル台で推移していたが、11時過ぎに為替が円高に進むと東京金は5552円まで日中の安値更新の動きとなった。11時半以降は為替の円高から円安に方向に変わると東京金は再び上がる動きとなって12時半過ぎに5570円まで買われる動きとなった。14時半過ぎにNY金が再び1630ドル割れの動きになり1625.6ドルまで売られると東京金は日中安値を更新し5546円まで下がった。今晩は米国の雇用統計が控えており、前日に新規失業保険申請件数が弱気な数字となってNY金は急騰し、今晩の雇用統計もかなり弱い数字が予想されNY金が続伸する可能性も想定したい。東京金もNY金の上昇によって一段高も予想したいが、為替の円高進行で上昇を抑えられる動きも警戒したい。東京白金は夜間立会で期先が2420円まで下がる動きを見せたが、NY白金の反発によって2480円まで上昇する動きとなった。日中立会でも寄付きは2480円まで上がったが、再開したNY白金の反落と為替の円高進行で2454円まで下がる動きとなった。まだNY・東京とも上値の重い展開が続いている。

(東京ゴム)
3日の東京ゴムの9月限は反発。期先9月限は前日比3.7円高の144.3円。
NYダウの反発や海外原油の急騰を受けて東京ゴムは日中立会で上昇する動きとなった。期先は寄付きで145.4円まで上がる動きを見せ10時過ぎに145.6円の高値更新の動きを見せた。上海ゴムの続伸も東京ゴムの上昇要因になっていたが、NYダウ先物や日経平均株価が崩れ始めると東京ゴムも上げ幅を縮小する動きを見せ10時半過ぎには143.1円まで売られる動きとなった。その後は144円台まで戻る動きを見せたがまた外部要因につられる動きとなった。今晩は米国の雇用統計が控えており、NYダウの動きに注目したい。ゴムの厳しい環境に変わりない状況で、弱気な雇用統計も予想され、NYダウの急落によって再び東京ゴムが売られる動きも想定したい。

(東京トウモロコシ) 
3日の東京トウモロコシの期先は続伸。期先3月限は前日比170円高の2万2740円。
前日のシカゴコーンはマチマチの動きを見せたが、東京トウモロコシの期先は夜間立会で2万2890円まで上がる動きとなった。日中立会はシカゴコーンは反発となっていたが為替は円高の動きとなり東京トウモロコシは9時過ぎに2万2700円まで下がる動きを見せた。その後はシカゴコーンの上げ幅の拡大などで2万2780円まで上がる動きを見せたが薄商いの中、狭いレンジ内の動きとなった。シカゴは本日は反発する動きとなっているが、週末要因でのポジション調整と見たい。まだエタノール需要の減少懸念は続き、シカゴコーンの軟調地合いは変わらずと見たい。東京も戻り局面は売り場になると想定したい。

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